サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
やろう!確定申告
www.genpin.net
うっそうと生い茂る大樹の枝葉から、春の陽光が射し込んでいる・・・ 愛知県・岡崎市にある産婦人科、吉村医院。 木々がこんもりと生い茂る森の中にあるこの産科医院には、「自然に子を産みたい」と願う妊婦たちが、全国からやって来る。 よくしゃべり、よく笑い、よく動き、さっそうと歩く彼女たちの後ろ姿は、とても臨月を迎えた妊婦には見えない。 お産は分娩台の上でする痛くて苦しいものだと思い続けていた人、 初めての出産で経験した医療行為が辛い記憶になってしまった人、 現代医学の知識もあるけれど、自分自身は迷うことなく自然なお産を選んだという人……。 元気な彼女たちも、それぞれの思いを抱えて吉村医院に通っている。 4人目のお子さんを身ごもっている緑さんは、最初のお産を涙ながらに振り返る。 「知らないうちに陣痛促進剤を打たれて、分娩台に乗った瞬間に吸引されて、お腹を押されて……だがら、生まれた瞬間、自分が大事で
あるがままに命と向き合う女たちの、比類なき美しさ。河瀬直美監督の原点にして、新境地を切り拓くドキュメンタリー。
ぼんやりとした明かりが灯る畳の部屋。ここは母親の胎内に近い温度と湿度、そして光が保たれている。家族に見守られ、横たわる妊婦のそばでは、ひとりの医師が静かにその時を待っている。やがて新たな命と呼応するように、彼女は声をあげる――「きもちいい」「あったかい」「ありがとう」。 愛知県岡崎市にある吉村医院。木々がこんもりと生い茂る森の中にあるこの産科医院には、「自然に子を産みたい」と願う妊婦たちが、全国からやって来る。「不安はお産の大敵。ゴロゴロ、ビクビク、パクパクしないこと」。こう繰り返すのは同院の院長で、これまで2万例以上のお産に立ち会ってきた吉村正先生だ。お産は痛くて苦しいものだと思い続けていた人、初めての出産で経験した医療行為が辛い記憶になってしまった人……。それぞれの事情や想いを抱えながらも、臨月が近づくにつれ、彼女たちはいきいきと輝きはじめる。その様子を見守る家族や助産師の想い、そして
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『映画「玄牝(げんぴん)」 オフィシャルサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く