(昨日からの続きです) 翁長氏陣営が「沖縄差別」の根拠数字として掲げる「74%」は、実態にそぐわないことを見てきました。 ではもうひとつの数字に、ご存じのように、「22%」という数字もあります。これは日米共用も含めた負担割合の数字です。 これは沖縄県も知っています。 ●「沖縄の米軍及び自衛隊基地(統計資料集)平成26年3月/沖縄県」 (オ)米軍施設・区域の全国比 ・全国の米 軍 施 設 ・ 区 域 :132施設 1,027,153千㎡ ・本土の米 軍 施 設 ・ 区 域 :99施設 795,393千㎡ ・沖縄の米 軍 施 設 ・ 区 域 :33施設 231,761千㎡ ・全国に占める本県の比 率 : 25.0% 22.6% では、こちらこそが「正しい」のでしょうか?私はそうも思いません。 というのは、こちらの日米共用の数字もまた、<面積による比較>という呪縛から自由ではないからです