ある風俗嬢に恋した。 もちろん顔がタイプなのもある。 また話を聞いていて、一般的にひどい境遇なのに夢を持ってがんばっているところにも惹かれた。 その子は上京したてで、まだ新人さんだった。 職業柄、おじさんが多いらしく、若いぼくと気がよくあった。 ぼくはなにも手を出さずに、必死にアプローチした。 自分のなかでは手応えがあり、かなりいい感じになった。 ギュッとするとすごいギュッとしてくるし、そっぽむくと抱きついてきた。 ぼくがドキドキするというと、そんなんゆわれたらこっちもドキドキすると言われた。 一回実際に遊ぼうということになった。 しかし、携帯が壊れてしまった、携帯ショップにいった話を語られた。 なかなかリアリティがあったので、その場は信じた。 電話番号を聞かれた。それにかけてくるという。 ぼくは教えたが、不安になって聞いてみた。 ほんとに連絡くれるのかと、 彼女は自分から聞いたんだから絶