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食品の質として、最低ランクを行くのが肉である。 肉がガン・高血圧・糖尿病の原因になるということは今では広く知られており、例えばステーキ1キログラムにはタバコ600本分の発ガン物質(ベンゾピレン)が含まれている。 さらに肉という食品は繊維が含まれていない。これが致命的な欠陥だ。 繊維が含まれていないということは、便になりにくく、腸内に長時間滞留するということ。おなかの体温は37度だ。体の中であろうがお構いなしに肉は腐ってくる。腐敗した肉には悪玉菌が大量発生する。この悪玉菌が吸収され血液に侵入し、体の変調を起こすのである。 またこうした動物性タンパク質は人間のタンパク質組成とは異なる「異種タンパク質」であるため、そのままのかたちでは吸収できない。いちどアミノ酸レベルまで分解されてから吸収され、そのあとで再度タンパク質に合成される。肉を食べるとこのようなややこしい手順を踏まざるを得ないので、それ
とはいえ、水そのものを飲むという習慣は、日本にはあまり定着していない。お茶やジュースで水分をとっている人がほとんどだ。はたしてこれらは、水分補給に適した飲み物なのであろうか。 まず緑茶であるが、これは水分補給という目的には適さない。アルカリ性なので胃を荒らすうえ、利尿作用が強いので脱水傾向になる。つまり、飲むとトイレが近くなるうえ、そのあとまたのどが渇くのである。ウーロン茶、紅茶、コーヒーも同様。これらを飲むときは、午前中に水分を充分補給したうえで、あくまで嗜好品として飲むにとどめることだ。1日2杯までならよい。 お茶がだめとなると、ジュースはどうであろうか。 これはお茶よりたちが悪い。理由は糖分にある。 砂糖の害については3章で詳しく述べるのでここでは簡単に説明するが、砂糖を大量に入れた清涼飲料水をいつも飲んでいる人は、わけもなくイライラしたり、突然さびしくなったり、不安になったり、ひと
玄米を食べる 完全栄養食品というものがこの世にあるとすれば、玄米だけである。 炭水化物、タンパク質、脂質に加え、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれ、栄養のダイヤモンドといわれている。 これは精米していないために残っているヌカの部分に、白米にはない栄養素を残しているためだ。したがって副食によってミネラルを補う必要がなくなる。極端な話、玄米と塩と水だけあれば、栄養失調で死ぬことはない。おそるべき食品である。 玄米のよさは、豊富な栄養だけにとどまらない。 なんといっても食べる量を減らせるというメリットがある。 これはほかの主食よりもゆっくり消化されるため、わずかな量で満腹感を得られるからである。白米の3分の1の量ですむ。 こう聞くといいことだらけのような玄米であるが、難点もある。 消化が悪いので胃腸の弱い人には向かないことと、白米より炊くのに手間ひまがかかることだ。 そもそも、現代人がコメを
おやつが食べたい! そんなときどうする おやつが食べたいときはどうすればよいだろう。 もちろん、おやつは食べないことが一番望ましい。体のためにもそうであるし、経済的な面からもそうである。お菓子というものは体に不必要なものでありながら、それでいて出費のほうは高くつく。そのぶん質のよい米や、有機野菜を買うお金に回したい。 しかし言うは易く、行うは難い。これが難なく実行できれば苦労はないのであって、これができないから今日まで不健康でいたのである。 じつに、世の食事療法が抱える大きな欠点は、この「人間の弱さ」を考慮していないところにある。 こうすれば体によい、これを食べよう、これを食べないようにしようとテストの模範解答を示すがごとく、完璧な健康法(と言えるものは少ないが)を提示し、あとは知らんふりである。なるほど理論はすばらしいのだが、それを実践する肝心な人間の側の問題を置き去りにしている。 人間
朝食をやめたならば、次に昼食、夕食の量を減らそう。 とくに昼食には気をつけたい。前回の食事から18時間あけて胃腸が完全に休養をとったあとである。胃腸がデリケートになっているから、ここで今までどおりに食べたり、朝食を抜いた反動で今まで以上に食べてしまっては 、1日2食「不」健康法になる。 昼食の量は、従来の8割にするのだ。 食べるものも、油ギトギトもものは避け、あっさりした和食にするのがよい。 「そんなこと言われても、昼食はいつも会社の脇の中華料理屋と決まってるんだ」 そんなサラリーマンは少なくなかろう。今日から中華料理屋とは訣別し、ちょっと足を伸ばしてお弁当屋まで行き、おにぎり2個を買おう。午後の眠気と縁切りできるうえに、食費が格段に安くなるというオマケつきだ。 理想的なレシピは、昼食なら玄米ご飯1杯に豆腐半丁、それとゴマ、コンブ(コンブの粉)、塩少々。 夕食は、玄米ご飯1膳に野菜ジュース
現代医学では不治の病とされている花粉症も、1日2食で治すことができる。 花粉症の原因は腸の内側の傷である。 腸管に傷があると、本来吸収されないはずの未消化のタンパク質が傷口から体内に吸収されてしまう。この人体にとっては異物であるタンパク質は、猛毒だ。体は拒絶反応を起こし自分の体ごとこの異物を攻撃しはじめる。その結果、目はかゆくなる、くしゃみは出る、鼻水が出る。これが花粉アレルギーである。 アレルギー反応自体は、悪い症状ではない。体がなんとかして自分の体を浄化しようとしているために起こっているのであるから、薬でこれを抑えることは好ましいことではない。アレルギー反応が起きてしまうほど、自分の血液には毒物が入り込んでいることをまず知るべきだ。 この毒の進入経路をふさぐこと ―― 腸管内の傷を治すことが、1日2食での花粉症治療法となる。 しかしながら、現在一般的に行われている花粉症治療は、みな対症
「カルシウムが含まれているから」 とチョークを食べている人がいたら、変人であろう。 牛乳も同じことだ。 またぞろ牛乳のCMが盛んになってきたが、やはり健康によいということを最大の謳い文句にしている。これは明白な詐欺である。 健康のために、特にカルシウムをとるのを目的に飲んでいる人が多い牛乳だが、牛乳は人間にとっては毒物である異種タンパク質である。チョークのほうが、まだしも安全かもしれない。 肉、卵もそうであるが、人間のタンパク質とは組成が違う他の動物のタンパク質(異種タンパク質)は、そのままでは吸収できない。 異種タンパク質がそのまま吸収されたらどうなるか。 たちまちアレルギー反応が起こり、最悪の場合、死に至る。したがって異種タンパクを口にすると、体はこの猛毒をアミノ酸へと分解し、無毒化してから、人体と同じ組成のタンパク質に組み替えて再利用することになる。 人間の体はタンパク質でできている
タンパク質は大豆からとる。長生きしたければ、これは鉄則だ。 肉を食べないとタンパク質がとれないように思っている人が多いが、それが間違いであることはすでに述べた。 「畑の肉」といわれる大豆こそ、人間が摂取するにふさわしい、理想的タンパク源だ。 タンパク質自体が肉よりも良質であるうえに、BSE問題などまったく無縁である。 ダイオキシンや抗生物質、病原菌や発ガン物質といった、肉が抱える問題の一切を回避できる。 そのうえ家計にもやさしい。牛や豚を殺さなくてすむから、動物にもやさしい。 肉はパーティーの席で少量つつく程度にして、毎日の生活ではズバリ大豆を副食の中心にすえるべきだ。 さてその大豆、いいところだらけのようではあるが、ただひとつ欠陥がある。 料理するのがタイヘン。 大豆はそのままでは食べられない。いちおうフライパンで焼けば食べられなくもないが、消化に悪い。 煮豆にすればだいぶ食べやすくなる
朝食があなたの体をむしばんでいます。 朝食を抜けば、慢性疲労も花粉症等のアレルギーも治ります。 人間の誤った習慣のなかで最悪のものが朝食です。
これぞ不健康な体を健康体に根本から変える、最重要ポイントである。 「ええ? 朝食を抜くなんて、不健康の最たるものじゃないか」 そう思われる方がほとんどであろう。むりもない。 朝食を抜くのは体に悪いという俗信は、現代では不変の真理のようになっている。あたかもガリレオの時代の天動説のようなものだ。 「私は朝食を食べていません」などと言おうものなら、「どこか悪いの?」とけげんな顔で心配されるのがオチである。 だが、朝食抜きの生活を1週間続けてみてほしい。それで分かる。朝食ほど体に悪いものはなかったと。 朝食を抜けば、朝起きるときや、日中の原因不明の疲れはウソのように解消する。 論より証拠。まずは実践して、体調が驚くほど改善されることを体験してもらえばすぐに分かることであるが、やる気を起こしていただくためにも、そのメカニズムを紹介しよう。 ひとことで言えばこうだ。人間の体が食事を完全に消化吸収、排
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