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買ってよかったもの
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・自信を失うと、引きこもるか、攻撃性が強くなるかになってしまいがちで、事実ここ数年、引きこもりもいじめも増加傾向にあります。 ・自信とは、記憶に基づいたイメージなのです。 ・自信が「ある」とは、自己イメージが、課題のイメージより大きい状態です。 ・生き方の信念は、これまで信じていた自分の性格や能力、つぎ込んできた時間とエネルギー、体験から積み上がっています。これらが否定されるのは、生きている積み上げ自体を否定されるということにもなるので、大きな第2の自信低下につながりやすいのです。 ・現代日本人が悩む自信低下も、新たな価値観を提示することで、改善が期待できます。 ・原始人に必要なのは、理屈ではなく、目に見える具体的な経験です。実際に自分で体験しないと、我々は本当に納得して行動しません。 ・信頼されるためのポイントは「がんばったかどうか」です。大変で地道な作業を、手を抜かずしっかりやれたかが
・結論は、「人はストレスだけでは死なない」ということでした。ストレスを受け、さらに「ストレスは健康に悪い」と考えていると、死亡のリスクが高まるのです。 ・物事についてどう考えるかによって、その物事から受ける影響は変化する。 ・患者にプラセボ効果のトリックの仕組みを説明し、あえて引っかかってもらった場合でも、プラセボ効果の威力は減らないどころか、かえって高まります。 ・ストレスを感じた時、私たちの体内ではコルチゾールとアドレナリンが分泌されます。それは「ストレス反応」と呼ばれる生物学的変化の一部で、ストレスの多い状況に対処するのに役立ちます。 ・トラウマ経験をした時に、体に強いストレス反応が起こった場合の方が、長期的な回復につながる可能性が高いことがわかりました。実際、PTSDの予防や治療に、現在最も効果が期待されている方法のひとつは、ストレスホルモンの投与です。 ・ストレスの少ない生活を送
・ゆるキャラは八百万の神のように、全国にどっさりいる。 ・人はよくわからないものに対して、すぐに「つまらない」と反応しがちです。しかしそれでは「普通」じゃないですか。 ・ブームというのは、この「勝手に独自の意見を言い出す人」が増えたときに生まれるものなのです。 ・調査の結果、昭和の頃のゴムヘビのゴムには、フタル酸という人体に悪影響がある物質を使っていたことがわかりました。思わぬ「毒ヘビ」だったわけです。 ・趣味は突き詰めなければ意味がありません。対照そのものが好きだからぐらいでは困るのです。すべて「そのまま」では何も生み出すことはできません。 ・ある程度の年齢になって、ある程度の仕事をしてきて、ある程度の知名度を得ると、現役から評論家へと立場が変わってきます。 ・電子辞書が普及したことの弊害に、「隣の文字を調べない」ということがあります。しかしその無駄な作業が、逆に知識を豊かにしてくれたも
・進歩と富は公平に分配されるわけではない。一部の人間は儲けるだろう。ごく一部の人は途方もなく儲けるだろう。だが多くはかやの外に置かれる。 ・ギャーギャー騒いだものだった。化学薬品工場から放たれるにおいがきつかったからだ。母は、ふつうに呼吸をし、静かに言った。「これはお金のにおいなのよ」。母は強烈なそのにおいと雇用を結びつけ、さらにはそこで働く人が父の客になるかもしれないことを重ね合わせていた。 ・農耕社会には土地が、産業化時代には鉄が、最も重要な原材料であったように、情報化時代においてはデータが原材料だ。 ・20世紀の政治体制と市場を大きく二分したのは、左か右かだった。21世紀の基準は政治的・経済的に開いているか、閉じているかだ。 ・ロボットの運転するロボットカーの方が人の運転する車よりも安全だといえるのには、はっきりした理由がある。自動車事故の主な原因とされる4つのD――脇見(ディストラ
・フーリエ解析は、もとは熱方程式を解くために考えだされたものです。音声や画像の処理に役立ったのは、いわば想定外のことでした。 ・カメラで写真を撮るときに重要なのは、絞りとシャッタースピードです。絞りは大雑把にいえばピントの調整、シャッタースピードはブレの調整を行なうものです。 ・絞りを開けるとピントの合う範囲が狭くなり、全体がぼやけ、逆に絞れば、ピントの合う範囲が広くなります。 ・当然ながら、数学を教わるときには「数学ができる人=先生」に教わることになります。しかし、もともと数学ができる人は、苦手な人が数学を苦手とする理由を想像できないことが多いという、「教育のパラドックス」が生じています。 ・数学者のエピソードは、数学に親しみを持たせるものではなく、あくまで「数学者」に親しみを持たせるためのもの。実際のところ、数学者を知ったからといって、「それでは、さっそく、その数学者が成し遂げた業績に
・携帯電話の普及など、この国のうんざりするほど長い「やることリスト」の最後の項目としか思えなかった。にもかかわらず、モバイル機器をあちこちで目にしたのだ。イラク人は、日常生活の待ったなしの問題を差し置いてでも、「技術」を優先したのである。 ・優れた音声認識ソフトウェアも、日常生活を大きく変えるだろう。音声書き出しが主流になれば、「書き言葉」も変わるかもしれない。やがて私たちは段落の形で話すようになるのだろうか。それとも書き言葉が話し言葉のパターンに似るのだろうか。 ・途上国に暮らす人たちでも、基本的なコネクティビティと仮想世界へのアクセスさえあれば、オンライン資源を活用して、生活の質を高めることができる。 ・匿名でいることの真の代償は、「疎外されること」だろう。どんなに魅力的なコンテンツでも、匿名のプロフィールと紐付けされていれば、検索結果のランキングが低くなりすぎて、視界に入らなくなる。
・ロースクールに入った学生がよく失敗するのは、「考えること」と「探し出すこと」を勘違いしてしまうことである。 ・他人が考えた答えを探すのは「考える」ではない。それは単なる調査、リサーチである。 ・普段から自分の頭で考えないでいると、人の指示に従ったり、集団についていったりするしかないだろう。 ・おすすめしたいのは、「キャッチコピーを考えること」だ。キャッチコピーを考えるには、本質がわかっていなければならない。コピーを考えるのは本質に近づく行為そのものである。 ・「具体的」な経験から「抽象的」な法則やルールが抽出できないと、同じ失敗をくり返すことになる。 ・考える力が弱い人には、抽象化が苦手だという人が多い。具体的な出来事は「あれもあります」「これもあります」とたくさんあげられるのに、「だから何なのだ」という結論が言えない。リサーチは得意だが、そこから自分の見方や考えや答えを作り出すのが苦手
・大学教授を務めたり、建築系のメディアでもてはやされたり、設計した建物が建築賞を受賞したりして、その名が広く知られた人はおおむね「建築家」を自称しているようです。 ・建築の専門家たちは「建物そのもの」しか見ていません。それゆえ、緑化型の案をエコロジーという面だけで評価して、虫の管理をどうするかなど思いもよらないわけです。 ・実際にその駅舎がつくられると、たちまち苦情が寄せられました。建物をガラス張りにしたことで、夏はビニールハウスのような暑さで駅舎全体が苦しめられたのです。 ・さらに、駅舎内の証明がガラスを通して外部に漏れることで、夜の明かりに吸い寄せられる羽虫と、それを捕えんとする蜘蛛の巣がガラス面を覆い尽し、見るも無残な光景が展開されました。 ・日本を含むWTO加盟国は、一定額以上の規模の公共施設の設計案を国内だけで募集してはいけないという取り決めをしています。 ・「国立の競技場なのだ
・1の2乗、2の2乗、3の2乗、4の2乗……と、数字を2乗しながら並べていくと、個々の数字が人生の重要な節目と不思議なくらい重なってきます。 ・人間の場合は11の2乗=121歳がテロメアの限界と考えられ、この先いくら医学が進歩しようが12の2乗=144歳、13の2乗=169歳……と無限に長生きしていけることにはなりません。 ・皆さんは、病院や医者や薬が病気を治してくれると思っているでしょうが、それは違います。入院の目的は不摂生から切り離すことです。 ・わざわざ入院しなくても、お寺にこもっているだけで、体は治癒されるわけです。 ・「摂生」を義務と思えば重荷になりますが、身を慎むことを趣味として楽しみながら、若く美しく健やかに人生を送る。 ・動物は、わざわざ食べ物に塩をかけたりすることはないのです。なぜなら、そうした肉や野菜の中に、もともと塩分が含まれているからです。 ・本当においしいものを食
・最初の勢いに反比例して、気持ちが冷めたときの嫌悪感は倍増します。 ・ホームセンターは大きな売り場にたくさんの品物が並んでいます。これは、自分でしっかり選べる人にとっては最高にいいことなんです。しかし、自分に必要な物がわかっていない人、自分で欲しい物を探せない人、自分で品物がよいか悪いか判断できない人は危険です。 ・プロが素人より優れているのは、イメージできる力と予測できる力です。 ・写真を見たらその写真のまま、景色をみたらその景色のままなんです。それを自分の場合に当てはめてイメージをふくらますことができません。ですから、きれいに撮られた写真やプロの作った庭は、素人が自分でガーデニングをしようと思ったときに、あまり参考にならないのです。 ・「したいこととしたくないこと」をハッキリさせましょう。最初に、したくないことがハッキリしたら、今度はそこから、したいこと、自分でもできそうなことを導きま
・コストコが商品に乗せているマージンは平均14パーセントである。我が国の一般的なスーパーのマージンが25パーセント前後であることを踏まえると、相対的に安いのは明らかである。この14パーセントのマージンはほとんど店舗運営費に充当される。では何で利益を出しているかといえば、年会費である。これがすべてコストコにとっての利益になる。 ・エリートとは、既存の枠組みの中で成功した人である。だから非常識な考え方を嫌う傾向にある。非常識な考え方が主流になると、拠って立つ基盤が崩れてしまうから。 ・スーパーでも百貨店でも、お客のタンスには洋服があふれているのに、何か理由をつけてセールをし、不要なものを安いというだけで買わせる。 ・明確な目的もなく「キャリアアップ」という漠然とした目的で、一流とは呼べない大学や、設立されて間もない社会人大学院でのMBAを取るのは、私にはメリットが見出せない。 ・既に結果がわか
・天才は才能があるからひらめくのではなく、たくさん考えているからひらめくんです。 ・82歳で52169人、83歳で48550人になり半数を切ります。実は「半数の人が亡くなるのは、82歳から83歳の間」ということのようです。 ・女性の半数が亡くなるのは、89歳から90歳の間」ということになります。 ・意外なことに、男女どちらを見ても、「平均寿命より先に亡くなるのは、半数よりも少ない」のです。平均寿命では、約6割の人が存命です。 ・割合を把握するためには計算は必須であり、なんとなくの直感だけでは掴み切れないものなのです。 ・こうしたややこしい割合を、さらにややこしくしたものが確率です。 ・普通は、原因から結果を推定するわけですが、ベイズの定理では、逆に、結果から原因を推定するのです。 ・大正時代の日本は今より人口が少なく、5600万人しかいなかったようです。 ・「両対数グラフが直線になる」法則
・行動パターンが変わればあなたの行動が変わり、それは運命好転にもつながってくるのである。 ・「先に延ばしたい」と思ったら、今すぐに「やってみる」ことが重要なのである。 ・私たちは自己正当化の達人である。自分の「考え」がいかに正しいかを証明しようとし始める。なぜ今すぐにやらないのかという「理由」を並べたてるのである。しかし、もしあなたが運命を好転させていこうと考えたなら、その「考え」中心のパターンは即廃止し、「行動」中心に変えていこうではないか。イヤだな、先に延ばしたいなと思ったらすぐに「やる」ことをお勧めしたい。 ・金持ちかそうでないかは「どれだけ多くの人に貢献したか、喜ばせたか、幸福にしたか」によって決まる。 ・目標管理というのは、あなた自身の人生目標を、必ず一日の中で確認する時を持つということだ。あなたの人生目標に直接結びつくことに必ず時間をさくのである。 ・トップに必要なのは何を知っ
・「ふせんを使って英語の習得!」の方法は、家中のモノを英訳して、ふせんに書いて現物に貼ってしまうこと。 ・ふせんに書かれた情報の素晴らしさは、そこに書かれた内容が頭の中やケータイのメモリーに保存されているのではなく、いつも見えていることです。 ・ボードに「やりたいこと」「今日やる・今週やる・近々やる」「買い物リスト」「観たい映画」などのタイトルを、それぞれの下にふせんが貼れるスペースを開けて貼ります。次に書きだした「やりたいこと」を「今日・今週・近い内」の欄へと移動します。 ・会社の備品に名前を付けると、愛着がわき、大切に扱えます。 ・ふせんは、同じ場所にいる人に異なる時間にメッセージを伝えることのできる唯一の道具だったのです。
・学校の授業は、進み方がノロ過ぎます。学校で1時間かける内容は、参考書を読んで独習すれば、5分か10分くらいですみます。参考書で独習しましょう。 ・ベッドに横になって勉強するには避けた方が無難です。ベッドで横になっていると、条件反射で眠くなるおそれがあります。これでは、「勉強を始めると眠くなる」という習慣を自らつけてしまいかねないからです。 ・知識が豊富になれば、以前には覚えられなかったものも、楽に覚えられるようになります。知識が増えると、記憶の関連付けが容易になるためです。 ・本を読む場合は、その本が薄かろうと厚かろうと、まず、1日で全部読み終えてしまいましょう。ゆっくり読みたい部分があったら、一度読み終えたあとで、戻ってゆっくり読むようにすればいいのです。 ・日本人が我慢強いので──というよりも、我慢することに美しさを感じる人が多いので──この意識は勉強に利用できます。我慢している自分
・精神科医という立場は、まことに便利である。心の闇を知り、精神の歪に精通している専門家──そのような世間一般の錯覚を利用して、社会評論にも文学にも美術にも哲学にも思想にも、それぞれのフィールドでちゃんと末席を用意してもらえる。コメントを求められ、原稿を求められる。粗略に扱われることはない。 ・そもそも処方内容はシンプルを以てベストとする。そうでないと、何がどのように効いているのか分からない。それに、薬とはそもそも毒物なのである。ならば、なるべく少量単剤で治療を行うのが原則となるのは当然だろう。 ・訴える症状それぞれに別な薬を出して長大な処方箋を書く医師。 ・彼はあらゆる意味で客観的に正しく見えそうな方法、権威付けをされている方策を選択したがる。すると迷いが生じない。力漲る頼もしい医師像が出現することになる。大いなる凡庸は、大いなる安心につながるのである。 ・処方内容を見ると、とんでもない薬
・「バカ」は、ファスト思考しかできない人のことです。それに対して賢い人は、訓練によってスローな思考が身についています。 ・直感は「遅い思考」が苦手な人たちに、「自分が正しいと感じたことだけが正しい」と告げるのです。 ・自由と私的所有権が一対のものだからこそ、詩的所有権を否定したマルクス主義は「自由の敵」とされたのです。 ・自由主義=リベラル、平等主義=デモクラット、共同体主義=コンサバティヴ(保守)と、おのおのが守るべき価値によって党派が分かれていたのです。 ・働かずに税金で生活するのは不道徳ですが、だからといって飢えて死んでいくのを見捨てるわけにもいきません。こうして生活保護のあり方をめぐる喧々囂々の議論(というか罵り合い)が起きるわけです。 ・福祉国家では、政治家は「幸福」を配給しないと有権者の支持を得られません。もっとも効果的な「幸福」は、公共事業や社会福祉でお金を配ることです。 ・
・ロックフェラー一世がいつものレストランへ行くと、「混んでいるから」と断られた。激怒した彼は即座に会社に連絡し、あっという間にその店を買い取ってしまい、悠然と食事をしたという。「俺を誰だと……」という場面でいばりたい人は、このくらいのことができなければいけない。 ・人々は不公平が嫌いなのか。違うと思う。嫌いなのは、自分が不当に扱われる不公平だ。自分が得する不公平なら、たいていの人は文句を言わない。 ・これも「平和ボケ」の一つなのだろうが、日本の高齢者は、全体に生きることへの緊張感が足りない。 ・老いの自覚とは何か。「年下に向かって、どれだけ有益なメッセージを与えられるか」というのも一つの尺度になると思う。 ・「挨拶する人間を増やせ」である。道で会ったとき、目礼するとか、時候の挨拶をする程度の、いわゆる顔見知り。名前すら知らないような関係でいい。自分の住む町には、そういう人間をできるだけ多く
・「予定を入れるな」とは、チャンスをつかみたければスケジュールを埋めるな、いつでも動けるようにしておけということです。 ・華僑は「仕事」と「作業」を明確に分けており、仕事は頭を使って計画や戦略を練ること、作業は頭を使わなくてもできる書類作成などです。 ・華僑ビジネスは「ひとりでやるな」が鉄則。「考える人」「お金を出す人」「実行する人」でチームを組むのが勝ちパターンなのです。 ・問題視されるのは私の会社がつぶれないかという点。ですから、苦しいけれども意図的に分割で支払ってもらいました。「ウチが潰れたら先生、得しますよね」と。 ・アメリカでは流行らない完璧主義を日本の美徳とPRしたがり、完璧な格好よさにこだわるがゆえに世界水準のスピードについていけない。 ・次に結びつく利益とは何かと言えば、仕事です。「仕事の報酬は仕事」でもらうのが一番なのです。 ・仕事の報酬はお金だけという意識から抜け出せな
・要領が悪いとは別の言い方をすると、「本質を見極めることができない」ということ。本当に大事なことは何なのかということが分からず、重要でないことに時間と労力をかけてしまっている状態です。 ・勉強というのは、「何ができるようになったのか」が全ての世界。どの問題集を勉強したとか、1日何問解いたとか、そういうことは全く関係のない世界。 ・形だけの勉強とはすなわち、「思考停止状態」で勉強しているということです。何も思考していないのに、作業だけは行われている状態。 ・勉強で結果を出すことができない人は、「なぜ」を考えません。ただ、答えを見て、暗記しようとする。それだと、全く応用が利かない知識にしかなりません。 ・学校のテストにおいても、一度出されたものだったらできるけれど、その知識を元に考えさせるような問題が出ると、「先生、これ習ってない!」という声が続出します。 ・何をやめるか、ということを考えると
・南北戦争で、奴隷制度の撤廃を求めたリンカーン大統領は共和党で、奴隷制度維持のために内戦を引き起こした南部連合は民主党だった。 ・ニュー・ディールとは、トランプでのカードの配り直しのことで、富の再分配によって、開いてしまった貧富の格差を減らして、全員をスタート地点に並ばせようとするニュアンスがある。 ・福音派の源であるプロテスタントには「予定説」という思想がある。「この世に起こることはすべて神の計画通りだ」という考えだ。天才も神の意志だと。 ・うちの婆ちゃんが言ってました。動物にエサをやるなって。なぜかわかりますか。連中は増えるからです。特に何も考えない奴に限って子沢山です。 ・ティーパーティー支持者の79%は白人、しかも50%は50歳以上。見渡す限り、若者は一人もいない。 ・「他の国がどうあれ、アメリカには関係ない」という例外主義。「よその国では」とすぐ比べたがる日本とは逆だ。 ・視聴者
・過去に起きたことを描写するだけで、なぜ起きたのかという洞察のない「記述的分析」に関しては、新たな解説書はもう必要ないだろう。 ・「データサイエンスはポルノのようなものだ」と言った。ポルノを定義するのは難しくても、見ればポルノだとわかる。 ・現代は大規模なコモディティ化が進んでおり、どの企業も同じようなものを売り、同じように振る舞う。 ・1人の記者が巧妙に口火を切れば、評論家が筋書きどおりに議論を炎上させ、報道がさらに炎を煽る。 ・データは、同じ重さの黄金以上の価値がある。当然だ。データには質量がないのだから。 ・抗生物質を使いすぎると超耐性の病原菌が出現するように、詐欺探知の努力は図らずも、より強力な敵を生む。 ・電車の中で高齢者や妊婦に席を譲るときは、「妊娠や高齢という繊細な個人データを推測しようとしている」のか、それとも助けが必要な人に手を差し伸べているだけか。 ・推測が悪いと決めつ
・印刷機が誕生した後の情報オーバーロードは、宗派主義を助長した。さまざまな宗教的思想が、より多くの情報、より多くの「証拠」によって証明可能となり、異なる意見を受け入れないようになった。今日、同じようなことが起きているのではないだろうか。 ・私たちの予測には問題がある。人間は物事を予測するのが大好きだが、決して上手ではない。 ・「誰も予想していなかった」。無罪を主張できないときには無知を主張する。予測が外れたときの第一声として耳にすることが多いセリフだ。 ・S&Pやムーディーズは、もっぱらウォール街の一流投資銀行に就職できなかったような人材を雇っているにもかかわらず、その特権的地位を利用して巨額の収益を手にしてきた。 ・怖いのは、自分が対処できると思っているが、実際には対処できないリスクである。 ・需要と供給は負のフィードバックの一例である。値段が上がれば売上は落ちる。負のフィードバックは、
・アメリカのクリニックには、うつ状態の患者に、首のコルセットを与えるところがあるという。首のコルセットを装着すると、患者は頭を上に向けさせられ、下を見ることができなくなる。そうすると、数日後には、多くの患者の気分が格段に良くなって、治療が完了する。 ・上を見上げるという方法は、アメリカの電話悩み相談員も応急処置として使っている。自殺の恐れのある人が電話をかけてきたら、まず返す言葉は「天井を見てください」なのだそうだ。目線を上げるだけでも気分がましになる。 ・決断できない人は、すでに決断している。つまり、決断しないことに決めている。 ・決断できないときは、私ならコインを投げる。コインに運命をゆだねる人より、従来の方法で決断する人の方が成功しているなどとは、誰にも言えまい。 ・あなたは質問を投げかけて、相手の返答を待つ。そして、相手が答えるまで、黙って辛抱強く待つのだ。相手はいまいましい空白を
・自分がモノを持っていても、別のモノを見つけると、それが欲しくなる。関心が、自分が持っているモノから、他人が持っているモノへと動くのだ。「ある」ことの快よりも、「ない」ことの不快の方が強いのだ。 ・口を開けばアホ丸出し。しぐさがまるで子供。こんな美男美女は意味がない。使い捨ての「美」でしかない。 ・喜び(快)を素直に表明するのが人間なら、それを抑えるのもまた人間である。どちらがより人間的かといえば、明らかに抑制する意志、自律する意志の方が、より人間的であろう。 ・いまや日本人は全員、消費者はもとより、生徒も患者も「お客さま」になった。犯罪者までもが「お客さま」になった感がある。俺を粗末に扱うと「人権」が黙っちゃいねぇぜ、というわけだ。 ・「生まれてきてくれてありがとう」という流行り言葉を得意になって口にする親もいて、気持ちの悪いことである。 ・私たちは、謝罪をしている彼らの心の中を覗いてい
・愛情飢餓の強い人はしばしば、恋人や配偶者、友だち、先生などに対して、つねに自分に好意を向け、「第一に考えてほしい」と願い、「たとえ、わがままを言ったり過剰な要求をしたりしても、聞き入れてほしい」とひそかに期待しています。 ・怒って周囲の人を攻撃したり、自分を弱く見せて世話を焼かせたり、あるいは強く見せて力づくで従わせようとしたりする方法は、子供のときには、ある程度うまくいったとしても、今の現実には合わないので、さらに傷つきや困難をもたらす結果になってしまうのです。 ・「こういう自分でなければいけない」「こんな自分であってはならない」こうした、ありのままの自分や本音を否定し切り捨てる固い価値観をもっている人ほど、他人に対して怒りがわき上がりやすいため、ぶり返す怒りに苦しむことが多くなります。 ・大人になってからも「自信がもてない」と感じる原因の多くが、親の過保護な養育態度にあります。子供を
・私たち人間は「怒り」とは無縁で生きていくことはできない。ならば、「怒りの感情」をいかにポジティブに利用していくか。ここに気づいた者だけが、心の平穏とビジネスでの成功を手に入れることができるのだ。 ・「実は、うちの課長だけどさ……」と得意になって吹聴することだけは絶対にやらない。なぜなら、「人の弱み」というやつは、隠せば隠すほど価値が上がることを知っているからである。 ・怒りが沸々と湧き上がってくるのは、事態を何とか回避し、一段落してからである。 ・ウラ社会は、表社会以上に知ったかぶりが多い。これは私の実感だが、自分を大きく見せようとする「背伸び社会」だけに当然だろう。 ・「陰口は「出る杭」に付きものの勲章さ」と笑って受け流すこともできるが、陰口は放っておくと一人歩きして既成事実になっていく。これが恐い。 ・ヤクザは一般的に数字に強いもので、「エー、八百万の元金を月四分の金利で回せば……」
・政治とは、政治権力を握り、それを保持することである。政治とは「我ら、人民」一般の福祉に関することではない。 ・私たちは、政治について論じるときは国益とか公共財とか国民一般の福祉といったファジーな概念について考えたり話したりするよりも、特定のリーダーを名指しして、その行動や利害について考えたり、話したりする習慣を身につけなければならない。 ・政府や組織の態度の違いは、取り換えのきく者、影響力のある者、かけがえのない盟友の絶対的、相対的なサイズの違いによる。 ・必要に迫られるまで決して手の内を明かさない、これがうっかりと秘密の意図を悟られない方法である。 ・賢明なリーダーは、権力掌握のために働いた盟友をそれほど考慮しない。カストロの側近の多くがどんな末路を辿ったか思い出してほしい。 ・かけがえのない盟友を排除し、入れ替え、絞り込んだ末にこそリーダーの将来は、安泰になる。 ・頂点に立つことがで
・「男らしさ」や「女らしさ」を否定するために、「自分らしさ」が前面に出てきたという側面もないではない。 ・「自分らしさ」が広まるにつれて、もうひとつの「らしさ」も瀕死にさらされている。「人間らしさ」である。 ・自分のありのままをむき出しにするという作法は、その人がどれほど才能があろうと能力があろうと、「はしたない」ふるまいです。 ・人間は、言動の判断基準を快ではなく、何が正しいのかという「理」に求めたのである。それが「理性」である。そして、それが成熟した「大人」の徴とされるのである。 ・二人称が日本語には多すぎた。同等同一の二人称がないのだ。どうしてそんな社会に民主主義とか、自由とか、人権などが生まれようか。 ・日本では一人称が先に決まっていて、それによって二人称が決まるのではない。まずはじめに二人称が定められ、それによって、一人称が変化する。 ・誰もが自分のことを「本」に書いてほしいと思
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