PC-8001/8801は、従来機種との互換性を保つために「建て増し」された構造となっています。これは別にPC-8801に限った話ではなく、この世代のソフトウェアはハードウェアの仕様に強く依存したもので、OSが差異を吸収するなんてことはまずなかったからです。 本体を新品で入手すると、マニュアルにはその機種の「モード」について説明があったので、当時のユーザはそれを読んで適切に設定ができました。 でも今それを知るのは大変手間がかかるでしょう。 例題1:誰かから「PC-8801FH」一式と、「PC-8801/mkII用」の「ハイドライドII」をもらった(買った)として、このソフトを動かすための設定は? 例題2:昔の雑誌に掲載されていた「PC-8001、PC-8001mkII、PC-8801、PC-8801mkII用」のプログラムを打ち込むとして、このソフトを動かすための設定は? もちろん、当時の