彼女が雪見だいふくを選んで「やっぱり定番だよね」って言うから「いいよね。そうだね」って答えて、2人で一緒なもの食べるのっていいよなーって思ってたら「増田くんはどれにする?」って聞かれて「あ、ああ、えーと…じゃ、パピコ」って一縷の望みをかけて選んだんだけど、家に戻って食べることになっても2人でそれぞれの片方を交換することなく終わった。 結婚できるのかな、俺たち。
言いたいことはタイトルで言い切ってしまったので、以下は蛇足である。 5/8で新型コロナが5類感染症に移行となる。時を同じくしてWHOの緊急事態宣言も終了となり、世界的に猛威を振るったパンデミックもひとまずは収束と言えると思う。 自分なりにこの3年を振り返ってみて、楽しかったと思えるファクターはいくつかある。 日常が突如として非日常になる感覚台風だの大雪だのに不謹慎なワクワク感を覚える人はそれなりにいると思うが、まさにそれの最上級。世界的なパンデミックという、一生に一度遭遇できるかどうかの非日常イベント。 何気ない国際ニュースのひとつとして武漢の新型肺炎(当時は肺炎がフォーカスされていた)が報道されたのが19年の12月末だったと思うが、年の瀬の賑やかさに紛れて不穏なニュースがカットインされる、まさにスリラー映画やSF漫画の導入にありそうなシークエンス。 年を越して2020年、武漢の状況が悪化
25の頃に付き合い始めた初彼女が大好きなんだけど、やっぱりこいつ憎いわ。とにかく憎い。 10代後半から20代前半の1番良いところを他の男に食い散らかされて、その後始末を俺にさせるつもりのこいつが憎い。 生クリームもいちごも、中に挟まれたいちごも、ホールケーキの美味しいところが全て食い散らかされて、ぐちゃぐちゃになった所を一口食べたばっかりに俺が全額を払うことになる。 たしかに、残骸だとしても女というケーキの味は最高だった。でもそれは本物じゃ無いんだよな。あーくそ。憎らしいわ。 「結婚したらさ!」じゃねえよ。将来の話をお前が主導するな。その権利があるのはこれから責任もってお前という残骸の後始末をする俺の権利だ。 いや、俺が本当に憎くて憎くてしょうがないのは魅力のない男である俺自身なんだよな。 お見合い結婚した非モテの両親から生まれてきたせいで、美味しいところを美味しい時期に食べる権利がなかっ
嫁の家は貧乏くさく、その行動を観察してると、これは勉強もできない頭の出来も悪くなるだろうな、と思う。 嫁だけでなく、嫁の実家も同じ。 まず、1円も無駄にしたくないからとセール品を求めて複数のスーパーを車で渡り歩く。 そのガソリン代が逆に無駄だと思うのだが。 何より時間の無駄だ。 嫁は田舎特有の「家事・育児は女の仕事」という価値観で、口を出されるのは嫌らしい。 安い品を求めてチラシをくまなく探し、クーポンを目ざとく探す。 それに何時間かけても、得られる割引は何十円とか数百円(200円とか300円とか)程度。 嫁も働いているので世帯収入は正直良いほうだと思うが、コスパ、タイパという概念がない。 とにかく、細かいことに拘る。 それも、どうでもいいことに拘る。 加えて、執拗。 嫁はほんとそんな感じ。 そりゃあ、勉強する時間もない。 部屋には本が一冊もない。 嫁はテレビはお笑いしか見ない。 「この番
来客がキッチンシンクを皿用スポンジで洗いやがった、清潔観念がおかしいもう絶縁だとか、旦那がそれやりやがった、もう離婚考えているとか、シンクをスポンジで洗う事で発生するトラブルは多い。 これは畢竟、ケガレの観念の問題だ。シンクは下(シモ)の範疇になっているのである。 実は日本人のこのシンク=シモの感覚というのは20~30年前に定着したもので結構新しい。それまではシンクは上(カミ)の範疇であり、1990~2000年頃はこれらが混じり合った状態だった。また、調理の現場ではまだシンク=カミだ。 ところで古い国鉄時代の特急などでレバーやボタンを放すと即座に水が止まってしまって手が洗えない洗面台に困惑した事はないだろうか? 実はこの二つは密接な関係があるのである。ちょいと説明する。 シンクは水を溜めて使うものだったシンクというのは元の意は「溜め」だ。水を溜めて使うのがシンク。これとは別に「流し」もあっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く