会計の勉強会ではありません。 派遣法の講習会でもありません。 会計 と 派遣法 の両側面から 人材派遣業の経営のヒントをつかみましょう。 [3]人材派遣業の売上原価 会計上、派遣社員は、派遣会社にとって「商品」です。 ということは、派遣社員に対する費用=給与など、は「仕入」(=「原価」)。 なのに『給与だから、人件費』ということで、一般管理費に含めて経理処理されているものを見かけることがあります。 しかも最悪なことに一般社員と分けることなく、同じ勘定科目で。 間違いということはないとも思います。 ですが、これではP/L(損益計算書)上、粗利益がわかりません。 これでは粗利益や原価の管理にも手間がかかります。 原価管理をしなければ、売上単価(=派遣料金)や派遣社員の給与額を決定・再考する際の、貴重な資料がないことになります。 売上単価(=派遣料金)も派遣社員給与も、『だいたい相場でこのくらい