shirooo105のブックマーク (239)

  • 青い鳥を待つ図書委員 - boogyman's memo

    『リズと青い鳥』の登場人物の中で、おそらく最も物怖じせず、鎧塚みぞれに正対するキャラクターは「図書委員」と名付けられた彼女だ。 心が揺れる、感情が揺れる、ポニーテールが揺れる。様々なものが「揺れる」作にあって、図書委員は下級生でありながら、職務を忠実に全うするブレないキャラクターとして描かれている。 最初の出番はAパート、リズの文庫を読み耽るみぞれに下校の時間を告げる場面。 「下校の時間でーす。すみやかに退出してくださーい」 「下校の時間でーす」 「あのー」 「カギ、しめるんですけど」 次はBパート、向日葵が咲き始める頃、文庫の返却に来たみぞれに対して、 「あの」 「返却日、一ヶ月も過ぎてるんですけど」 「他にも借りたい人がいると思うんですけど――」 「……」 「図書館はみんなのなんです(けど)」 無言を貫くみぞれを責め立てている風に見えなくもないが、内容はほとんどコメディ。パッケ

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  • 中野英明虎王伝説・総集編 - boogyman's memo

    2010年代中盤、格闘小説『餓狼伝』に登場する竹宮流の秘奥「虎王」が、何故だか(一部の)アニメを賑わせていた。仕掛け人は板垣恵介版・マンガ『餓狼伝』を愛読していたであろう演出家、中野英明。 以前、中野英明回で虎王が使用されるたびに記事を書いていたのだけど、移行に伴って消えてしまった。新たな発見もあり、その足取りをまとめ、もう一度振り返ってみたい。 ■『ベン・トー』7話 「オムっぱい弁当 752kcalとロコもっこり弁当 1100kcal」(2011) 伝説の序章は『探偵オペラ ミルキィホームズ』で目立ち始めていた頃、脚家・ふでやすかずゆきの紹介で参加したらしい板垣伸監督の半額弁当バトルアクション『ベン・トー』。《氷結の魔女》と呼ばれる槍泉仙のプール虎王は、足技が得意なキャラクターらしいアレンジで一連の流れも綺麗に決まっている。この足を振り上げたところから始まるカット割りは、『餓狼伝』22

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  • 新海誠が描いてきた雨――『天気の子』公開に寄せて - boogyman's memo

    新海誠監督の最新作『天気の子』の公開がいよいよ目前まで迫っている。 予告編を見ても明らかなように『天気の子』のテーマに「雨」が深く関係しているのは間違いない。連日降り続く雨と“100%の晴れ女”というキーワード、それが世界をどんな風に動かしていくのか、封切りが待ち遠しい。 ところで、新海誠監督は「雨」に並々ならぬ思い入れを持つひとだ。その結実した形のひとつが様々な雨によって移り変わる心情を細やかに描いてみせた『言の葉の庭』であり、「雨と新海」の極北といってもいい。 では、新海誠がいつから雨を降らせてきたのかというと、古く自主制作時代からだ。 季節は春の初めでその日は雨だった。だからの彼女の髪も僕の体も重く湿り、辺りは雨のとてもいい匂いで満ちた。 1999年公開の短編アニメーション『彼女と彼女の』はこんなモノローグで始まっている。ブレてないな、と思わせるのは、ただ雨が降っている状態を描くの

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  • 今敏監督の未完の遺作「夢みる機械」を丸山プロデューサーと平沢進が語ったインタビュー公開中

    2010年に他界したアニメ監督・今敏さんが亡くなる直前まで準備を行っていた「夢みる機械」について、制作会社マッドハウスの元取締役で今敏監督作品のプロデュースを手がけた丸山正雄さんや、「夢みる機械」の音楽担当だったアーティスト・平沢進さんへのインタビューが、イギリスのファッション文化を扱うメディア「Dazed」で公開されています。 Exploring anime legend Satoshi Kon’s unfinished final film | Dazed http://www.dazeddigital.com/film-tv/article/39222/1/exploring-anime-legend-satoshi-kons-last-unfinished-film 今敏監督は「PERFECT BLUE」「東京ゴッドファーザーズ」「千年女優」などで知られるアニメ監督で、漫画家とし

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  • 『ヒッチコックの映画術・アニメ映画の演出と演技』

    『さよならの朝に約束の花をかざろう』 http://sayoasa.jp/ 岡田麿里監督 P.A.WORKS制作の長編アニメーション映画。 ボクはコア・ディレクター/作画監督で参加しています。 2月24日より上映中。 現在 23劇場で上映中! 劇場情報(5月2日更新)をチェックしておいでくださいね。 http://sayoasa.jp/theater/ 海外でも上映がはじまります。 北米を拠点とするELEVEN ARTSさんのツイートによれば、7月20日から公開予定。 https://twitter.com/ELEVEN_ARTS/status/983819936555401216 P.A.WORKS発刊『さよならの朝に約束の花をかざろう』関連書籍も続々発売。 キャラクター原案岡田有章さんや石井百合子さんの設定画、吉田明彦さんのコンセプトデザインなど網羅した設定資料集! 美術監督東地和生さ

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  • タグ : 私たちの気付かない漫画のこと 一覧ページ|Zing!

    情報コンテンツサービス終了のお知らせ 2020年9月30日(水)をもちまして、以下コンテンツを終了いたしました。 【終了するコンテンツ】 Zing! 長らくご愛顧いただきました皆さまに感謝を申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。 トップページ - サイトマップ - お問い合わせ

  • 『リズと青い鳥』山田尚子×武田綾乃 対談 少女たちの緊迫感はいかにして描かれたか - KAI-YOU.net

    POPなポイントを3行で 京都アニメーション最新作『リズと青い鳥』 山田尚子監督と原作者・武田綾乃が語る2人の少女の物語 ラストシーンを「ねじまげなかった」監督が果たした責任 京都アニメーションの最新劇場作品であり、『映画 けいおん!』や映画『聲の形』などで知られる同社所属の山田尚子監督が手がける『リズと青い鳥』。 4月21日から公開中の作は、まるでおとぎ話のようなタイトルですが、北宇治高等学校を舞台に吹奏楽部で練習にはげむ少年少女たちの人間模様を描いた『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章』(宝島社)の劇場アニメ作品です。 山田監督といえば初監督作『けいおん!』で大きな注目を集め、『たまこラブストーリー』では「文化庁メディア芸術祭アニメーション部門」新人賞を獲得。以降も話題作を手がけ、今後が期待されるクリエイターの1人。 TVアニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズで

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  • 「リズと青い鳥」山田尚子監督「少女たちが踊っているような印象の作品に」 - エキサイトニュース

    4月21日から公開中の劇場アニメ『リズと青い鳥』。 人気作『響け!ユーフォニアム』の登場キャラクターである二人の高校生、鎧塚みぞれ(CV:種崎敦美 ※崎は立つ崎)と傘木希美(CV:東山奈央)の繊細で捉えどころのない思いや関係を描いた作品で、数々の賞を受賞した映画『聲の形』の京都アニメーション(監督:山田尚子)による最新作ということでも大きな注目を集めている。 4月21日から全国で上映中の『リズと青い鳥』。テレビシリーズ2クール分と劇場作品2が作られている『響け!ユーフォニアム』シリーズの最新作だが、シリーズ未見の人でも十分に楽しめる作品となっている エキレビ!の山田尚子監督インタビュー後編では、クライマックスのネタバレ要素にも言及しながら、約90分の編に詰め込まれたみぞれや希美、そして、監督の思いを紐解いていく。 (前編はこちら) 私個人としては、「リズ、一旦、話し合おう?」と思う ─

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  • 『けいおん!』『聲の形』の監督・山田尚子が“ユーフォニアム”シリーズ最新作で挑戦した美学「物語より世界を作りたい」 - エンタメ - ニュース

    週プレNEWS TOPニュースエンタメ『けいおん!』『聲の形』の監督・山田尚子が“ユーフォニアム”シリーズ最新作で挑戦した美学「物語より世界を作りたい」 山田尚子さんが監督を務める最新作『リズと青い鳥』 2017年に誕生から100周年を迎えた日のアニメ――。日が世界に誇る一大コンテンツのメモリアルイヤーに、週プレNEWSでは旬のアニメ業界人たちへのインタビューを通して、その未来を探るシリーズ『101年目への扉』をお届けしてきた。 第8回目は、アニメ監督の山田尚子さん(京都アニメーション所属)。『映画けいおん!』『たまこラブストーリー』など話題作の監督を務め、前作の映画『聲(こえ)の形』では第40回日アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、東京アニメアワードフェスティバル2017 アニメオブザイヤー部門グランプリを受賞した他、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭に選出されるなど国際

    『けいおん!』『聲の形』の監督・山田尚子が“ユーフォニアム”シリーズ最新作で挑戦した美学「物語より世界を作りたい」 - エンタメ - ニュース
  • 「リズと青い鳥」山田尚子監督インタビュー - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 思春期の少女たちの微妙な心の機微を描くアニメ映画「リズと青い鳥」が、日、2018年4月21日より公開がスタートした。 作は人気アニメ「響け!ユーフォニアム」に登場したオーボエ奏者・鎧塚みぞれと、フルート奏者・傘木希美という2人の少女にフォーカスを当てた作品。TVシリーズ第2期でも、重要な位置づけだった彼女たちの「その後」を、山田尚子監督をはじめアニメ映画「聲の形」メインスタッフが描き出す期待の新作だ。 この春一番の注目作を手がけた山田尚子監督に、作に込めた思いをうかがった。 ──今回、鎧塚みぞれと傘木希美の2人の物語を、劇場用作品としてふくらませることになったのはどういった経緯からでしょうか。 山田尚子(以下、山田) まず「響け!

    「リズと青い鳥」山田尚子監督インタビュー - アキバ総研
  • 「あしたのジョーは俺たちが生きた証し」アニメ生みの親が語る

    【読売新聞】 日のマンガとアニメーション史に 燦然 ( さんぜん ) と輝く傑作の魅力を見つめ直す「連載開始50周年記念 あしたのジョー展」(28日~5月6日・東京ソラマチ、主催=講談社、トムス・エンタテインメント、読売新聞社)。

    「あしたのジョーは俺たちが生きた証し」アニメ生みの親が語る
  • 【リズと青い鳥 特集】監督・山田尚子が明かす「言葉にすると壊れてしまう」思春期女子の繊細な友情|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS

    インタビュー 2018/4/19 16:15 【リズと青い鳥 特集】監督・山田尚子が明かす「言葉にすると壊れてしまう」思春期女子の繊細な友情 第40回日アカデミー賞優秀アニメーション賞などを受賞した映画『聲の形』(16)の京都アニメーション制作で、同作のスタッフが再結集した『リズと青い鳥』(4月21日公開)。作の監督である山田尚子にキャラクターの印象や演出方法について語ってもらった。 「けいおん!」や『たまこラブストーリー』(14)を手がけた山田尚子が監督を務める『リズと青い鳥』[c]武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会 映画的なみぞれと希美の関係性 作は吹奏楽部に所属する高校生たちの姿を描いた小説が原作で、TVシリーズや劇場版がそれぞれ2度制作された「響け!ユーフォニアム」の流れをくむ完全新作だ。 「初めて原作を読んだ時、メインのお話と作の主人公であるみぞれと希美の物語がきれい

    【リズと青い鳥 特集】監督・山田尚子が明かす「言葉にすると壊れてしまう」思春期女子の繊細な友情|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
  • TVアニメ『スロウスタート』橋本裕之監督インタビュー【連載】 | アニメイトタイムズ

    2018年1月よりTOKYO MXほかにて放送中のTVアニメ『スロウスタート』(原作:篤見唯子/「まんがタイムきらら」にて連載中)。アニメイトタイムズでは公式サイトと連動して、メインキャストのみなさんやスタッフの方々を対象にした連載企画「animate Times Presents スロウスタート リレーインタビュー」のロング版を掲載しています。その第6回目に登場いただくのは、橋裕之監督です。企画の立ち上げから学生時代のエピソードまで、幅広くお話を伺いました。 スタッフの愛情が生み出したクオリティ ――まずは企画がスタートした経緯について教えてください。 橋裕之監督(以下、橋):アニプレックスのプロデューサーから、「橋さんが気に入った原作をアニメ化したい」と声をかけてもらったことがきっかけです。それでまずは、マンガやライトノベルを大量に送ってもらって読むところからはじめました。その

    TVアニメ『スロウスタート』橋本裕之監督インタビュー【連載】 | アニメイトタイムズ
  • 温泉中也研究所 (年末Fate特番良き!!)

  • テレビアニメの冒険 辻真先 - 日本経済新聞

    マスコミが話題にする劇場アニメと違って、毎日毎夜の日常に埋没してゆくテレビアニメはとかく看過されやすいが、毎週60を越えるペースで量産されるジャンルなのだ。決して無視していい媒体ではない。「レクリエイターズ」は、そんな膨大なテレビアニメの中の一で、今年4月から9月まで全22話をもって完結した。「鉄腕アトム」から半世紀あまりアニメ脚に従事した者として、「レクリエイターズ」全話を観了したとき、

    テレビアニメの冒険 辻真先 - 日本経済新聞
  • WEBアニメスタイル | 板垣伸のいきあたりバッタリ!第241回 『ベン・トー』の話(4)

    第241回 『ベン・トー』の話(4) 槍水仙は何を想い、誰を待つのか? これが板垣の提示した『ベン・トー』EDアニメーションのコンセプトであり、最初に原作読んだ際描きたいと思った事のひとつでした。だいぶ以前、とあるアニメ誌の取材を受けた際、記者さんから「板垣監督作品は、ファミリー感という一貫性がありますね」と言われたんですが、まあ俺程度に対して、どこかの作家さんみたいに「××監督作品」などとカテゴライズしてくださったのはインタビューを弾ませるための方便だという事は十分承知した上で、「ファミリー感」ってキーワードは思いあたるフシがあります。それは原作がマンガだろうがゲームだろうが、はたまたオリジナル作品だろうが、キャラとキャラが触れ合い語り合う以上、自分が扱いたいテーマが「仲間」にあるからです。自分の言う仲間とは、「いつも一緒、どこに行くのも一緒、何するのも一緒。皆一緒にドデカい事を成し遂げ

  • 第48回 『超時空要塞マクロス』の石黒昇監督、ご逝去を悼む: バンダイチャンネルからのお知らせ

    アニメ監督・演出家で制作会社アートランド会長の石黒昇さんが2012年3月20日、病院で亡くなりました。享年73歳です。 代表作は『宇宙戦艦ヤマト』、『鉄腕アトム(1980年版)』、『超時空要塞マクロス』、『メガゾーン23』、『銀河英雄伝説』、『タイタニア』と、いずれも心に残る名作ぞろいです。 氷川にとっても石黒さんは、アニメの世界をより深く好きになるきっかけとなった恩人でした。まだ高校生のころの1974年末、練馬区の桜台にあった『ヤマト』の制作現場に出向き、演出ルームで初めてお会いしたときの人なつこい笑顔はいまでも心に強く焼きついています。 特に自分的に衝撃だったのが、「エフェクトアニメーション」という分野の紹介でした。もともと石黒さんが「アニメーションをやりたい」と思ったのは、ディズニー長編『眠れる森の美女』だったと言います。そのディズニーには伝統的に「エフェクトアニメーション」というク

    第48回 『超時空要塞マクロス』の石黒昇監督、ご逝去を悼む: バンダイチャンネルからのお知らせ
  • 「Re:CREATORS」あおきえい監督インタビュー - アキバ総研

    コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。またコンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 異世界からやってきたさまざまな劇中劇キャラクターが現実世界を救う物語「Re:CREATORS(レクリエイターズ)」。最終回を送り出したあおきえい監督に話を聞くと、自身のクリエイターとしての姿勢や、作り手と受け取り手の関係を描くうえでの覚悟など、作のテーマならではの創作者としての思いを包み隠さず語ってくれた。文を読んでから改めて作品をご覧になると、キャラクターそれぞれに重ねた思いがより伝わってくることだろう。 メタフィクションではなく、シミュレーションとして描く ── 最初に「Re:CREATORS」の企画があおき監督の元に届いて広江先生の原案をお読みになった際に、非常に興味を持たれたそうですが、具体的にどんなところが興味を誘いました

    「Re:CREATORS」あおきえい監督インタビュー - アキバ総研
  • 私とアニメアール

    コンテンツ �@誕生からボトムズまで �A80年代(黄金期) �B80年代後半以降 �C現在 �D最後に �Eリンク 所属者 谷口守泰 加瀬政広 吉田徹 津熊健徳 中澤勇一 志村泉 中尚子 原田大基 光田亮史 海堂浩幸(海堂ひろゆき) 小松温 能地靖 塩田学 中村吉宏 高橋紀子 細川ちよ(細川智代) 元在籍 1スタ(谷口班) 毛利和昭  貴志夫美子(吉田夫美子) 河村佳江 柳沢まさひで 糸島雅彦 沖浦啓之 逢坂浩司(故人) 小森高博 浜川修二郎(Shuzilow.HA) 佐々木一浩(佐々木かづひろ) 小川瑞恵(小川みずえ) 山田香(逢坂香) 福江光恵 寺田浩之 井上哲 野中幸(野中みゆき) 吉拓二 松坂定俊 河野利幸 木村貴宏 2スタ(村中班) 村中博美 山佐和子 黄瀬和哉 大島康弘 中島美子

  • WEBアニメスタイル | animator interview 橋本敬史(3)

    animator interview 橋敬史(3)代表作になるはずだった『YAMATO 2520』 小黒 例えば映画の『SILENT MOBIUS(THE MOTION PICTURE)』2作などで、ここだというシーンはあります? 橋 1作目は冒頭ですね。カット1から20カットぐらいやったんですかね。バーンと撃たれて、爆縮するところとか。『2』は作監で、原画はやってなかったような気がする。 小黒 あ、そうなんですか。立ち位置としては、やっぱりメカ作監なんですか。 橋 そうですね。中村プロを辞めてAICに来た村木靖君が、やっぱりメカが得意だったんですよ。だからメカ主体のところ──例えばスピナーとかは彼がやってくれて、私はどちらかというとモンスターとエフェクトのほうを。当時、ファンタジアで『MADARA』をやっていたりしたので。 小黒 モンスターって、わりとニョロニョロ動く感じの。 橋