2010年02月11日 21:25 カテゴリ小説家への道 小説の書き方に、人生を学ぶ Posted by fukuidayo No Trackbacks Tweet 深くておいしい小説の書き方―ワセダ大学小説教室 (集英社文庫) 著者:三田 誠広 販売元:集英社 発売日:2000-04 おすすめ度: クチコミを見る 僕は今、文学賞に応募するための短編小説を執筆しているのだけれど、原稿用紙70枚ぐらい書いたところで、限界のようなものを感じ始めた。ようは「面白くない」と思い始めたのだ。ある程度までは一気にかけたし、ショート・ショートであれば良いのかもしれないが、小説のわりには深みがない。 そこで、あらためて小説というものを基礎から勉強し直そうと思って買ったのが本書だ。この本は、正直いって凄い。芥川賞作家の三田誠広氏が早稲田大学で小説の書き方講座を持たれた時の講義録なのだが、さすが文学の早稲田と