逆転無罪の男性、虚偽告訴容疑で女性を刑事告訴 (06/29 06:52) 【中標津】強制わいせつ未遂罪に問われ、昨年10月に札幌高裁で逆転無罪が言い渡された根室管内中標津町の自営電気工事業谷内保男さん(46)が、被害を訴えた女性(23)を虚偽告訴容疑で中標津署に刑事告訴していたことが28日、明らかになった。 谷内さんは2008年7月、電気温水器の修理に訪れた女性宅で無理やり女性にキスしようとしたとして逮捕された。 昨年4月の釧路地裁判決は女性の証言を全面的に認め有罪だったが、札幌高裁は「女性の供述の信用性に重大な疑問がある」と無罪を言い渡し、札幌高検は上告を断念し無罪が確定した。 谷内さんは「無罪ではなく、そういう事実がない『無実』を証明したい」と、告訴状を提出した。中標津署は「捜査している。コメントする立場にない」としている。 一方、女性は北海道新聞の取材に「こちらは被害者で、とても傷つ