====前回までのうらすじ==== 悪い魔術師の呪いによって、わが姫様は僕の金玉袋の中に囚われてしまった。 この驚くべき事態に戦慄し縮み上がってしまった金玉を再び伸ばし、 姫様を窮屈な状態から救い出すべく、僕はサウナへとぶち込まれてしまったのであった。 ====== ここまで ====== 僕「あ、あのー。もう金玉伸びたんでサウナ出たいんですけど……」 僕をサウナへぶち込んだ高級役人がドア越しに答える。 家臣「もうしばらくだ」 僕「は、はい…。はぁ、息苦しい。早く出たいなぁ。」 姫「それは私の台詞です」 僕「……すみません(僕のせいじゃないですけど)」 コカッ、コカッ、コカッ、コカッ、カッ。 さっきの役人とは違う軽快で気品のある足音がドアの前まで来て止まった。 ??「…ーネはこの中か」 家臣「はっ、しかし王女殿下、ただいま使用人は金玉丸出しでありまして」 ??「構わん!私のフィリーネが囚わ