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こういう連中は「戦争をなくせ」と言ってもおなじこと言ってくる。かっこつきの「リアリスト」というのは現実に対してかならず後手なので、先手を取ることがない。負けつづける。先手を取るのはつねに「理想」なんだ。声を上げる側なんだ。これは歴史が証明している。
ふつうに考えて「消費税廃止します、インボイス制度も中止です、原発廃止します、福祉を充実させます、夫婦別姓認めます、同性婚認めます、法人税上げます、最低賃金上げます、カルトも解散させます」という政府がいいと思いませんか。どれもやらないのが今の政府なんだけど。
「戦争になったらどうするんだ!」の答えはいつだって「戦争にならないようにする」なんだ。
男性の僕だって夜ひとりで歩いていて後ろから男性がついてきたらそりゃ怖いし、それが自分より20センチ背が高かったらなお怖い。「男性は男性という理由だけで女性を怖がらせているかもしれない」という意識くらい持っててもいいと思うよ、男性。
何度でもいうけど「国民を守るために戦争のできる国にするべき」という意見には「その戦争のできた国・日本は太平洋戦争で310万人死んでるんだけど国民守れてないじゃないか」と言いたいし、兵士の過半数140万人の死因は餓死で、敵は誰だったのかということも問いたい。
「AさんがBさんをぶん殴ってます。Cさんは中立的でありたいのでどちらの味方もしませんでした」というのを中立的だと思っている人が多すぎな気がする。
「目を覆え。口をふさげ。考えるな。税金を払え。死ぬ自由がある」これがいまの政府のメッセージだ。
問題になっている偏見を助長するドラマは見てないのだけど、日本のドラマ(あるいはテレビ)に足りないのは倫理観だよなとは思っている。
5年くらい前かな、官僚の人とお話する機会があって「最近の若者は海外に行こうとしないんですよ」と嘆いていたので速攻で「お金がないからですよ」とご注進したのだけど、本当に驚いていた。「そうなんですか…?」って。
ヴェネツィアで泣きそうになったことがあって。観光地からずっと離れたところに広場があって、子供たちはぎゃーぎゃー言いながら走りまわってボールで遊んでいて、老人たちはベンチでおしゃべりをし、広場に面したカフェで若者たちが昼からワインを飲んでいるの。「これが生活だろう」って思った。
いやほんと「トランプおもしれえ」とか「パンケーキおじさんかわいい」みたいなのがどれだけ危険なのか分かっただろう2021年を学びの年に。
日本でかつて行われた戦争のなにが怖いって「理屈が通じない」ってことです。竹やりで勝てるわけない。猫を供出して勝てるわけない。お洒落やパーマをやめて勝てるわけない。「負ける」と言ったら殺される。でも考えてみると、いまの日本もまるっきり「理屈が通じない」。
高校生のとき、学校で中沢啓治さんの講演があった。僕もふくめ校内は「あの『はだしのゲン』の? 子供のとき読んだけどさあ」といった「面倒くさい」みたいなざわついた雰囲気だったけど、講演の途中から水を打ったような静けさになり、お話が終わったあとは全校生徒みんなうなだれて、→
すくなくとも僕は大林宣彦監督が「映画監督が政治を語るな」と言われたのを聞いたことがない。山田洋二監督も宮崎駿監督もおなじくで、言われるのはきまって女性や若者(年下)ばかり。駅でわざとぶつかってくるおじさんみたく、狙ってるんだよ。
He is not watching you #アベノマスク #マンガ家アベノマスク https://t.co/usx2L52Xsi
LINEのスタンプを見たときじつはこれを考えたんだよなあ。「思考を表現することばがなければ、思考の幅は自然と縮小される」。自分の感情と微妙にニュアンスが違ってもスタンプ押せば話が通じてしまうのが楽すぎて、いまだにスタンプ使うのがち… https://t.co/nEHaEK8aAc
「遊戯王」の高橋和希さんがトレンドに入っていたからなにかと思ったらまっとうなことを言っていて、うれしいなと思ってタグを追っていったら否定的な意見であふれていて驚いた。みんな少年マンガからなにを学んだんだ。
すごいRTされているのでつけ加えるけど「人の数ほど正義はある」みたいな主張も結構だけど、人殺して「吉良吉影は静かに暮らしたい」って通用しないでしょう。吉良もプッチ神父も大統領にも彼らなりの正義はあったろうけど敗北します。そんな少年マンガから学ぶことはないですか、ということです。
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