サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
2024年ランキング
tablo.jp
「打撃の天才」がMMAでも開花と言ってよいだろう。 かつて「拳聖」と呼ばれた空手家がいました。その人物をモデルに漫画『喧嘩稼業』(木多康昭著)では、里見賢治という空手家を登場させました。10代で天才と言われたものの、空手王と言われた山本陸に敗れ失意の元、中国にわたり自分の空手(玉拳)を完成させ帰国。そして里見賢治の闘いが始まる――。漫画は現在休載中。里見は「拳聖」と言われていました。 平本蓮選手も小学生からキックを学び、10代でゴンナパー、ゲーオという強豪を撃破。天才と言われました。が、MMAでは苦いデビュー戦を経験。渡米後、剛毅會空手に出会い、平本選手独特の拳術が開花しつつあります。「濃く強い線を引くには敗北が必要なんだよ」(里見賢治)。里見賢治と平本蓮選手に「天才性」「敗北からの勝利」という共通項があるように思います。 7月28日の超RIZINは「国内最高の試合」と評価されています。朝
この会見で被害者は納得したのだろうか。 「何の為の記者会見だったかのか」–。 10月2日14時から開かれた、旧ジャニーズ事務所(以後スマイルアップとも表記)の会見を見ての思いです。 まず、この会見は、前提として9月7日のジャニーズ事務所(当時)の会見を受けてのものになります。ここでは4時間による長時間の記者からの応答で終始されました。それではラチがあかないという事で、2日に改めて会見をする。そこで生まれ変わったジャニーズ事務所をメディア及び被害者、ファンに披露するというのが会見のテーマだったはずです。 そして、そもそもこの会見をさせたのは間接的にはBBC。直接的には8月29日に公表された「外部専門家による再発防止チーム」の報告書の痛烈さによるものです。この報告書では数百人の被害者がおり、それはジャニー喜多川氏の性加害によるもの。また、見て見ぬふりをした旧ジャニーズ事務所幹部たちの責任が明記
会見では不評を買った東山新社長が作家にかかるとべた褒めに。 今週月曜発売の『週刊現代』9/23号、伊集院静の連載コラム『それがどうした 男たちの流儀』がかなりの内容だったのに、検索したところ全然話題にもなってないみたいなんですよね。 そういうわけでTwitterというかXで長文を書くのもアレだから、もう完全に終わったと思われていたこの連載で紹介してみます。 テーマは9月7日に行われたジャニーズ事務所の記者会見だったんですが、まず書き出しから 「あのジャニーズ事務所にこれほど男気があるというか、気骨のある人間がいたとは想像もしなかった。東山紀之さんのことである」 「世の中には逆境に立たされても信念を崩さない男がいるものだと、あらためて世間の広さ、大きさを考えさせられた」と、あの会見でかなり評判を落としたはずのヒガシを大絶賛! 続いて、 「それにしてもNHKはじめ、マスコミの集中砲火のような会
5日会見の前に開いたジャニーズ性加害問題当事者の会。 世の中、議論が起きると必ず「ノイズ」が発生します。ともするとこれは議論の正否を分からなくし、論点ずらしにもなります。これからも続くでしょう、ノイズの発生は。 ジャニーズ事務所性加害騒動ですが、7日に藤島ジュリー景子代表取締役社長が記者会見をします。これは第三者委員会とでもいうべき、「再発防止特別チーム」の報告書での提言と指摘を受けてのことと言って良いでしょう。この騒動で問題となるのは「性加害者」ジャニー喜多川氏の責任です。報告書ではジャニー喜多川氏について、「異常」という表現を少し確認しただけで2回は使っています。 「異常」。 「異常な人の元で行われた性加害」というのが、報告書を素直に読めばこの騒動を表現する事が出来ると思います。 イギリスでナイトの爵位を授与されていた国民的司会者・タレント、ジミー・サビルと今回の騒動はよく比較されます
ようやく「大手」の旧統一教会報道の「逆襲」が始まるか(写真はイメージです) 旧統一教会問題は政治家だけでなくメディア論でもあると思います。 先日こんなコラムを読みました。毎日新聞の専門編集委員がジャーナリストの鈴木エイト氏について書いていたのです。 《事実を突きつければ事態は動く。この3カ月で政権党と教団の輪郭が少しずつ見えてきたのは、鈴木さんらによる地道な事実の積み重ねが大きい。》(10月19日) コラムの締めは、 《ならばここは政府ならではの組織力を見せてもらわねばならない。フリーで報酬の当てもなく取り組んできた鈴木さんたち先人の実績がすでにある。》(同) その通りだと思うのですがどこか他人事すぎないか?と感じました。政府に「組織力を見せてもらわねばならない」と言ってますがそれは「新聞」だってそうです。新聞社には政治部もあれば社会部もある。そして国際部もある。旧統一教会問題では組織力を
写真はイメージです 昨年末にこんな記事がありました。 『歴史修正主義を扇動した「論破」文化 感情に訴える言葉の危険性』(2021年12月6日 朝日新聞デジタル) 《相手を言い負かした方が正しいと思わせる「論破」という言葉がいまネット上にあふれています。社会学者の倉橋耕平さんは、この言葉の持つ効果を巧みに利用したのが「歴史修正主義だ」と指摘しています。1980年代末に生まれた「論破カルチャー」が社会にもたらす負の影響について、聞きました。》 ここで紹介されている倉橋耕平氏の「歴史修正主義とサブカルチャー」(青弓社2018年)は面白かったです。第二章は『「歴史」を「ディベート」する』でした。 いわゆる歴史修正主義者は討論ではなくディベートを好むという。真実よりも説得性が重要視されるからである。事実を相対化し、他者を言いくるめることそれ自体が目的の中心になる。こうした言説のうちには、「論破」への
足立正生監督は何を訴えようとしているのか。 9月27日の安倍晋三元首相の国葬を控えて、一本の映画が制作されている。『REVOLUTION+1』(監督・足立正生)だ。安倍元首相を暗殺した山上徹也容疑者を描くこの映画は、8月末にクランクイン、早くもマスコミ向けラッシュ上映を終え、国葬前日の26日から、先行上映されるという。 監督の足立はピンク映画監督として多数の作品を制作。その時代、足立監督が活動の拠点としたのが、盟友・若松孝二が設立した若松プロダクションであった。いまだ伝説の映画監督として評価される若松は宮城県に生まれ、農業高校を中退して上京。一時は、やくざになり逮捕・収監を経験。デビュー作『甘い罠(1963年)』では、警官殺しを描き「警官を殺すために映画監督になった」と豪語した。そんな若松と、日大芸術学部出身の足立という奇妙な組み合わせの周りには、野心を抱えた奇人変人の若者たちが集まった。
「沖縄問題は視聴率がない」? ふざけるな! 沖縄県知事選で分かったメディアの傲慢さと県民の切実な声 「心が折れてしまう」 ラッパー、ダースレイダーさんと筆者は沖縄県知事選に密着した。 沖縄知事選を見に行ってきました。私プチ鹿島とラッパーのダースレイダーで前半と後半で2回行き、合計で1週間以上滞在しました。 私たちに選挙現場を見る「漫遊」の楽しさを教えてくれたのは畠山理仁さんです。畠山さんは選挙取材歴20年以上のスペシャリストです。『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』では第15回開高健ノンフィクション賞を受賞している。最新の著書では『コロナ時代の選挙漫遊記』がある。 その中で選挙に行ったほうがいい理由を次のように畠山さんは書いています。 「投票に行った人も、投票に行っていない人も、必ず政治の影響を受ける」 「政治に無関心でいられても、政治と無関係ではいられない」 「政治に無関
ここが日韓トンネルの入り口か。 2022年7月8日、安倍晋三元首相が参議院選挙の応援演説中に撃たれ、命を落とした。享年67歳。 背後から安倍氏を撃った山上徹也容疑者(41)は取り調べで、動機を次のように語っている。 「母親が(宗教)団体にのめり込んで破産した。安倍氏が団体を国内で広めたと思い込んで恨んでいた」 ここでいう団体とは世界平和統一家庭連合である。この団体は統一教会(統一協会)という名前で知られている。 統一教会といえば、80年代後半から90年代前半にかけて、毎日のように耳にした名前だ。見知らぬ外国人同士を集団で結婚させる合同結婚式や壺などを法外な値段で売りつける霊感商法といった彼らの手法にマスコミの非難報道が集中した。 カルトの印象が強い統一教会だが、日本と韓国を海底トンネルで結ぼうとする「日韓トンネル」の建設に深く関与している。これは、玄界灘にほど近い佐賀県の北部の山中から韓国
ロゴ問題から始まって新国立競技場などトラブル続出の東京五輪。最後に出たのが「河瀨直美が見た東京五輪」。BPO審議中のようだ(撮影@編集部) 最近「メディアと政治」の話題がやたら多いです。大阪府と読売新聞大阪本社の包括連携協定、立憲民主党がネットメディア「CLP」への資金提供を明らかにしていなかった件、映画『新聞記者』に関する文春報道、石原慎太郎の暴言を「石原節」とまとめてしまう新聞などなど。 これらの話題についてジャーナリストの青木理さん、TABLO編集長の久田将義さんとトークライブをおこないました(2月17日)。 どの話も興味深かったのですが最後に盛り上がったのは河瀬直美監督による東京五輪公式記録映画です。昨年12月にNHKが景気づけに放送したドキュメンタリー番組「河瀬直美が見つめた東京五輪」(BS1)は今も燃え上がっています。聖火よりすごい。考えてみれば招致後からトラブル続きだった東京
ネットフリックスで配信されればステイタス(写真はイメージです) 週刊文春2月3日によると、Netflix「新聞記者」は制作者側と、このドラマの主テーマである財務省職員赤木俊夫さんの妻である赤木雅子さんと、取材合意が出来ていないにも関わらず、制作者側が勝手にゴーサインを出し、公開にこぎつけたことが報じられている。 赤木さんの自死は当然看過すべき問題ではない。これは心ある国民なら誰もがそう思うだろう。当時の麻生太郎財務大臣、安倍晋三元総理には道義的説明責任があるはずだ。 それに応えた形になったのが映画「新聞記者」であり、その続編がNetflix「新聞記者」(以下・「新聞記者」)である。まず二作品ともチャレンジしている事には評価したい。とは言え、結構、違和感が残ったので箇条書きでまとめてみる。 ●原作の新書「新聞記者」とは全くの別物である事は前提しておく。原作は東京新聞・望月衣塑子記者の自叙伝と
真価を問われる立憲民主党(撮影@編集部) 先日、配信トークライブをおこないました。メンバーはTABLO編集長の久田将義さん、ジャーナリストの青木理さんと私プチ鹿島の3人。 Twitteアカウント「Dappi」について青木理さんがライブ開始と同時にぶち込むという開幕ダッシュならぬ開幕ダッピ。後半では衆院選からの「地方メディアが権力を牛耳る実態」についても話が出た。地元紙は大きな権力であり、その影響力は計り知れないと。 話を聞いていて直近の記事を思い出した。香川の四国新聞が書いたこれ。 『維新新人に出馬断念迫る 香川1区 立民・小川氏』(10月12日) 香川1区は自民党の平井卓也氏と立憲民主党の小川淳也氏による一騎打ちとみられていたが、今月8日になって、元国会議員秘書で新人の町川順子氏が維新の公認候補に決まった。 《町川氏の動きにすぐに反応したのが小川氏。街頭活動やツイッター上で、町川氏が以前
自民党と言う興行主に乗せられているのでは(撮影@編集部) 総裁選の報道がすごいです。「興行主」の自民党の思惑通りという展開。 こういうときは一番話題になっていない部分に目を向けるといい。報道から「学び」があるとすればそこ。何を言いたいかと言えば下村博文先生に注目せよということです。あそこに人生の教科書がある。 私は10代の頃から新聞や雑誌の政治記事を読むのが好きでした。政治家のドロドロの争いはプロレス団体の分裂・旗揚げに通じる人間の業のドラマを感じていた。レスラーも政治家も誰だっていつかは団体のトップに立ちたい。エースになりたい。そんな野心は同じなはず。 しかしたまに「この人は自己評価額が高すぎないか……」という、なんでも鑑定団みたいな人も見かけます。最近では下村博文先生の動きに注目しました。今年だけでも活発だった。 まず、年明けの番組で4月末に予定されていた衆参補選について「2補選負けれ
これは鬼か!? それとも仏か!? 住宅街のお寺に静かに祀られている衝撃の仏像|Mr.tsubaking 新宿まで20分という便利さから、ファミリー層に人気で一戸建てが立ち並ぶ、京王線つつじヶ丘駅の周辺。静かな住宅街に武者小路実篤の旧邸などの見所もあるこの街に、一軒のお寺があります。 ▲常楽院 今回は、このお寺に祀られる衝撃の仏像をご紹介いたしましょう。まず、このお寺で最も有名なのは意外にも歌。 「思い出のアルバム」という曲をご存知でしょうか。「いつのことだか 思い出してごらん」の歌い出しを聞けば、多くの方がノスタルジーとともに思い出すのではないでしょうか。この曲の作曲者である本多鉄麿が常楽寺が設立した幼稚園の初代園長だったのです。境内には歌碑もたっています。 ▲歌碑 おすすめ記事:番台に座る盗撮犯に料金を支払って事件現場へ入浴 それでも支持される銭湯とは|Mr.tsubaking | TA
謝ったら論破?(撮影・編集部) 8月13日にこんなツイートをしてみました。 【もう何回も何回も繰り返していますが論破カッケーやめましょう。論破していないし。YouTubeのは「言い負かしている」だけだから。滑舌良く早口で喋って「頭悪いんですか」「話そらさないでください」「それ嘘ですよね」みたいな言葉を間髪入れずに挟む。相手が詰まる。論破じゃない、印象操作です。】 思ったより多くリツイートされていたので、賛否両論あったと思います。「論破カッケー問題」(「論破問題」ではない)はここ、数年僕のなかでもやもやしていました。 論破ってカッコイイですか? 論破された側はカッコ悪いですか? そもそも今のネットでの論破って論争になっていますか? 結論を先に言うと「言った分だけ、得した人を称えるショー」になっています。 30日現在あるライターさんがひろゆきさんを例に挙げて、同じ感じの記事を書いていらっしゃい
7月23日、新型コロナの感染拡大に伴って発令された緊急事態宣言下で東京オリンピック2020大会が始まりました。不透明な資金繰りや大会関係者の差別発言など多くの問題が指摘され開会式直前にも小山田圭吾氏やのぶみ氏の辞任といったゴタゴタがあった中、多くの人の「中止するべきだ」という声を無視して強行されたオリンピック。大会が始まってから報道は日本人選手の活躍一色に染まっていますが、その裏側はどうなっているのでしょうか。 炎天下、誰も来ない駐車場に立つだけの仕事 6月の後半からオリンピック施設の警備員として働いている方にお話を伺いました。都内在住の男性で、普段はスーパーなどの商業施設内でやはり警備員として仕事をされている方です。開口一番に口にしたのは「早く終わってほしい」という言葉でした。 「拘束時間が長いのがとにかく辛いです。オリンピック施設は24時間警備なのですが、それを2交代で回しているので1
慌ててパスを隠していました(画像処理しています)。 菅義偉総理、小泉進次郎環境相等の選挙区の神奈川県にも2日から緊急事態宣言が出されて、月末まで酒提供停止。海の家も大打撃です。そんな中、オリンピックのブラジル人管理役員の男性が都内からお一人様で海に向かって神奈川県にお出かけする様子が目撃されました。電車は、アノ中居正広の母校のある平塚方面の小田原行きJR東日本東海道線。 ヤンキーの方々の会話が聞こえました。 「あの、外国人のおっさん、オリンピックパスしてるぜ」 「ブラジル、管理役員って書いてあるけど、手足の大きなタトゥー。ヤバいべ?」 スニーカーにもIDタグが光っていました。普段の帰宅ラッシュ時よりは、空いていますが、グリーン車が満席のために普通車に流れてきたようです。 「選手村から電車で外出したのがバレたら追放だろ。ニュースで見たよ。口止め料もらおうぜ」 「でも、英語分かんないし。あっ、
この街を160人で闊歩していたというのですが(撮影・編集部) のぶみさん、そこは余り重要でないので、意地を張らず「嘘でしたー」で良いんですよ。今、炎上しているのは貴方の歌詞の内容ですから。でも僕は、経歴でギミックならともかく嘘を入れてくる人は信用していません。お天道様の下を歩くのが恥ずかしくなりませんか。ベストセラー作家の肩書で十分ではありませんか。池袋連合というギミックは不要なのです。 のぶみさんは1978年生まれ。アラフォーです。彼が少年のころは東京が荒れていた時期で、そのころに「池袋連合」の総長かリーダをしていたと自称しています。 これなどは改めて取材などをせずとも、この手の題材を得意としている例えば、「チャンプロード」のライターや編集者なら容易に正誤の判断がつくでしょう。僕も末席ながら、「実話ナックルズ」で月刊創刊から編集長をつとめていたので取材体験から分析します。 こういうのは、
倍賞寛子(アントニオ猪木の娘・猪木寛子)と菅野志桜里(山尾志桜里)。 https://twitter.com/WORLDJAPAN/status/941274746062217217 吉田光雄 @WORLDJAPAN 20:52 – 2017年12月14日 W不倫騒動と小林よしのり先生の推しメンとしてお馴染みの山尾志桜里議員が、ミュージカル『アニー』の菅野志桜里だということに最近ようやく気付きました。 彼女が東大生だったときにリリースされた現在入手困難な受験本『アニーの100日受験物語』(95年/ごま書房)、ボクも持ってますよ! アントニオ猪木と倍賞美津子の娘・猪木寛子と『アニー』のダブルキャストで86年にデビューした当時、彼女はまだ小学生。そして、後に東大に合格するだけあって昔から読書家だった彼女は、この本でもこんなことを語っていたわけです。 「私は小さいときから本が好きで、どんなとき
「田中容疑者は忠犬ハチ公のよう」と高須院長 リコール不正署名事件『バイキングMORE』でのコメンテーター達の内容をまた精査してみた 写真はイメージです 26日放送の『バイキングMORE』(FNN系)で露骨な高須克弥院長(元リコールの会会長)の擁護が再度見られました。最早、寸劇のようでした。 簡単に言ってしまえば、 ・田中事務局長がとにかくやった ・で、田中事務局長の人となりを貶める 更に ・田中一家ってどうなの そして ・高須院長は潔い この4点を強調するコーナーでした。一時間近く使っていました。まずは物分かりの良い、コメンテーター達だなと思いました。台本を見て、何も感じなかったのでしょうか。 ネタバレから言うと、田中容疑者がそのような事をした動機は「次の衆院選に出るため高須マネーが必要だった」とのこと。確かに、そうかも知れません。結局これがオチでした。 番組冒頭、「前代未聞の署名偽造事件
ハッキリ言って人の批判とかしたくないんです。素晴らしい人だ、という原稿の方が書く方も気持ち良いと思うのです。けれど、どうしてもこれだけは書いておかなければなりません。 そろそろはっきりさせて頂きたいのが、愛知県大村知事へのリコール不正問題。いや愛知県警が捜査に入っているから問題ではなく「事件」と言っておきましょう。 この際、「あいちトリエンナーレ」の内容は置いておきます(現場を知らないと意味がないと思い、僕も観に行きましたが)。問題はそこを離れていきました。現在の焦点は「選挙で選ばれたのに気に入らない政治家を金の力で辞めさせる事が出来るのか」になっています。 各報道でお分かりのように高須クリニック院長高須克弥氏、河村たかし名古屋市長が音頭を取って始まったこのリコール運動。リコールとは『選挙で選んだ首長・議長などを住民投票などによって、解職を要求出来ること(制度)』(「新明解国語辞典」三省堂
福島第一原発事故 10年目で出て来た新事実 「フクシマ・フィフティー」のアナザーストーリー 第1回(インタビュアー│奥山俊宏、久田将義) 事故直後の福島第一原発内。 「この話、10年後になっても世に出すべきですよ」。 この言葉を今でも覚えている。朝日新聞記者奥山俊宏(現・朝日新聞編集委員)さんが、取材後にぽつりと僕に言った台詞だ。2012年、福島第一原発事故取材で「もう1人のフクシマ・フィフティー」とも言うべき人にインタビューを終えた後だった。「10年後か。それって本当に出来るものだろうか」とぼんやりと思ったものだ。そして実際にそれを現在、公開する運びになったのも感慨深いものがある―ー。 2011年夏。僕はある人の紹介で福島第一原発作業員に取材を試みていた。作業員たちは皆、20代。福島県双葉郡(双相地区)で生まれ育った若者だった。原発の街に生まれ育ち、原発で勤める事になり、そして原発事故に
写真はイメージです 日々、何かが燃えては朽ちてゆくツイッター界隈ですが、最近では映画専門誌『映画秘宝』の岩田和明編集長が、彼が出演したラジオの女性リスナーへ、雑誌公式アカウントから「死にたい」とメンヘラDMを送ったことが発端の騒動が最新炎上といったところではないでしょうか。 「死にたい」とリスナーをDMで恫喝し『映画秘宝』が炎上 僕も以前DMを貰いました DM癖ってあるのでしょうか 「被害者」「加害者」「恫喝」「廃刊」「セカンドレイプ」など物騒な言葉が外野から飛び交い、ついには2月2日、公式アカウント上で岩田編集長の辞任と自主退社を発表するにいたりました。 これにて幕引き……といかないのがツイッター界隈ではよく見受けられる事象。前出の女性リスナーは、岩田編集長の退任発表数日前から騒動に特化したツイッターアカウントを開設して経緯をまとめており、19年12月に『映画秘宝』相談役で映画評論家の町
写真はイメージです。 『映画秘宝』(洋泉社→双葉社)はヤンチャな雑誌という事で売り出したはず。『キネマ旬報』などの老舗映画誌が評価する映画ではなく「俺たちが面白いと思った映画はこれだ」というコンセプトで発刊したのが『映画秘宝』だと捉えています。宝島社発行の『このミステリーがすごい』も同様。既存の受賞作品に対して、「こっちで独自で面白いミステリーを選んでしまおう」というテイストが『このミステリーがすごい』が出た当時の、僕の印象です。権威に逆らう。これが『映画秘宝』や『このミステリー』の原点だったと思います。 が、時を経るごとに逆に、これらは「権威」になっていった。これは致し方ないものです。気づいたら「このミス大賞」という当初は「賞」など関係ないところにあったはずの雑誌なのに、ミステリー界ではかなりの権威を持つようになりました。 『このミステリーがすごい』が権威になっていったと同じように、『映
仮面ライダーBLACKを演じた俳優・倉田てつをさんに、“ファンに金銭などを要求”“イベントに参加しないファンをブロック”などといった疑惑が浮上。被害が多数報告されており、ネット上で「金の亡者じゃん……」「ちょっとBLACK過ぎる」と話題になっています。 こんな若者で溢れたらきっとコロナのヤローもビビるだろう???最強マスク‼️それにしてもかっちょええ〜?似合ってるよ? https://t.co/RoP8Zj0R30 pic.twitter.com/iUY339B73I — 倉田 てつを (@TetsuoKurata29) January 23, 2021 【被害者の声を見る】ブラック過ぎるぞ! 倉田てつをさん被害者の告発がすごいことになってる! 倉田さんといえば、1987年に仮面ライダーBLACK/南光太郎役で俳優デビュー。翌年の『仮面ライダーBLACK RX』にも同役で出演し、歴代の仮面
写真はイメージです(撮影・編集部) 国内を代表する有名映画雑誌『映画秘宝』が炎上しています。 ざっとまとめると、一読者のツイートに対して『映画秘宝』の公式アカウントが、引用リツイートやリプライではなくダイレクトメール(以下DM)で、極めて“刺激的”な長文メールを送りつけた事に端を発します。ツイッターに詳しくない方へ説明すると、要するに公開ではないということ。単純にメールだと思って下さい。 その内容があまりにも酷いというか、一読者である方にとって驚愕すべきものだったので、その方が公開に踏み切りました。そこから炎上が始まります。『映画秘宝』公式アカウントでは、岩田編集長責任という形で女性に対する謝罪がツイートされています。 公式アカウントを引用した方が分かりやすいのでご覧頂くと、 【当該DMを送付した経緯は1/5(火)放送の『アトロク』韓国映画特集回の当該女性アカウントのツイート内に、女性ゲス
水道橋博士さんと町山智浩さんの出版記念トークライブが昨年11月末に行われました。「マリファナも銃もバカもOKの国 USA語録3 」(町山智浩著)、「藝人春秋2」(水道橋博士著。ともに文藝春秋刊)。そこでは著名人、文化人、政治家、芸能人などなどがめった斬りされるという凄まじいトークイベントになったため、「文春砲」も尻込み。そこで忖度という言葉を知らない弊サイトでトークイベントを丸ごとお届け致します。(編集部) 『対談の前のメディア取材』から 博士:水道橋博士です。まず雑誌、メディアの取材をやります。写真も撮ってください。「新しい地図」スタイルなので(笑)ご自由に。しかし、こうやって町山さんとボクがステージに上がるとすぐにテンション上がって、ふたりで舞台上でディープキスとかしちゃうからねー。気をつけないと。 町山:以前、浅草の「映画秘宝」のイベント(※2016年、したまちコメディ映画祭内で行わ
出版界において、「筋を守る」「矜持」ということはどういうことなのでしょう。例えば、「反論権を守る」「公人でない人を記事に載せない」「弱者を叩かない」などなどがあるでしょう。 もう一つ、著作で書いたようしたように「言論の自由とは何を書いてもいい。その代わり何を反論されてもいい」ということだと思っています。要するにこれは「反論権を担保する」という事なのですけれど。意外とこれを忘れている編集者、雑誌が多いのに気づきます。 で、僕はほぼ、それを頑なに守っているつもりでしたが、そのせいで十二指腸潰瘍になってしまったことがあります。ヤクザから「殺したるからなぁ」(http://tablo.jp/archives/4142)とか「東京一危険な男」から「刺すぞてめぇ」と言われたのに大丈夫だったのに(http://tablo.jp/archives/4147)。 「十二指腸潰瘍」になった相手は有名ライター・
写真はイメージです。 こんなツイートが一部で話題になりました。発信者は貧困問題を取り上げている藤田孝典氏。 【今後、風俗店経営者、買春業者、買春者たちからの性暴力や加害行為を赤裸々に語ってくれる匿名の当事者たちの声をTwitterでも配信していきます。 すでに何十人も名乗り出てくれていますが、匿名で構わないので、SNSで声を上げてください。その性被害のリアルな声が社会を変えていきます。】(2020年7月26日) それに対して、何人かの現役風俗嬢から反応がありました。ここにその中の一人の「異論」を紹介します。(編集部) 関連記事:吉原現役コンパニオンが激白! 「ブログから駅特定」「初対面で求婚」「いきなりタックル」…出禁客のNG行為!
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『TABLO | 人にやさしいニュースサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く