精神障害者手帳発行の対象となるのは、「何らかの精神障害が理由で、長期にわたって日常生活や社会生活に制約が生じている方」です。 具体的には、下記のような精神障害が対象になります。 統合失調症 薬物依存症 てんかん うつ病・双極性障害(双極症/躁うつ病)※1などの気分障害 発達障害 高次脳機能障害 その他の精神疾患 発達障害の中には、「ASD(自閉スペクトラム症)※2」「アスペルガー症候群※3」「ADHD(注意欠如多動症)※4」「LD・SLD(限局性学習症)※5」などが含まれます。 また、そのほかの精神疾患とは、急性または慢性の心理社会的ストレスが主な原因となる「ストレス関連障害」などが該当します。 ※1 双極性障害は現在、「双極症」という診断名となっていますが、最新版『DSM-5-TR』以前の診断名である「双極性障害/躁うつ病」といわれることが多くあるため、ここでは「双極性障害(双極症/躁う