先週の土曜日のことです。夜九時半ごろ、駒場東大前駅のホームでいかにもホームレスらしき風体をした老婆に金を貸しました。まずはそのいきさつから説明します。 僕がホームに立っていると、いきなりベンチに座っている老婆から「あなた東大生?」と聞かれました。「うん」と答えると、「私に千円貸してちょうだい」と云ってきました。どうせ返せないだろう、と思って「どうやって返す気なんや」とたずねると、私の身分証の番号と住所を控えてくれ、と云ってきます。家があるのかと聞くと、「ある」と老婆は答えました。どこにあるのか、と聞くと「USAエアフォース」と英語で答えます。老婆の言葉には、不自然に英語が混じっていました。 老婆の外見はピンクのフリースを着て、半ズボンにサンダルを履いていました。大きなビニール袋を三つ持ち、そこには荷物がたくさん入っていました。髪の毛はずいぶん薄くなっていて、ボサボサです。顔は日焼けで茶色く
ある食べ物が「○○入り」を謳っていると、その価値が上がる場合がある。「カニ入り!」などがよい例だろうか。 他にもいくつかあるだろうが、個人的についグッと来てしまうのが栗だ。ただのまんじゅうにはあまり興味がなくても、栗まんじゅうと聞くと「おっ、栗まんじゅうか」となる。 そういう栗の魅力を知ってか、世の中には栗を訴えた商品が多く出回っている。「栗」を冠されたことで急に光を放ちはじめるお菓子たち。 だがしかし、本当にそれを信じていいのだろうか。 発端はおみやげでもらった栗せんべいだった。栗に翻弄される男の姿をご覧ください。 (小野法師丸) ●こんなにクリクリしてるのに イガイガに包まれたかわいらしい形の木の実、栗。たたずまいの面でも純粋に味のよさでも、多くの人の心の中で価値ある木の実として位置づいていると思う。 そんな愛らしい栗に疑念が湧いたきっかけは、知人から温泉旅行のおみやげとしてもらったお
Nちゃん。 お姉さんは会社を辞めて実家を出て独り暮らしを始めて環境の変化にバタバタしたり慣れないことだらけで戸惑いながらも、なんとか元気に暮らしています。 会社を退職する時に皆に花束を贈られて私は泣いてしまって、あなたも泣いていて、お姉さんは何でこんな去りがたい想いをしてまでも自分は実家を出るんだろうと思いました。 私が何故実家のある田舎を出て親に大反対されながらも京都に戻ろうとしたのか。その理由を今までちゃんと話したことはなかったですよね。毎日会社で会っていたにも関わらず真面目にゆっくりと話をしたことはなかったような気がします。 その理由を少し長くなりますが、あなたに伝えようと思います。何故そうするのか自分でも実はよくわかりません。別にわざわざこんな話をする必要もないのかも知れない。でも何となく私はあなたにこの話を話さなければならないと思ったのです。もしかしたら、それは私があなたにAVを
今年の六月に急逝したAV女優・林由美香について書き残しておく。 それにしても気がついてみればこのコラムでは死んでいった者達のことばかり書いている。金子正次と菊地健二に始まり、リチャード・マニュエルにリック・ダンコ。死んだウチの親父にネコのぎじゅ太、そして奥山貴宏。『追想特急〜lostbound express』というタイトルが知らず知らずにそうさせているのだろうか? 死人に口なしという言葉を持ち出すまでもなく、亡くなった人に対してものを書くのはデリケートな行為だ。いたずらにセンチメンタルになってはいけないし、そもそも我々は自分という小さな鏡に映った相手しか描くことが出来ない。しかし出来る限りの尊敬を持ってすれば、文章は遠くへ行った人達のために何かを成せる行為でもある。当たり前の話だが、写真家は死者の肖像を撮ることは出来ない。そして、亡くなった人達だけが我々に教えてくれることが確実に、ある。
「shikeiteisi.pdf」をダウンロード 今日は、日弁連の主催する「死刑執行停止に関する全国公聴会」の第4弾、大阪公聴会が開かれました。 これは、日弁連が「死刑執行停止法」の制定を求めるためのキャンペーン企画です。 大阪公聴会は、テーマを「いま一度、死刑を考える~あなたが裁判員になる前に」としました。 3年後の2009年からは、裁判員制度が始まります。 我々弁護士など法曹関係者は除外されていますが、皆さんが裁判員に当たり、「死刑判決を言い渡すかどうか」を決める場面に立ち会うかも知れないのです。 松井が小説家の高村薫さんの講演に行きたかったと残念がっていましたので、早速ですが高村さんの基調講演についてご報告しておきましょう。 高村薫さんは、最近、死刑問題でのコメントを新聞紙上によく出されています。 ほとんど外で講演することがない方のようですが、この企画には、人づてでの依頼で講演をお引
1 名前:初心者ですが・・・ 投稿日:2006/12/07(木) 07:48:05 ID:g2GDWRfk0 ?PLT ODA支出目標、日本に達成要請・国連開発計画総裁 国連開発計画(UNDP)のデルビシュ総裁は6日、都内で日本経済新聞と会見した。 日本政府に、国連が掲げる国民総所得(GNI)の0.7%を政府開発援助(ODA)として支出する目標の早期達成を求めた。総裁はデンマークやオランダなどは達成済みと指摘、「日本も十分到達できる数字だ」と述べた。 総裁は日本などの貢献で中国やインドで貧困層が減っていると評価した一方で、アフリカや南米では不十分と強調。「貧困削減のため、日本国内の歳出削減論議とは切り離して考えてほしい」とODA増額を訴えた。国連は2015年までに世界の貧困人口の半減を目指すミレニアム開発目標を定めている。 http://www.nikkei.co.jp/news
近年の産科を巡る医療崩壊によって「出産難民(お産難民)」という言葉を良く聞くようになった。ウィキペディアの定義によれば、「産科医や小児科医の減少に伴い顕在化した、病院出産を希望しながらも希望する地域に適当な出産施設がない、あるいは施設はあっても分娩予約が一杯で受け付けてもらえない妊婦の境遇を、行き場を失った難民になぞらえた言葉である」*1。同様な言葉として、「がん難民」という言葉も時に耳にする。なんとなく「癌なのに医師にかかれない人たち」を意味するように聞こえるが、実際にはだいぶ出産難民とは意味合いが違うようだ。 ■がん難民、推計68万人 民間研究機関が調査*2(東京新聞) 納得できる治療を求めて悩んでいる「がん難民」はがん患者の53%で、全国で推計約68万人に上ることが7日、民間研究機関の日本医療政策機構(代表理事・黒川清前日本学術会議会長)の分析で分かった。 がん難民は平均3カ所の医療
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