JR沼津駅付近の鉄道高架事業に関連し、川勝平太知事は13日の定例記者会見で、現貨物駅が移転した場合の跡地にサッカー場を建設する構想を推進する考えを明らかにした。沼津市原地区の新貨物ターミナル予定地付近へのグリーンビレッジ構想とともに、同市や地元住民と連携し策定を進める意向も示した。 サッカー場の構想は、沼津駅の西側にある現貨物駅のコンテナヤード付近に、日本フットボールリーグ(JFL)のアスルクラロ沼津の使用を想定するサッカー場を建設するアイデア。川勝知事は「JFLのチームが上部リーグに昇格する時に(現在ホームグラウンドとして使う)愛鷹広域公園多目的競技場は観客がたくさん入れない」と構想を進める理由を説明した。ただ、県の担当者は「建設主体など具体的にはまだ何も決まっていない」としている。 グリーンビレッジは新貨物ターミナル予定地周辺の未利用地を農園に活用する構想で、静岡県の12月補正予算