写真●Webサイトを狙う攻撃の現状と、WAFが検知した攻撃の統計について説明するシマンテックの安達徹也氏 シマンテックは2014年9月25日、「Webサイト攻撃の傾向と対策に関する記者説明会」を開催、Trust Services プロダクトマーケティング部の安達徹也氏が、Webサイトを狙う攻撃の現状と、その対策用に提供しているWAF(Web Application Firewall)のサービスについて解説した(写真)。 安達氏によると、Webサイト攻撃は多く、かつ増加傾向にある。これは脆弱性を抱えるWebサイトが増えているためだ。「Webサイトはバグがない状態でスタートしても、技術の進歩により新たな脆弱性が発見される。そのつど対処する必要があるが、対処が追いつかないためWebサイトの脆弱性が増えていく」(安達氏)。攻撃目的は、愉快犯から金銭目的へと移ってきているという。 安達氏は、IPAが