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note.com/fukkyy
(※ 社内報です。8-9割社内向けに書いています。この半年、LayerXの皆が取り組んでいたことがいかにすさまじいものだったか、困難を乗り越えてきたのかを公開することで、LayerXの皆が外に話しやすくするために公開します。今回やり遂げたことに自信をもってほしいです。) 2024年11月29日。LayerXにとって非常に歴史的な日になりました。私にとっても忘れられない日になりましたし、LayerXの皆にとっても忘れられない日になったのではないでしょうか。 LayerXの皆へこの半年間、すごく厳しいことを言い続けてきたと思います。本当にこんな目標達成できるの?と疑問に思ったことがある社員も少なくないと思います。 そういった困難を超えて、この目標を達成した皆が誇らしいです。 誰か1人が頑張ったという話ではなく、全員が頑張らないと絶対に達成できない目標でした。営業チームだけでなく、プロダクトチー
どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい福島です。 今日は「今LayerXに入るべき理由」というお題です。おそらく毎年書くことになると思うので「2024年版」としています。(すでに2024年も半分が過ぎていますが…) 現在のLayerX最近「LayerXってすでにかなり大きくなったよね?」「もう入るには遅い会社だよね?」と言われることが増えました。 まず事実として「LayerXってすでにかなり大きくなったよね?」はYesだと思います。社員数はとうとう300名を超えました。今期も200名以上を採用する計画です。 事業の方も組織拡大とともに、非常に、非常に伸びています。具体的な数値を書きたいところなのですが、もう少し先の別のタイミングで公表できればと思います。具体的には出せないのですが、既にかなりの規模の売上になってきています。 こう聞くと、LayerXはたしかにもうかなり大きいなという印
どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい福島です。 本日はLayerXのバクラク事業におけるエンタープライズ事情に関してです。 LayerXでは法人支出サービス「バクラク」シリーズを提供しています。バクラクでは全国津々浦々、さまざなな領域の会社様にご利用いただいております。 その中でも最近は特に、エンタープライズ(※ LayerX社の定義では従業員1000名以上)の会社様にもご利用が広がっています。 LayerXでも、「エンタープライズ部」というチームを去年より組成しエンタープライズ向けの開発・マーケ・営業を強化しております。 私も、エンタープライズ立ち上げにコミットしており、この記事も出張中の新幹線の中で書いたものになります。 LayerX(バクラク)のエンタープライズ部の特徴現在は20名にも満たないくらいのチームです。商談創出グループ、アカウントマネジメントグループ、導入支援グルー
どうも、すべての経済活動をデジタル化したい、LayerXの福島です。本日はLayerXの営業組織の理想像について語りたいと思います。 ※この記事はLayerXセールスアドベントカレンダーの記事です。そのほかの記事は #LayerX営業のミライ というハッシュタグで閲覧可能です。 はじめにSalesforceさんが「The Model」を発明し、国内でもキーエンスさんが「キーエンス流営業」で生産性の高い営業組織のあり型を示したように、LayerXも「LayerX流の営業組織」のあり方を作っていきたいです。LayerXはどうしてもエンジニアリングやプロダクトのイメージが強い会社ですが、「営業組織」としても業界をリードするような会社になりたいと思っています。 具体的には"データとAIによって営業生産性が増幅される組織"を3年以内に作り上げたいと思ってます。この営業組織の型は、「LayerX型営業
どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい福島です。 創業から5周年を迎えた2023年8月1日に、LayerXはコーポレートブランドのリニューアルを発表しました。 そもそも、LayerXは「企業文化へ投資」する会社でありたいと思っています。詳しくは、昨年投稿した「企業文化に投資する」「企業文化をアップデートするをご覧いただきたいのですが、企業文化こそが会社の独自性を決めるものであることから、LayerXは徹底的に企業文化に投資をし続けています。 今回のリブランディングもまさに、企業文化をアップデートするための施策のひとつであり、LayerXが次のステージに向かうためのものであると考えています。設立5周年を前に、なぜ今、CI・VIをリニューアルしたのか、個人的な思いも含めてお話ししたいと思います。 なぜ、リニューアルを行ったのか?ロゴやカラー、ミッションの副文を新しくしたところで、売り上げ
日経新聞様にも取り上げていただきました。 「最大2%」という数値がインパクトありますが、その裏に込めた思いをこのnoteで補足したいと思います。 このままだと法人カード業務がやばいみなさまインボイス制度という単語を知っていますか? これがみなさんの会社が普段使っている、法人カードにも影響がおよぶことを知っていますか? 法人カードは、飲食店での経費利用・出張での利用・ITサービス(クラウドやSaaS、PCの購入etc)の購買など会社の活動のさまざまな支払い手段として使われています。 インボイスというと「請求書」をイメージしますが、消費税が発生する購買活動全てがインボイス制度の対応になります。ですので、カード決済もインボイス制度に対応しないといけません。 弊社セミナー資料より抜粋特にこの2つの業務が必須になります。 - カード決済の証憑を回収する - 適格請求書発行事業者登録番号や税率を確認す
この記事を読む方へ今回のバクラクビジネスカードの新機能はチームとして非常に思い入れが強いものです。 私自身、バクラクビジネスカードの立ち上げ時に、現場に出て多くの経理担当の方の声を聞きました。その中でも特に大きいペインでこれだけはどうしても解決してあげたい。解決することで間違いなくこと日本社会の労働生産性、働く皆さんのストレスを減らしていけると思った肝入りのプロダクトにります。 社内でも非常に思い入れが強いプロダクトです。特にカード実務を実際にやっていた弊社2名からいずれも熱いメッセージをもらっています。 弊社CFO渡瀬のSlack日報でのひとこと(※Afterpayは今回の機能実装のプロジェクトコードです) 自分も担当だった時は、毎月月初ユンケル飲んで気合いと根性で乗り切ってきた。 >数百行にもなるカードの利用明細と稟議とのひも付け、数百件の支払依頼と稟議とのひも付け、いずれも長らく経理
(この記事は「LayerXアドベントカレンダー2023春」の1日目の記事です。 今回は、LayerXが大事にしている行動指針である「Trustful Team」をテーマにお送りします。) どうも、すべての経済活動を、デジタル化したいLayerXの福島です。昨日(2023/2/28)は当社の資金調達のニュースが出ました。しっかりサービスの改善を進められるように頑張っていきます。 本日はこの資金調達の背景…という話ではなく、LayerXが大切にしている文化の話です。資金調達後、いよいよスケール期を迎えるLayerXにおいて今後も最も大切にしたい文化である「情報の透明性」についてです。 LayerXでは、毎週ALL Hands Meetingを行っています。その中で代表の二人から、会社の文化に関して大切と考えることを伝える時間をとっています。スケール後もこの文化は維持していきます。今回はそのとき
ちょうど約1年前、こんな記事を書いてました。(まだ1年前なのか…) この1年LayerXがどうだったか、今後どうなっていくのかについて書きたいと思います。 結論、ピボットはうまくいき、法人カードの提供をもっていよいよLayerXが当初やりたかった世界が近づいてきています。 LayerXはこの1年しっかりとSaaS, Fintech, PrivacyTechの会社として事業を続けてきました。そんな中で確実に面白いチャンス、1年前では描けなかったような世界が見えてきています。今とても楽しいタイミングです。 LayerXでは先日法人カードのローンチをし、いよいよ当時考えていた「プログラマブルなお金を業務に組み込み、経済活動をデジタル化していく」という本当にやりたかったことに近づいています。 あれから1年どうだったの?1年前ちょうどこんなグラフをだしました。 「LayerXはブロックチェーンの会社
企業や産業をまたいだデータ共有をどうやるかもはや懐かしさすら感じる投稿ですが、今のLayerXの事業は、元々祖業であるブロックチェーンコンサルの中で気づいた「お客様の真のニーズ」からプロダクト開発を始めた事業になっています。 実はPrivacyTechの事業は水面下でR&Dを続けていました。上記記事の冒頭より引用した図にある「3つめの真の課題」にアプローチするものが、PrivacyTech事業になります。 (画像中の “Labs” はPrivacyTech事業部の前身だった研究開発部門の名前です。) 「LayerXはブロックチェーンの会社じゃありません、という話」より> 3つ目は「エンタープライズブロックチェーンを使って企業間で情報を共有して非競争領域の業務を楽にできないのかな」とおっしゃるお客様です。この背景にある真のニーズは「どの会社でも同じようなことをやっているような非競争領域の業務
(先日の発表はこちらの記事にまとまってますのでご併読ください) 偶然にも大尊敬する経営者であるGMOPG 村松さんも支出管理DXについて言及してました。このようにSaaS文脈だけでなくFintech文脈でも非常に注目を集めている領域です。 本記事では私なりの見解で解説していきたいと思います。 法人支出管理(BSM)は費用版のsalesforce請求書や経費精算、稟議などときくと、「大昔からそういったシステムは存在したのでは?」という素朴な疑問が浮かぶと思います。 皆様が想像される「大昔からあったシステム」はおそらくデータを入力をする先の箱としてのシステムだと思います。そしてそのシステムの外では「手作業・目視・エクセル」で作業が発生しています。 売上もコストも「プロセス」はアナログだった法人支出管理(BSM)はデータを入力する先の箱ではなく、プロセスのデジタル化をおこなうシステムです。といわ
すいません今日は一番上に求人(Job Description)をのっけさせてください。本日はLayerXで本格的にML(機械学習, 以下ML表記で統一)チームをつくるので、MLエンジニアを大募集していきますというお話です。 なぜ今かLayerXでは、サービス提供時から請求書OCRを内製化して開発してきました。 現在OCRは4-5名チームの体制で開発を行っています。この限られた体制で、できるだけお客様にとっての導入の障壁にならないよう、(短期的に)ROIよく・効率よく精度を上げていくという観点で今までは開発・運用してきました。 その結果、サービス提供から1年たったことでMLをコアに据える準備ができました。このチームの規模を10倍にしていくイメージでML開発に投資していきます。 MLをコアにしてしっかり継続投資が回る条件としてLayerXが考える要素は以下の3つです。 ① MLに投資することで
※この記事は、【LayerX Advent Calendar】62日目の記事です。 どうも。すべての経済活動を、デジタル化し、ハタラクをバクラクに変えたい福島です。 今日は図々しくもアドベントカレンダー3度目の登場です。どうしても伝えたいことがありの登場です。 LayerX、決済事業やるってよLayerXで決済事業を来年はじめますというお話です。そのための立ち上げメンバーを絶賛募集します! LayerXが決済? LayerXって請求書SaaSの会社じゃないの?と皆様の頭に「?」が浮かんでいるのが容易に想像できます。 実はLayerXがやっている「請求書受取SaaS」と「決済」はめちゃくちゃ相性が良いのです。 LayerXでは先日、ブランド名称を「バクラク」にリブランディングしました。より幅広いお客様にも覚えてもらいやすくという狙いのリブランディングです。 この記事でも触れてますが、第二章と
※この記事は、【LayerX Advent Calendar】46日目の記事です。 どうも、すべての経済活動をデジタル化したい福島です。 今日はLayerXアドベントカレンダーで記念すべき2回目の登場ですが、今回は一切仕事の話をしません! > 何なら代表の福島はマシン語を超えてテレパシーで会話しているのではないだろうか。とも考えていました。動画で見ても淡々と話すので感情無いように見えるんすよね福島。Twitterのアイコンペンギンだし。たしかに面接でも「過去最高の圧迫面接でした」「福島さんと話すのマジでビビりました」と言われたこともあります。(実際はそんなこと全く無いですよ!& 最近はメンバーに録画を見てフィードバックもらって改善しています) このままではやばいなと思ってますので、サイボーグ的でない(と自分では思っている)、「仕事以外の福島」の話をしたいと思います。 育児の話最近もっぱら何
どうも、すべての経済活動を、デジタル化したいLayerXの福島です。 本日は来年1月1日に迫る電子帳簿保存法の施行に対応するためにリリースしました新プロダクト「LayerX 電子帳簿保存」を無料提供することにした背景についてです。この無料提供は一時的なものでなく、今後もずっと継続していきます。 要約- 「LayerX 電子帳簿保存」は法改正に対応するために必要な部分を無料で提供します。(期間限定の無料ではなくずっと無料です) - 請求書の保存だけでなく、領収書、発注書、見積書、納品書などの全ての形式の国税関係書類の保存に対応しております - サポート、OCRなどに関しては有料ですが、無料部分だけでも他社の有料プロダクトに見劣りしません。 - 無料でも低品質なものでなく高品質なものを提供します。「LayerX 電子帳簿保存」は「LayerX インボイス」の一機能を切り出したものであり、「La
どうも、すべての経済活動をデジタル化したい福島です。 本日はLayerXのワークスタイルについてのお話です。 結論からいくとLayerXは「リモートワークOK!(出社ももちろんOK)」「フレックスタイム」という働き方を採用しています。また、代表や役員が率先して「育休」を取るなど、多様な方が柔軟に働きやすいよう会社になっています、という話です。 直近よく面談で「LayerXさんって出社前提なんですよね?」「LayerXさんって定時がかっちり決まっていて、子どもの送り迎え等の時間はどうなるのでしょう?」と聞かれます。 「全くそんなことないです」と毎度お答えして、ご安心いただいているのですが、この状況を一刻も早く改善したいという思いから今回の発信に至っています。 今までのLayerXの働き方ポリシーとはいえ候補者の方がそう思うのは無理もないと思います。 LayerXはこの1.5年間実質的に「リモ
それから1年後どうなったかの記事もありますのであわせてどうぞ ---- どうも、すべての経済活動をデジタル化したい、福島です。 最近あまりストックされるような形でLayerXの発信できてなかったので、「この1年間LayerXなにやっていたの?」という視点で書き溜めたいと思います。特に「LayerXは(もう)ブロックチェーンの会社じゃないよ」という部分について伝えられればなと思ってます。時間がない方は要約をお読みください。 要約- LayerXは(もう)ブロックチェーンの会社ではありません - 今LayerXは「請求書受取業務SaaS」「アセットマネジメント事業(Fintech)」「プライバシーテック」の3事業をやっている会社です - 3事業はブロックチェーンコンサルを通じて気付いたニーズから生まれたもので、実現したい世界(ミッション)は変わっていません - 日本は、ブロックチェーンとか言っ
はじめにどうも、すべての経済活動を、デジタル化したいLayerXの福島です。 本日、LayerXはD&I(ダイバシティー&インクルージョン, 以下D&Iと記載)に関するポリシー「LayerX D&I Policy」を発表しました。 そもそもどういう意図でこれを出すのか?どういった考えでこのポリシーにコミットしていくのか?それはLayerXという会社の強みにどうつながっていくと考えてるのか?を今日は書いていきたいと思います。 ポリシーの意図ポリシーを打ち出す上で重要視したのは2つです。 ①「経営」が打ち出すコミットできるポリシーであること。広報施策の1つにしないこと ② 実行可能な「身の丈」D&Iであること です。 ポリシーをみたメンバー1人1人が「なんか突然きれいごといいだしたな」「そうはいってもうちはまだベンチャーだし、それよりも重視することがあるよな」と感じて、しらけてしまわないよう、
ちなみにこのプロダクト、かなりご好評いただいてまして、β版リリースして以来、すでに数十社近くトライアル利用いただいてます。 「LayerXだとエンタープライズが顧客」とイメージされるかもですが、1のSaaS事業に関しては、エンタープライズはもちろんのこと、加えてより小規模な会社も対象としてます。現在ご導入いただいてる会社のフェーズは上場前後のステージの会社が最も多いです。 今までデジタル化がほぼされてなかったところ(100社ヒアリングして100社アナログ処理でした)、コロナ禍でデジタル化待ったなしの領域のサービスですのでぜひお問い合わせいただければと思います。 LayerX INVOICE お問合せフォーム さて本日はLayerXがこの3つの事業をどう考え、なぜこういう事業ポートフォリオにするに至ったかを書いていきます。 なぜこの3つをやるのか一見バラバラに見える3つの事業ですが、Laye
JBA理事、LayerX代表取締役の福島です。 本日は最近のエンタープライズでのブロックチェーン活用事例を紹介します。(https://coinpost.jp/?p=192438 にも寄稿させてもらっています) 個人のnoteでも約10ヶ月前にも似たような記事を書いています。 あれから10ヶ月。世の中ではだめだ、だめだといわれている?(筆者は全くそう思ってませんが)ブロックチェーンも確実に現実で動くシステムに実装されていっています。 一方で、エンプラ最前線では「ブロックチェーンを使った〇〇」「Why Blockchain?」みたいな浮世じみた言説も減ってきています。技術選択のひとつとして、こういう優れたところがあるから使おう、ここにはオーバーキルだから使わないようにしようという流れになっています。 これはともすると当たり前の話でして、「RDBを使ったSNS」といった宣伝は世の中では全く聞か
どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい福島です。 今回のテーマは「経営のソフトウェア化」についてです。 今の時代、大半の企業がソフトウェアを使用しています。 しかしインターネット業界における使い方と、伝統的な産業におけるそれとは異なるのではないでしょうか。今回は筆者なりのソフトウェアを用いた経営手法とその利点について解説したいと思います。 (金融専門誌「週刊金融財政事情」へも同様の内容を寄稿しております。) ====================================================================== 急速に進む「真のデジタル化」「デジタルでできること」の適応領域が広がっている。デジタルの能力が拡張される中で、人と紙を前提とした既存業務と、デジタルを前提とした業務との乖離が激しくなっている。「デジタルトランスフォーメーション=DX」という
ここ2週間でこのようなプレスリリースを出させていただきました。 なんでブロックチェーンの会社がSaaSと?具体的には何をやるんだ?どういう意図なんだ?と疑問に思った方も多くいると思いますのでその意図を解説するようなnoteを書いてみます。 【対象となる読者】 「LayerXで働きたいと思ってるがどんな会社なのか戦略なのか気になっている方」、「LayerXと仕事をしてみたいが、ブロックチェーンでお願いしないといけないの?どんな切り口でお願いすればいいの?と疑問をお持ちの企業の担当者の方」、「LayerXと組んでみたいSaaSサービスの関係者の方」 を想定しています。 ワークフローをデジタル化する(長いなと思う人はここだけ読んでください!) LayerXがやっていきたいこととして「ワークフローのデジタル化」というものがあります。どういうことでしょう。ワークフローという単語がなじまない人はワーク
どうも。すべての経済活動を、デジタル化したいLayerXの福島です。 COVID-19(以下では一般に言われてるように「コロナ」と呼びます)がいよいよ本当に大変な所まで来てしまいましたね。引き続き困難な状況は続きますが、生命を守ることを最優先に、文字通り協力して生き残っていきましょう。 コロナとアンラーニング今回のコロナ騒動で僕も多くのことを学びました。 コロナの初動に対して、正直僕はこう思ってました。遠い中国で起こった感染症でしょ?インフルとあまり変わらないんでしょ?ちょっと過剰反応じゃないかな。。と感じていました。 また経済に対しても、金融危機と違いクレジットの収縮が起きてるわけではない、夏には収束して急激に回復するだろう。実需が戻れば急速に経済は回復するはずだ。 会社としても業態としていきなりリモートワークは厳しい。ソフトランディングするために、検温後の出社、満員電車を避ける時差出勤
どうもLayerXの福島です。今回のnoteではLayerXのミッションの再定義の意図、ミッションを決めていく中でどんな事を考え、何を優先し、何を諦め、結果そのプロセスの中で改めてこういう社会にコミットしていきたいんだというものが自分の中でも再整理できたため、その過程をメモがてらnoteにしておこうと思います。 きっかけLayerXの改定前のミッションは「Evaluate Everything」です。ブロックチェーン技術が作っていく信用の再編、価値の再編が起こった後の社会では、すべてのものが評価できる、される社会だよねという思いを込めて作った、それなりに考え抜かれた言葉でした。 しかしある日、採用で、クライアントとの面談で、社内で、LayerXさんが目指してる社会ってどんな社会ですか?どんなことを実現していく会社なんですか?と聞かれたとき、ミッションについて語るわけです。「LayerXのミ
これは何(お久しぶりです。1月は忙しくて0投稿でした。今後は2週間に1回のペースできちんと投稿していきます) ブロックチェーンって結局生活をどう変えるの?という話ってあまり語られてるようで語られてません。 「決済システムが変わるんです、お金がなめらかに流れるようになるんです、信用コストが下がるんです」 ...んー、わかりませんよね笑 というわけでちょっとSFっぽくブロックチェーンが普及した世界ってこんな感じだよというのを書いてみました。 2つの視点があり、いわゆる一般生活者の視点、金融機関の人の視点の2本建てです。 2つの世界は同じ事象をリンクして書いているので気になった人は何回か読んでみてください。 ある一般男性編(表側) 老後の不安に毎日苛まれる31歳。 今日も一日深夜まで働く。 働いた分の給与が早速ウォレットに振り込まれている。この世界では毎月25日に給与が振り込まれるなんてありえな
はじめによくブロックチェーンの話をすると、ブロックチェーンって結局仮想通貨しか生み出してないよね、なににも使われてないよね、いっぱいお金は投資されたけどまだ応用例ってないよね、いっぱい試したけどまだわかってないよね、という話をされます。 そうなると、ムッとなって反論したくなるのですが、今回は夢や希望みたいな話ではなく、現実の話をしたいと思います。 おいおいなんだやっぱり使われてないってことに対する言い訳でも始まるのか?と思ったみなさん安心してください。 ブロックチェーンは事実ベースで見てもすでにかなり応用例が出てきていて、実用化・商用化が進んでいます。 いやそんなもの見たことない聞いたことないぞというみなさん。その感覚は間違っていません。ブロックチェーンの世界でも(機械学習やそのほかのソフトウェア技術に習うように)中国が世界で一番早くこのエコシステムを作っています。(ので必然的に出てくる事
ベンチャーに必要な力今回は、僕の起業家としての経験、上場企業の経営経験、エンジェル投資家としての経験から、LayerXの経営者/起業家として大切にしている価値観、考えについて書こうと思います。 ベンチャー企業に必要な力とはなんでしょう? 未来を見通す力?採用力?資金調達力?社長のカリスマ性?天才的なエンジニアの存在?プロダクトをみがきこむ力?etc 僕は 確実にくる未来まで「なんとかする」力 が最も重要と考えています。 未来を見通すのは(意外と)難しくない世の中では未来を見通す力というのが過大評価されている気がします。 実は未来を見通すのは難しくなく、しっかり頭の良い人が考えれば大体予測できます。 ニュースは人でなく機械に選ばれるようになる、ニュースはスマホで読まれる、金融のインフラはブロックチェーンに置き換えられる、車は自動運転と配車マッチングというサービスに置き換わる、ブランドはインタ
今回はこのオフィス移転を通じて垣間見えるLayerXのスタンスや考え方、文化について話せればと思います。 ちなみになぜタイトルが2なのかというと こちらの記事に触発されたものであります。 ベンチャーオフィス事情高い。なんて言っても高いです。僕がベンチャーを始めた2012年は、(全然知らなかったのですが)オフィスマーケットで行くとどん底だったみたいです。フリーレントは当たり前、坪単価は今の半額くらい、拡大して移転したい場合も次の場所を困らず探せるくらいの感覚でした。 直近のオフィス事情(特に渋谷、六本木)は当時の倍くらいの単価です。また当時と違い、借りる側に交渉力がないのでフリーレントもつかないですし、移転したくてもなかなか場所が見つかりません。(当社は調達をしているわけではありませんのでこの例には当てはまらないのですが、)ここ数年で充実した未上場の調達環境のうち、事業成長を期待されて投下さ
はじめに前二回では、LayerXがどのような思想で、どんなビジネスをしているのか?について書きました。 今回はまだ世の中ではあまり語られていない、エンタープライズでのブロックチェーン活用が社会にどんなインパクトを与えるのか?どのような期待が寄せられているか?について書きたいと思います。 ブロックチェーンは価値のインターネット?ブロックチェーンはよく価値のインターネットと言われます。分かったようなわからないようなですね。 なんだか不思議な言い回しですね。今のインターネットって「価値」扱えてますよね?例えば、個人間のお金のやり取りであれば、ブロックチェーンなど使わずとも、LINE PayやKyashでできますし、もっと昔からあるサービスを考えると、クレジットカードを使えば、Amazonや楽天で買い物もできますし、サブスクリプションサービスも購入できます。それと何が違うの?価値のインターネットっ
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