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どれくらいの量の放射線を浴びると、人体にどんな影響を与えるのですか? 放射線の人体への影響は大きく身体的影響と遺伝的影響に分けられます。 放射線の人体への影響 1.身体的影響 被曝した人自身が受ける影響で更にa.急性影響、b.晩発影響に分けられます。急性影響は被曝後極短時間で現れる影響で、下の表に示したように被曝した線量で各種の症状が現れます。 a.放射線による急性の影響(全身照射)
グレイ(Gy)とシーベルト(Sv)はどう違うのでしょうか? Gyという単位は、物理的な量を表す単位で、例えば「人体に放射線によりどの位のエネルギーが与えられたか」を表します。しかしながら同じエネルギー(線量)が与えられても放射線の種類によって生物に与える影響が変わることが知られています。これを補足するために、Svが使われます。 Sv=放射線の種類による生物効果の定数×Gy で表されます。したがって、Svは被曝の影響を議論する際に使われ、現在の放射線障害防止法もこの量に基づいています。このためGyが物理量の単位と呼ばれるのに対し、Svは防護量の単位と呼ばれています。この定数は線や線に対しては1で、中性子線、線、重粒子線などになると5から20の値をとります。したがって、JCOの事故のように特殊な例を除いて、通常の被曝はX線、線が主ですのでGy=Svと扱ってかまわないことになります。
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