各社から発売されて話題となっている「ウェアラブルネックスピーカー」。U字状の形で文字どおり首にかけ使用することで、パーソナルな音空間を実現する。ルール化されているわけではないが、送り出し側機器との接続はワイヤレス、用途はテレビ視聴が基本だ。テレビで映画を見るときは大音量がいいけれど隣近所の迷惑になるのは困る、長時間ヘッドホン/イヤホンを装着すると疲れてしまう、ソファで寝そべりながら見るなど自由な姿勢で楽しみたい……そんな消費者の願望がバランスよく満たされる、スピーカーとヘッドホンの間隙を突くような新しい製品ジャンルだ。 シャープがウェアラブルネックスピーカー参入第1弾として投入した「AQUOS サウンドパートナー AN-SS1」は、まさにその路線のど真ん中を行きつつもシャープらしい“ヒネり"がある製品。約88gの軽量設計、連続音楽再生は約14時間(JEITA規格では約8時間)というスタミナ