本書紹介 さまざまなメディアで流され、私たちの生活のなかで「日常化」し「慣らされてきた」、「愛国」&「嫌中・嫌韓」イデオロギー。 1993年の「朝鮮半島危機」を出発点とし、これまで20年以上にわたって繰り出されてきた憎悪と妄言の数々を、新聞広告を通じて浮き彫りにします。 目次 第一章 テポドン恐怖から日本核武装論へ 第二章 脳内「大東亜戦争」はいまだ終わらず 第三章 歴史教科書問題の狂騒 第四章 戦争責任ロンダリング 第五章 「反日教育」のまぼろし 第六章 怨霊と生霊が集う「靖国神社」 第七章 「ジェンダーフリー」の虚像と「親学」の虚妄 第八章 ああ「愛国心」 第九章 「反日包囲網」妄想 第十章 憎悪の「中国」像 第十一章 韓国ヘイトの歴史的変遷 第十二章 「歴史戦争」の怒号 第十三章 仮想サヨクとたたかう「理論武装」指南 作者紹介 能川元一(のがわ・もとかず) 1965年生まれ。大学非常