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薬剤師歴20年の現役薬剤師による薬の解説サイト「めでぃすた」にようこそ! あなたにマッチした「薬」の利用方法を提案します。 まとめて全記事をチェック さっそく、ランキング形式で各カテゴリーの記事を紹介します。 保湿剤
従来の便秘薬は大きく分けると2種類です。 便の水分量を増やして排便を促す 酸化マグネシウム 大腸を刺激して排便を促す(大腸刺激性下剤) センノシド(プルゼニド)、アローゼン、ラキソベロン 「日常の便秘であれば、酸化マグネシウムを用量調整して使い、がんこな便秘にはセンノシド(プルゼニド)などの大腸刺激性下剤を頓服する」 というのが一般的な便秘薬の使い方です。 2012年にアミティーザと呼ばれる新しいタイプ(3種類目)の便秘薬が発売され、頑固な便秘に対処する選択肢が増えました。 従来の便秘薬と比較しながら、アミティーザの便秘改善効果と副作用、そして気になる薬価(薬の値段)を解説します。 たかが便秘、されど便秘 便秘は日常的によくみられる症状ですが、便秘だけで病院を受診する方は少数です。 便秘市販薬が充実しているため、ほとんどの方が市販で対応しているのが現状です。 『酸化マグネシウムE便秘薬(市
ヒルドイドは4種類 保湿剤ヒルドイドは、ソフト軟膏、ローション、クリーム、フォームの4種類が発売されています。(ヒルドイドのジェネリックは記事の最後に解説しています) ※ヒルドイドクリームは20g→25gチューブに変更(2017年10月) ※ヒルドイドフォーム(泡スプレー)は2018年9月に新発売! 『ヒルドイドフォーム発売!薬価と泡スプレーの使用感はこう』 最強の美容クリームとしてネットで話題のヒルドイドは、クリーム、ソフト軟膏、ローション、フォームの4種類のヒルドイドを指します。 その中でも、ヒルドイドソフト軟膏とローションは認知度抜群です! ヒルドイドの成分と添加物 ヒルドイドの主成分はヘパリン類似物質で、強力な保湿作用があります。 ヘパリンは血液が固まるのを抑える働きがある物質で、ヘパリン類似物質とはそのヘパリンという物質と似た作用(構造)を持っている成分です。 4種類のヒルドイド
紫外線が強い季節になってきましたが、肩、首、腰、膝、肘の痛みは季節とは無関係に襲ってきます。 これらの痛みを何とかするために、湿布を使う人も多いでしょう。 その中でも圧倒的に使われているがモーラステープです。 しかし、モーラステープを使うとき、夏は特に注意をしなくてはなりません。 なぜなら、モーラステープを貼った場所が紫外線(日光)を浴びると、光線過敏症という湿布かぶれが起こることがあるからです。 紫外線による湿布かぶれ:光線過敏症 光線過敏症(光接触皮膚炎ともいう)を引き起こす原因は、特定の成分+紫外線(UVA)です。 『なぜ紫外線で日焼け、シミが起こるのか? UVA、UVBの違いは?』 湿布を貼ったところに紫外線を浴びると、貼ったところに沿って赤くかぶれ、かゆみや痛みが出ます。 そして、皮膚が2倍くらいにパンパンに腫れ上がるときもあります。 これが光線過敏症です。 出典:久光製薬資料
塗り薬(軟膏、クリーム)の皮膚での吸収 軟膏やクリームを皮膚に塗っても、主成分が皮膚で吸収されなければ効果を発揮しません。 異物を体内に入れないように、皮膚にはバリア機能が働いています。 皮膚への吸収経路は何通りかありますが、 吸収スピードや吸収量に最も影響を与えるのは、皮膚のバリア機能を直接突破する経路です。 塗り薬の主な皮膚吸収経路とバリア機能 皮膚の吸収経路 塗り薬の主成分が、皮膚の一番上の表面部分(角質層)に吸収される 吸収した主成分が角質層で広がり、さらに奥の層(角質層→真皮層→皮下組織)に吸収される 塗り薬も異物の一種ですので、皮膚にはバリア機能でブロックされてしまいます。 塗り薬をいかに皮膚に浸透させるかが重要です。 塗り薬(軟膏、クリーム)の主成分と基剤 軟膏やクリームなどの塗り薬は、すべてが主成分でできているわけではありません。 少し驚くかもしれませんが、塗り薬の主成分は
湿布が効く理由 湿布は主成分が基剤に溶けた状態で安定しています。 例えば、ロキソニンテープ50mg(左)では、主成分のロキソプロフェン50mg(5%)がテープ全体1000mgの中に溶けて安定しています。 湿布を肌に貼ると、基剤から主成分がはがれていき、皮膚の一番表面部分である角質に付きます。 主成分は、角質→表皮→真皮→皮下組織へと浸透していき、炎症部分で効くのです。 一番効く湿布は何? モーラス、イドメシン、ミルタックス、セルタッチ、ロキソニン、ボルタレン…。 湿布は数え切れないほどの種類があります。 『ロキソニンテープは肩こり腰痛に効かない 貼りすぎるとかぶれるだけ』 メーカーは臨床試験で効果のテストを行っていますが、条件・被験者が違うため、データを単純に比較できません。 その中で一番効く湿布を探すわけですから、厄介なタイトルをつけてしまったものです。 痛みや炎症が起こると、プロスタグ
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