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Switch 2
note.com/keiba_maskman
マスクは道路交通法をしっかり守るタイプだ。守って当然という話ではあるのだが、残念ながら、道路交通法など頭の片隅にもない連中がいる。 高速を走っていても、急な車線変更、ウインカーも出さない人間もいるし、迷惑なマナー違反ドライバーにあたった経験はたぶん誰しもがあるのではないか。 『安全第一』なんだよな、何事も。前の車がウインカーも出さずにフラフラ左右に動いていたら、当然自分は抜かずに、後ろで我慢しないといけないだろう。これは事故防止の観点から仕方ない話。 これは競馬の世界もそうで、レースにおいて何より重要視されるのは安全だ。だからこそ細かい動きまで裁決に取られる。狭い進路に入ったら罰則を食らう。これは全て、レースにおいて安全面が最優先されているからに他ならない。 今年の天皇賞春は読んでくれている皆さんもご存じの通り、1頭の落馬が大きくレースを変えてしまった。モヤモヤした感情を抱いている方も多い
グランアレグリアに続いて、コントレイルもターフを去る。有馬記念ではクロノジェネシスも引退レース。一つの時代の終わりだね。 昔は引退レースと言ったら余裕残しのイメージが強い。ただ今は技術の進化もあって、引退レースでもしっかり仕上げて、悔いのない仕上げをしてくる陣営が増えた。 先週のグランアレグリアは、もうマイルCSを使ったらレースに戻れないくらいの仕上げ方をしていたが、コントレイルに関しては少々事情が異なっていた。 というのも調教から動きがおかしいのだ。いい意味で。もちろん引退レースで次がないから攻められた側面はあるんだけど、栗東のCWで76.8とか、記憶にもないようなオバケタイムを叩きだすなど、むしろ今が充実期で、ここから更に強くなるのではないか?と思わせるほどの中間だった。 スタッフさんに聞いても同様で、「更に強くなる気配がある」とさえ言うほど。そんな状況のコントレイルが、引退レースでど
結論から書こう。素晴らしいレースだった。 木曜日に枠順を見た瞬間、面白いレースを見せてもらえる並びだという感覚はあった。 『3強』、世間ではそう称されていたし、実際コントレイル、エフフォーリア、グランアレグリア、この3頭の能力の高さは疑いようがない。 この3頭のうち2頭くらいが7、8枠に入っていたらまだしも、3頭中2頭が内枠、残るグランアレグリアもそこまで外ではない真ん中の枠を引いてきた。 強い馬が内にいると、その馬の後ろを巡って激しい心理戦、やり取りが繰り広げられるのが競馬。枠の並びを見て好レースになる可能性が高まったことに、一競馬ファンとしてワクワクしたものさ。 もちろん面白い、素晴らしいレースになるほど荒れる可能性は減っていく。地力勝負に近づいていくわけだからね。ちょっとしたジレンマだよな。馬券的には少し荒れてほしいけど、より凄いレースになると荒れる可能性は下がっていく。 結果的に3
馬を、何もないところでまっすぐ走らせるのは難しい。内なり、外なりに支えるガイドラインが存在したほうがいい。 直線競馬で外ラチ沿いに馬が寄っていくのは2つ理由があるのだが、1つの理由はこれ。ラチというガイドの隣を走らせればその分スピードに乗ることができる。 これは万国共通で、ヨーロッパの直線競馬も競馬場によってはラチ沿いに寄ることが多い。 これはアイビスサマーダッシュのスタート前。ロジクライが取り消したこと、そもそも17頭立てだったことから2頭分、外が空いている。本来フルゲートだったら全部埋まり、外ラチ沿いに18番ゲートがあるわけ。 18番は有利だよな。ガイドラインとなる外ラチが本当に隣にあるんだから。 たぶん不思議に思っている人間も多かったはずだ。外枠はみんな外ラチ沿いに行くのに、なんで内枠の馬はみんな内ラチ沿いに行かないんだろうなって。 勘違いされがちなんだけど、直線競馬の内枠は内ラチ沿
ダービーは最も運がある馬が勝つ 大昔から使い古された格言さ。競馬なんて実力に加えて、どのレースでも運が必要になる。 だってそうだろ?斜行の被害を受ける、受けないも運。正直皐月賞だろうが菊花賞だろうが最も運がある馬が勝つのさ。 ただこの格言がダービーで使われているのは、頭数の問題が大きい。大昔のダービーは32頭立てなんていう年もあった。それこそ32番枠なんて引いたら勝負にならないし、30頭以上外にいたら、内の馬は締められてしまう。 スタート決められず後方からになったら24番手とかになって、そもそも勝てない。こういう経緯があったから、ダービーは最も運がある馬が勝つ、そう言われてきたわけだ。 現代のダービーはMAX18頭立てと決まっている。もちろん18番枠に入ったら大きな不利だが、32番枠よりはマシ。大昔のダービーより、確実に『運が左右する要素』は減ってきている。 92年にダービーは18頭フルゲ
桜花賞は木曜14時に枠が決まる。システム障害で騒ぎになっていた昼下がり、出てきた枠順を見てマスクは頭を抱えた。 サトノレイナスが18番を引いてしまったんだよ。 16年桜花賞で13番ジュエラー→12番シンハライト→10番アットザシーサイドで決まったように、もちろん当日の馬場傾向はあっても、基本的にこのレースは外枠有利になりやすい。実際外枠有利というデータを挙げる媒体は多かった。 しかしマスクとしては、今年に関しては本当にそうだろうか?という感覚が強かった。なぜなら今年は『桜花賞からBコース』だったからなんだよ。 通常大阪杯からBコースが使用されるのが阪神。それが京都開催がない影響で、天皇賞春まで阪神が使用されることから、今年は1週遅れ、桜花賞週からBコース開催となった。 Aコースから直線3m、コーナー4m分、内ラチを外にずらす。これによって先週までに使い込んだ内ラチ沿いがカバーされること、そ
非常に、心が痛くなるレースだった。 今年の大阪杯。戦前から三冠馬コントレイルと、GI3連勝中の名牝グランアレグリア、そしてサリオスが集うレースとして、大きな注目を集めていた。 同時に気にされていたのは天候。日曜の予報は雨。レース前にTwitterでつぶやいたように、やはりこれだけの対決は良馬場でやってほしかったというのが正直なところ。 仕方ないというご意見を頂戴したが、そんなことは分かっている。天気などどうしようもない。 そもそも競馬で全馬が持っている力を100%出し切ることなどありえない。雨が降ってMAXを出せる馬はいないからね。よく言われる道悪がプラスになる馬というのは、100が90程度にしか落ちない馬のこと。 強い馬が、持てる力を最大限出してほしいと願う、これは仕事関係なく、あくまで一人の競馬ファンとしての希望なんだよ。 結果として3強と呼ばれた3頭は負け、レイパパレが勝った。三冠馬
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