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コマ劇場が閉鎖し、映画館が次々閉まり、ラーメン店が閉店し、マクドナルドが閉店し、バーガーキングが閉店し、老舗系飲食店が閉店し…といろいろな業種の店が閉店している歌舞伎町だが、そうした中、新しく店がオープンしている”元気がある(ようにみえる)”業種がある。 それは、いわゆる「ビデオボックス」。個室の中でアダルトビデオを含むビデオやDVDを見ることをメーンとした業種だ。最近、歌舞伎町一番街で閉店したそば店の跡に出来たのも、某”大手”チェーンの「ビデオボックス」ビル。ビルが丸ごとビデオボックス店舗になっており、かなり目立つ。 またさくら通りの、最近までコインパーキングなどとして使われていた広大な土地に最近できたのも、別の”大手”チェーンのビデオボックスの大型ビル。こちらもド派手なネオンや看板が実に目立つ。 さらに同店は歌舞伎町エリアで看板付き自転車まで駆使しており、徹底した宣伝活動もしている印象
皆様もご存知のように、チュニジアのジャスミン革命に端を発した中東革命の波はオイル“リッチ”のイメージが先行しがちなGCC諸国にもやってきた。悲しいかな、我がバーレーンが舞台になった。2月17日と18日に起きた、政府軍によるデモ隊強制排除(死者7名)の後は大きな衝突はなく落ち着いてはきたが、問題解決への道のりは遠くまだまだ先行きは不透明である。もちろんバーレーンサッカー界にも大きな影響が及んでおり、フットボールどころではなくいろいろな意味で大混乱。というわけで、手短にバーレーンで起きた事件を振り返り、バーレーンサッカー界の現状をリポートしたい。ここ数年にわたって日本代表を苦しめたあのバーレーンサッカー界の英雄もとんでもない場所に登場します。 チュニジアやエジプトで起きた革命に大きな刺激を受け、バーレーンでも反政府運動の機運が盛り上がった。ネット上でも反政府デモが呼びかけられ、2月14日あたり
バーレーンの隣国、カタール開催の11年アジア杯は日本優勝で幕を閉じた。ドーハの夜空に打ち上げられた花火を感無量で見上げることができて、本当によかった。バーレーンに戻って来てからも本当にいろいろな人から声をかけられる。普段はサッカーの話題などをふってこないような人達からも。バーレーンのスーク内にあるCOSTA COFFEE(=湾岸エリアに多くの店をだしているコーヒーチェーン)で、フィリピーナの店員から「あなた日本人?アジア杯の決勝をちゃんと見た?よかったわね~日本代表はクールだわ、あれは必見よね~」などとまくしたてられ、「ところでどうして豪州なんかががアジア杯にでているのかしら?」と“定番のボケかまし”がきました。 授賞セレモニーのあとにドーハの空に打ち上げられた花火。ドーハの悲劇にさようなら というわけで、今回は「湾岸在住のフィリピーナ100人に聞きました、どうでした今回の日本代表は。あな
アジア杯準決勝(1月25日)の日韓戦、バーレーンから日帰り弾丸で観戦してきました。スタジアムにいた日本人にとっても興奮の内容であったのはいうまでもないが、こちらの湾岸メディアもこの試合を絶賛した。日本vs韓国のほうがウズベキスタンvs豪州よりも扱いがずっと大きく(=特にテレビ)、「これは決勝戦であるべきだった」との報道までなされた。 まずは紙面の見出しから。 『カンガルーはウズベキを食べた。(=小さい字)日本のサムライは韓国虎をなぎ倒す(=大きい字)』(バーレーンのアル・アヤム紙) テレビ局の特番も各局が絶賛した。バーレーンスポーツのハーリド・タージ氏(マチャラ体制時のアシスタントコーチ)は、「日本代表の戦術はバラエティー豊かだ。120分の最後にあきらめずにゴールを決めた韓国代表の執念。この日韓戦から我々が学ぶべきことはたくさんある」とこの試合を振り返った。 UAEのアブダビ・スポーツチャ
アジア杯B組のGL初戦はまさに大波乱の幕開けとなった。日本vsヨルダンの引き分けを、サウジアラビアのシリアへの敗戦を誰が予想しただろうか。湾岸のメディアではヨルダンの健闘を称える声よりも、後者のサウジアラビアvsシリアの結果への注目度のほうがずっと高い。34年ぶりという対シリア歴史的敗戦だったことと、アジア杯初戦での監督解任劇になったのだから当然であろう。 過去のデータをみてもメディアのサウジ注目はうなずける。今回の対戦前までの日本vsヨルダンは過去2戦して2引き分け。04年中国大会での奇跡のPK戦逆転勝ちはまだまだ記憶にあるファンが多いことだろう。一方のサウジアラビアvsシリアはサウジの15勝8分1敗という一方的なもの。サウジアラビアがシリアに負けたのは1976年(11月26日)というから、実に34年以上も前のできごとになる。それ以降もサウジアラビアvsシリアは20回も対戦しており12勝
湾岸の小国のなかでも台頭の目立つクウェート。10月に西アジア選手権(ヨルダンのアンマン)優勝、11月にガルフ杯(イエメン)優勝と立て続けにタイトルを獲得し、アジア杯に乗り込んでくる。セルビア人のゴラン・トゥフェジッチ監督も「クウェートの黄金時代が再びやってきたのだ」と宣言しており、決勝トーナメントに勝ち上がってきて日本との対戦(準々決勝や決勝)も考えられるだけに、充分マークしておきたい相手である。 このクウェートの躍進を支えているのがファハッド・アル・エンズィ(アル・カズマ所属)という選手で、最近急速に伸びてきている売り出し中の若手有望株だ。日本人としては“クウェートの香川”とよびたいところだ。(その風貌からなのか、プレースタイルからなのか、一部マスコミからは“クウェートのロナウジーニョ”などともよばれている)ガルフ杯では最優秀選手賞に輝き、(筆者もヨルダンのアンマンでスタジアム観戦した)
カタールW杯開催が決定(12月2日)した後、ジョセフ・ブラッター会長が湾岸諸国を訪問。カタールはもちろんのことオマーン、バーレーン、クウェート、UAEなどを訪問し、各国サッカー協会の幹部などに会った。UAEのアブダビで行われていたクラブW杯が一番の目的だったのだろうが、「22年W杯のいくつかの試合をカタールの近隣ですることは可能」との発言もしており、W杯の部分共催に関しての話し合いも行われたようだ。 そもそも、この部分共催という発想は22年W杯の開催場所がカタールに決まった直後からでていた。あるTVの特番ではエジプト人のコメンテーターが、「このW杯招致成功はある意味で中東世界全体の勝利なのだから、カタールだけですべてをやろうとしなくてよい」とのべており、ブラッター会長のいう“近隣”とはどこをさすのかが注目された。 だが、当のブラッター会長はカタール協会との会合後「(共催については)私にき
22年W杯開催をめぐる戦い(日本、韓国、豪州、米国、カタール)もラストスパートのこの時期、カタール人もびっくりのニュースが飛び込んだ。英国系ブックメーカー、ウィリアムヒル社の発表した招致合戦に関するオッズで、カタールがまさかの1位だ。そして本当だろうか?、と信じ難い数字がならんでいる。 カタール 1.44 豪州 4 米国 4.5 日本 34 韓国 41 数字的には2位以下を大きく引き離してダントツのトップとは、湾岸在住の筆者にとっても意外も意外。カタールW杯招致委員からは、「W杯招致成功は80%は確定したぞ」との事実上の勝利宣言までとびだしたが、、、、 さて以前、本コラムでカタールの招致プランを紹介させていただいた。 『カタール22年W杯招致に仰天プラン』http://sns.nikkansports.com/communities/311/entries/sho
11年アジア杯本大会開幕(11年1月7日、湾岸のカタール主催)までいよいよ2ヶ月をきった。日本がグループリーグで対戦するのはヨルダン、シリア、サウジアラビアなので、これらの国の動向が気になります。なかでも、サウジアラビアの動きは非常に怪しい。サウジメディアも統制をかけられているのか、それほど多くの情報を流してはくれないが不可思議なことがかなりある。ので、まずは軽く“あやしい情報”をまとめさせていただき、今後の続報コラム第2弾やコメント欄の活用などでさらに判明した部分をお伝えする形にしたい。 はじめにサウジアラビア代表の日程を見てみよう。情報は非常に錯綜しているが、FIFAのホームページからだと以下のようになる。(対戦結果はすべて左の数字がサウジアラビア) (5月は欧州合宿、コンゴDR、ナイジェリア、スペインと対戦) 8月11日 トーゴ 1-0(リヤド) 10月9日 ウズ
アラブ世界で唯一の2010年W杯出場チーム、アルジェリア代表がもがいている。スイス合宿を終え、アウェーのダブリンにて5月28日にアイルランド代表と対戦。現地でアルジェリアファンの熱烈歓迎を受けたが、結果は0-3の完敗。3月のセルビア戦も全く同じスコアで負けており、これで公式戦4連敗となった。 試合翌日のアル・シャローク紙は「セルビア戦の再現、W杯に向けアラームが鳴り響く。2人の新戦力を見いだしたのがせめてもの収穫だが…」との見出しで、アルジェリア代表の現状を嘆いた。元アルジェリア代表選手のラフダル・バルーミ氏は「マギニ(イタリア・ラツィオ所属)の不在がやはり大きい。このままでは決勝トーナメント進出は夢のまた夢」とコメント。残すはUAEとの親善試合(6月5日)のみでW杯本番になってしまい、アルジェリア人のみならずアラブ世界も不安に見守らざるをえない。 そもそも、アルジェリア代表がスイス合宿を
<欧州CL:(3)CSKAモスクワ2-1セビリア(2)>◇16日◇決勝トーナメント1回戦第2戦◇セビリア※カッコ内は2戦合計得点 バーレーンからネットなどで日本の欧州CLの報道を見ていると本田圭佑(23=CSKAモスクワ)の話題一色になっているようだ。しかし、湾岸では当然と言うべきかもう一方のチェルシー-インテルの方がはるかに注目度は高かった。湾岸だけではなく、世界的に見てもスペインとロシア、日本以外のほとんどの国では今回のセビリア-CSKAモスクワは普通は「裏番組」扱いになるのはクラブの知名度を考えても仕方のないところ。 筆者はこの日の試合はバーレーン人たちとのマクハ観戦せず、自宅で観戦した。スケジュールの都合(バーレーン現地時間で夜10時45分キックオフ)が大きいのだが、仮に、マクハに出かけていっても、まず間違いなくテレビ画面はチェルシー-インテルだからだ。 その「裏番組」を自宅で
<クラブW杯:バルセロナ2-1エストゥディアンテス>◇12月19日◇決勝◇UAE・アブダビ 開催国枠で出場のアル・アハリ(UAE)敗退で始まり、バルセロナ優勝で幕を閉じた今回のUAE主催(アブダビ開催)クラブW杯大成功に終わったといっていいだろう。アル・アハリがとっとと姿を消したのは確かに痛かったのだが、このエリアでのバルサ人気は絶大で、中でもあの選手の出場、活躍がこちらのファンを魅了してしまったからだ。 本題に入る前にこちらのファンのことを簡単に紹介しておこう。湾岸には自国のリーグなどには全く興味を示さず、欧州リーグ一辺倒というファンが、日本とは比較にならないくらい多く存在する。中でもスペインとイタリアのリーグは人気があり、特にバルセロナとRマドリードのファンは非常に多い。クラシコは湾岸のサッカーファンを2分する、すさまじい盛り上がりになり、ほとんどのマクハが満席になるほどのすごさだ
<W杯アフリカ予選:アルジェリア1-0エジプト>◇出場国決定戦◇11月18日(日本時間19日)◇スーダン・ハルツーム アルジェリアがエジプトとのプレーオフを制して、24年ぶりのW杯出場を決めた。日本ではあまり知られていないかもしれないが、アルジェリア国籍の人はバーレーンにも100人以上暮らしている。アルジェリア人は24年ぶりの快挙をどう感じているのか、知人のアルジェリア人のフセイン氏に聞いてみた。なお、アルジェリアの政治状況が混乱していることもあり、人物が特定されるのを避けるため、今回は仮名とさせていただいた(インタビューは09年12月1日、バーレーン・マナマ市内で行った)。 --フセインさん、アルジェリア24年ぶりのW杯出場、本当におめでとうございます。 フセイン ありがとうございます。 --W杯出場が決まった時はどんな気持ちでしたか フセイン まず、信じられない、という気持ち
<W杯アフリカ予選:アルジェリア1-0エジプト>◇出場国決定戦◇11月18日(日本時間19日)◇スーダン・ハルツーム W杯アフリカ予選C組は勝ち点、得失点差、総得点のすべてでエジプトとアルジェリアが並びW杯予選史上初のプレーオフとなり、第3国のスーダンで行われた。まさに両国のメンツをかけた戦いはヤヒア(ボーフム)の決勝ゴールで、アルジェリアが制した。 予選の時から投石騒動があったりトラブル続きだった両国だが、試合が終わればスポーツマンらしくお互いの健闘を称え…などといった甘いものではなく遺恨は続く。試合後にはエジプトのファンがカイロのアルジェリア大使館に押しかけて抗議行動を行った。以前にもアルジェリアにあるエジプト系企業の事務所が襲われたり、アルジェリアから母国に避難しようとしていたエジプト人が空港で襲われそうになったりと暴力の連鎖は止りそうもない。両国のトップであるエジプトのホス
<W杯予選大陸間プレーオフ:(1)ニュージーランド1-0バーレーン(0)>◇14日◇第2戦◇ニュージーランド・ウェリントン※カッコ内は2戦合計得点 「バーレーンの夢、湾岸の夢、アラブの夢、アジアの夢。すべてが砕け散りました」と試合終了後にテレビのバーレーンスポーツのアナウンサーが語りだす。長期離脱中のFWアラー・フバイルらをゲストに迎えて特番が流れるが、バーレーンの首都マナマのカフェ「ベランダ」では、自国の敗戦を見届けた客が足早に消え、店内に残された筆者も脱力状態にあった。 大陸間PO初戦(10月10日)とはうって変わり、動きも鈍くルーズボールがなかなか拾えない。NZに前半終了間際に先制を許し一瞬静まり返る店内。後半5分にPKを獲得。店内の客は総立ちになり、抱き合う準備は万全だ。しかし、DFアドナンのシュートは相手GKにがっちり止められる最悪の展開。ここから40分あったはずだが、このチャ
<アジアCL:アルイテハド6-2名古屋>◇10月21日(日本時間22日)◇準決勝第1戦◇サウジアラビア・ジッダ 日本でもアジアCLに対する注目度は高まっているようだが、湾岸地域では熱の入り方が違う。特にサウジアラビアの場合、W杯予選で敗退したという事情もあり、「せめてクラブではアジアの頂点を」という思いもあるのだろう。恐らく、日本のファンには想像もつかない盛り上がりとなっている。 名古屋をホームに迎えたアルイテハドは、前半こそ数的優位をあまりうまく生かせず多くのチャンスをふいにして1-2とリードを許したが、後半は5発で爆発。この大勝によって第2戦(10月28日)で決勝進出を決めたら、決勝までサウジアラビアには戻らず日本滞在という「ゆったり」プランはかなり現実的なものとなってきた。 翌朝の各紙は当然ながら威勢がいい。 「アルイテハド地震が6度も名古屋を襲う」(アッカブ紙)
<W杯予選大陸間プレーオフ:バーレーン0-0ニュージーランド>◇10日◇第1戦◇マナマ W杯へ最後の関門、大陸間プレーオフ初戦は、バーレーンサポーターの大いなる落胆でゲームセットとなった。ホームで行われる「大一番」ではなぜか得点できない赤の軍団。9月5日のマナマでのサウジアラビア戦以上にオールホワイツ(ニュージーランド代表)を圧倒的に攻め立てたが、ことごとくフィニッシュに失敗した。湾岸系のあるテレビ番組では「きっかけさえつかめれば、6-7点入っていてもおかしくない試合」と評されたほどだ。 シェイク・サルマン・ビン・ハマド・アルカリーファ皇太子もご観戦になったこの「世紀の紅白戦」。3万5000人の大観衆が期待したのは「格下」ニュージーランド相手に楽勝だっただけに、バーレーン本国のサポーターはドローの結果に、うなだれるばかり。試合の労をねぎらい「まだまだいけるぞ」と大いなる拍手をゲーム後にし
W杯4大会連続出場を誇っていた中東の雄、サウジアラビアがプレーオフでバーレーンに敗れ、サウジ国内はもとより湾岸エリア全域でも騒然となっている。「サウジアラビアがここまで落ちてしまったのはなぜなのか?」とか「どうしたらサウジサッカーの再生はできるのか?」といった切り口の特番や特集を多くのマスメディアが取り上げている。そのなかでもかなり鋭く「本音」を語ったと思われる、アブダビ・スポーツ・チャンネルの特番をまず紹介しよう。 まず、アブダビ・スポーツ・チャンネルだが、アブダビという地名からもわかるようにこれはお隣UAE(アラブ首長国連邦)のテレビ局。この局の特番にサウジアラビアのサッカー評論家やコメンテーターが集まり、討論などをしたもの。サウジ国内のテレビ番組では言いにくいことまで踏み込んでおり非常に興味深い。 「96年にサウジアラビアサッカー協会が目標としてぶちあげたのが、2010年大会でのW
<W杯予選アジア5位決定戦:(3)バーレーン2-2サウジアラビア(3)>◇第2戦◇9月9日◇リヤド※カッコ内は2戦合計得点 バーレーンが劇的なロスタイムの同点ゴールでアジア5位を決めて悲願のW杯出場に大きく前進した。 初戦をホームで0-0で引き分けての第2戦は、敵地リヤドでの一戦とあり1-1以上の引き分けでもアウェーゴールの差で5位が決まる。考えようによってはサウジアラビアよりも有利と言える状況で、前半をFWジェシン・ジョンの同点ゴールで1-1で折り返す理想的な展開。 しかし、最後の最後にアラーの神は劇的な結末を用意していた。勝つしかないサウジアラビアが後半、猛攻をかける。バーレーンの選手が、恐らくは時間稼ぎのためピッチに倒れこむが、サウジアラビア側は全く無視してのプレーオン。倒れたら相手が有利になるだけ-これがW杯の切符がかかった試合だ。 1-1でロスタイム3分の表示。スタンドに王
8月26日にG大阪FWレアンドロ(24)がカタールのアルサードに移籍することで両クラブの合意が成立した。今夏のブラジル人ストライカーのJリーグから「中東リーグ」への移籍は2人目。日本のファン、とりわけG大阪ファンは「このリーグ戦の大事な時期にまた強奪か!」といった感想を持つかもしれない。 近年、毎年のように起きるJリーグ出身外国人FWの中東流出(輸出成功?)。一体、その背景にあるものは何なのかを考えてみたい。 まずはここ最近で話題になったJリーグから中東各国リーグへの外国人選手移籍をまとめてみた(移籍時期などはアラブ系のサイトを参考にした)。選手名 ~ Jリーグ最終所属クラブから(場合によってはほかのチームを経由して)中東所属クラブに移った時期。 レアンドロ 09年08月 G大阪→アルサード(カタール) ダビ 09年07月 名古屋→ウムサラール(カタール)
日本が6日にウズベキスタンを苦しみながらも1-0で下しW杯南アフリカ大会への出場権を獲得すると、筆者はお祝いのメッセージやメールをバーレーン人からもらった。同組のバーレーンにとってはこの日、オーストラリアも出場権を獲得したことで2位以内の可能性が消えた日とも言えるのだが、なぜかニンマリ顔のサポーターが多い。彼らには現実的な目標がある。そう、プレーオフ進出権利が得られるA組3位確保だ。 そういった意味で日本がウズベキスタンをキッチリと下してくれたのは何よりもありがたい。これでウズベキスタンの勝ち点は4のままで、第10節のマナーマでのバーレーン戦を残すのみ。バーレーンの現時点での勝ち点は7で、残り2試合あるから対ウズベキスタンということでは気持ちの上での余裕はかなり出てきた。 少なくない誤算としては、豪州がドーハでカタールと「引き分けてしまった」ことだ。豪州vsカタールはW杯アジア3次予
広部玄記者日記「こちら裏・社会部」 本日の注目発言:ホリエモン氏、地検に押収された「一番恥ずかしいモノ」初激白(※一部刺激的内容が含まれるためご注意ください) /社会 18日夜、東京・歌舞伎町のロフトプラスワンで、堀江貴文氏と元「2ちゃんねる」管理人の「ひろゆき」氏(西村博之氏)がトークライブ「徹底抗戦ナイト」に登場した。堀江氏の著書「徹底抗戦」発売にちなんだイベント名だ。※以下、できるだけ正確にそのまま、当該部分を記載したため、刺激的な内容が一部含まれますので、ご注意ください。 トークはかなり盛り上がり、2時間半前後に及んだが、中でも堀江氏の発言で注目だったのは、 06年1月の逮捕時(もしくはガサ入れ時)に押収された数々のモノの中で「一番恥ずかしいモノ」を(恐らく公の場で)”初告白”した部分であった。 西村氏から「堀江さんは(地検に)持っていかれて、”恥ずかしかったモノ”と
AFC選出のFIFA理事選挙が5月8日、クアラルンプールで行われ、カタールのビン・ハマム氏(60)が激しい選挙戦を制して当選した。ハマム氏の対立候補を推していた日本でも、その結果は今後のW杯招致に影響するといった論調で紹介されたのでご存知の方も多いのではないだろうか。選挙後の11日夜、カタール系のアル・カスチャンネルが約100日にわたって湾岸諸国でも議論の対象となった、激しい選挙を振り返る特番を放映した。 対立候補がバーレーンのシェイク・サルマン氏(43)であったため、一見したところはカタールvsバーレーンの戦いに見えるが、背後にはいろいろな国の思惑が蠢(うごめ)いていたようだ。一方の当事者であるカタールから見た今回のドロ試合はどんな風景だったのかが、この番組を見るとよく分かった。 番組は今回の選挙戦は「ハマムに対する戦争」だったとし、その“戦勝”を祝って始まる。まず、一般的な認識と
<クラブW杯:マンチェスターU(イングランド)5-3G大阪>◇12月18日◇横浜◇準決勝 クラブW杯、G大阪-マンチェスターUの試合はアラブ世界のTV局の人たちも大いに魅了したようだ。前半はそれほどでもなかったのだが、後半の展開に大いに盛り上がり、最後は「ありがとうガンバ」の言葉まで出た。5失点の敗戦は日本ではどう受け止められたかは分からないが、それでもアラブ世界が絶賛したのはなぜか。それはG大阪の勝負に対する執念という面もあるだろうが、それとともにサッカーという枠を超えた部分もあるような気がする。 試合は、隣でアラビア語から英語にしてくれる友人の訳を聞きながらテレビ観戦した。 前半、G大阪がマンUをパスワークで攻め立てるシーンなどでは、アナウンサーはいつものように決まり文句「コンピューター・ヤバン」と叫ぶ。これは「コンピューター日本」という意味で、コンピューターと言えば何といっても日
<W杯アジア最終予選:日本3-0カタール>◇A組◇11月19日(日本時間20日)◇ドーハ ホームでカタール代表が日本に完敗し、1時間もたたないうちにカタールのスポーツチャンネル、アル・カスの会長に届いた怒りのメッセージは100を超えたという。 抗議で一番多かったのが「アル・カスTVよ、よくもわれわれをだましたな!!」というものだ。 アル・カスTVがどのように視聴者を「だました」のか、少し説明をしてみよう。日本戦の前、アル・カスは自国の代表に自信たっぷりで「日本には勝てるぞ。皆さんスタジアムへぜひいらしてください」とやっていたのである。カタール代表に自国リーグのQリーグの試合を免除させ、長期間合宿をし、イラン代表と韓国代表というアジアの強豪とも親善試合をこなし準備万端。一方、日本代表のドタバタぶりなども情報として入っていれば、アル・カスでなくても「これはいけるぞ=勝てるぞ!!」と思っても
以前、逮捕前のホリエモンが”1日5000通のメールを処理する”経験から「100億稼ぐ超メール術」なる本を上梓したことがあったが、 先ほどまで放送されていたテレ東「ありえへん∞世界」で、”客と100万回メールした経験がある”という歌舞伎町の有名キャバ嬢が「120%女性を落とせるメール術」なるものを披露・解説していた。純・心理学的観点から興味深かったので、要旨を記載しておきたい。 このキャバ嬢は、歌舞伎町の有名高級店「プラウディア」に所属する一ノ瀬萌氏。彼女は、プロの女雀士であり、雀荘のオーナーでもあるという個性派。彼女は3つのシチュエーションに分けて”メール術”を解説した。まず、 ①アドレス交換で落とす(モテるメール術)②出会った後の最初のメールで落とす③初デートに誘うメールで落とす まず①。萌氏によると、「モテるメールアドレス」というものがあるらしい。「メールには趣味や人柄が表れ
広部玄記者日記「こちら裏・社会部」 青学大女性准教授、光市死刑判決への発言で”怒りの声”炎上!? /社会 光市母子殺害事件の犯人の「元少年」に先日、高裁で死刑判決が下ったことに対し、青山学院大学の女性准教授・瀬尾佳美氏が自身のサイトやブログなどでした発言がネットで”問題視”され、その発言内容に怒りの声がかなり上がっている状況だ。こういうのを”炎上”と定義していいのかわからないが、ネット上では昨日ごろからかなりヒートアップしているようだ。 瀬尾氏は自身のサイトやブログで、「私は死刑廃止論者ではない」としながらも「光市の事件に関しては死刑は重すぎるように思えてならない」との見解を示した。 この判決に対しては、さまざまな意見、議論が起きていることから、瀬尾氏の見解もその1つだと思うが、問題視されているのは、瀬尾氏がサイトにアップした見解文の文末で遺族の本村さんを皮肉るかのごとく、 「い
「アラーの国のフットボール」では毎回中東のサッカー情報をお伝えしているが、今回は日本でもかなり話題になっているハンドボールについてお伝えしたい。そんなわけで特別版「アラーの国のハンドボール」でご了承いただきたい。 ハンドボールの北京五輪アジア予選が「中東の笛」と呼ばれる中東びいきの判定が原因でやり直しが決まった問題は、こちら中東のマスコミでも取り上げられており、論調も熱を帯びてきている。日本での報道を見る限りでは、あたかも中東諸国が一致団結して支持しているかのような印象を受けるが、内情は決して一枚岩ではなく、中東諸国の中でもアジア連盟を牛耳っているクウェートに対する逆風が吹き始めているようだ。 16日付のバーレーン紙アル・ワサットは「IHF(国際ハンドボール連盟)の取った対応は正しい。AHF(アジアハンドボール連盟)に今後ともプレシャーをかけ続けろ」というタイトルで、元※GCC(Gul
12日夜、愛媛県松山市で、飲食店店長の女性(23)が、交際を迫っていた”常連客”で無職の男(49)に包丁で刺殺された事件は衝撃が広がった。 この飲食店は実は、女性ばかりが店員を務める「ガールズバー」という形態の店。このガールズバー、新宿、池袋、銀座など都内繁華街どころか全国の繁華街でも最近急増している、ちょっとした”ブーム”のような業態だ。繁華街を歩けば、ガールズバーの女性がチケットを配ったりしているシーンにもよく遭遇する。 一般的にガールズバーは、カウンターの中などに若い女性店員がいて、カウンターなどに座った男性客に酒を出す。その際、じっくりトークをしたりするが、キャバクラのように横に密着して座って「接待」(隣席接客)するということは基本的にしない。 また、キャバクラのようにがっちりした「指名」制度がない店もあり(ある店もある)、キャバクラよりも基本料金が格安(1時間数千円程度+ド
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