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調査会社のIDC Japanは、国内ITサービス市場予測を発表しました。 同社の予測によると、2023年から2028年までの国内ITサービス市場の年間平均成長率は6.2%で、2028年には市場規模が8兆8201億円に達するとのことです。 2023年の国内ITサービス市場は、前年比7.3%増の6兆5380億円と高成長でした。ITコンサルティングやSIなどのプロジェクトベース市場が特に高い成長を遂げ、既存システムの変革に向けた大型プロジェクトが多く見られました。 ITインフラのクラウド移行、インフラ/アプリケーションのモダナイゼーションが進行したほか、デジタルビジネス化に向けた新たなシステムへの需要が市場を牽引しました。 2024年以降の国内ITサービス市場は、依然継続するクラウド移行需要に加え、インフラ/アプリケーションのモダナイゼーション需要、デジタルビジネス化に向けた新たなシステムへの投
WebAssemblyに特化したプログラミング言語「MoonBit」のコンパイラが、GitHubで公開されたことを、開発元である中国広東省深セン市にある研究組織「International Digital Economy Academy (IDEA)」が発表しました。 Today is the day! The MoonBit compiler is now publicly available on GitHub! After 2 years of private development, we’re ready to build an open, collaborative community around MoonBit.https://t.co/M8y3e9rkn2 pic.twitter.com/BbJRLf7Vnm — MoonBit (@moonbitlang) Decemb
VSCodeで「GitHub Copilot Free」プランが利用可能に。使えるモデルはClaude 3.5 SonnetまたはGPT-4o、1月あたり2000回のコード補完と50回のチャットまで GitHubは、生成AIによるコード補完やコードの生成、チャットによる対話などのサービスを提供するGitHub Copilotの無料版である「GitHub Copilot Free」プランを発表し、Viusal Studio Code(以下VSCode)で利用可能になったことを発表しました。 A new free tier of GitHub Copilot in @code. 2,000 code completions per month 50 chat messages per month Models like Claude 3.5 Sonnet or GPT-4o More fun
Kubernetes 1.32でメモリマネージャが正式版となったことが発表されました。これにより、NUMAサーバ上でコンテナ化されたアプリケーションにおいてメモリ割り当てを最適化することによる性能向上などが期待できます。 NUMAサーバの性能を引き出すメモリマネージャ Kubernetesにおけるメモリマネージャの実装は、NUMA(Non-Uniform Memory Access)サーバ上でノードを稼働させる場合に、NUMAサーバの性能を最大限に引き出す設定が必要だったために行われました。 NUMAサーバとは、CPUとメモリのセットを高速なインターコネクトで接続することで大規模なマルチプロセッサ構成となっているサーバのことです。 このNUMAサーバの性能を最適な形で引き出すには、ノードにおける処理がCPUとセットになっているメモリにアクセスすることで行われる必要があります。あるCPUから
Googleは、人間がタスクを与えると自律的に実装計画を立ててコードの生成や変更、バグフィクスなどを実行してくれるAIエージェント「Jules」を発表しました。 同社が発表した最新の生成AIモデルであるGemini 2.0が用いられています。 タスクやイシューを与えると、それを起点に自律的なプログラミングを行う生成AIを用いたサービスは、先日正式サービス化されたDevinや、現在テクニカルプレビュー中のGitHub Copilot Workspaceなど、すでに先行しているサービスが存在します。 参考:GitHub、「Copilot Workspace」テクニカルプレビューを開始。ほとんど全ての開発工程をAIで自動化 GoogleもGemini 2.0によって、同様に自律的なプログラミングが可能なレベルのサービスを開発可能になったということでしょう。 Julesが動作する様子 Google
国産のインメモリDB「劔(Tsurugi)」、さくらの高火力上で一貫性を保ちつつ永続化の書き込み処理を5ミリ秒で実証。超低遅延AIシステムの実証実験 ノーチラス・テクノロジーズ、さくらインターネット、そしてスーパーフォーミュラなどカーレースの運営や宣伝などを行う日本レースプロモーション(以下、JRP)の3社は、鈴鹿サーキットで超低遅延AIシステムの実証実験を行い、その結果を発表しました。 実証実験では、鈴鹿サーキットで実施されたスーパーフォーミュラのレースにおいて走行中の21台のフォーミュラカーからテレメトリデータを取得。さくらの高火力コンピューティング上で稼働する国産インメモリデータベースである「劔(Tsurugi)」で機械学習によるラップタイム予測と順位予測などの推論とデータベースへの登録などの処理が行われました。 この実証実験におけるシステム上のパフォーマンスは、テレメトリデータに適
AIスタートアップのCognitionは、自律型のAIソフトウェアエンジニア「Devin」の正式サービスを開始しました。 価格は月額500ドルから。利用回数の制限はなく、Slack経由でのアクセスとVisual Studio CodeなどのIDEからの利用、APIへのアクセス、そしてCognitionによるサポートなどが利用できると説明されています。 Devinは、自律的にシステム開発を実現する能力を持つAIによるソフトウェアエンジニアであり、人間が課題を与えると、自律的に情報を参照し、コーディングやデバッグ、デプロイを行い、システム構築を実現する能力を備えていると説明されています。 今回の正式サービスにおいても、開発からドキュメントのメンテナンスまで、汎用的な能力によって開発チームを支援できるとする一方で、次のようなタスクを与えた場合に最も適切に処理できるとしています。 すでにやり方が分
パスワードマネージャなどを提供している1Password社は、Ruby on Railsを推進する団体「Rails Foundation」にコアメンバーとして加盟したことを発表しました。 発表の中で、1Password社が昨年(2023年)に買収したKolide社の製品を統合した「1Password Extended Access Management」(1Password XAM)がRailsで構築されていることも明らかにしました。 1Password XAMは企業向けの製品です。デバイス管理機能によってあらかじめ登録済みのデバイスでのみ1Passwordを利用可能にする機能や、アプリケーション管理機能によってユーザーが利用可能なアプリケーションを制限し、また最新版にアップデートされているかどうかなどを管理する機能などを提供します。 1Passwordのユーザーとして登録された従業員が、
WebAssembly製のインブラウザPostgreSQL「database.build」がバージョンアップ。AWSへのデプロイや任意の大規模言語モデルとの連係が可能に PostgreSQLをベースにしたBaaS(Backend as a Service)の「Supabase」を開発し提供しているSupabase社は、Webブラウザ上で実行可能なWebAssembly版PostgreSQLの新バージョンとなる「database.build 2.0」を発表しました。 We've been hard at work since launching https://t.co/tPSklMW859, and we're thrilled to unveil a lineup of new features: - Bring-your-own-LLM - OpenAI compatibility -
Herokuが次世代プラットフォーム「Fir」発表。OCIコンテナ、Kubernetes、OpenTelemetryなど業界標準の組み合わせで構築 PaaS(Platform as a Service)を提供するHerokuは、業界標準の技術を組み合わせた同社次世代プラットフォーム「Fir」を発表しました。 Introducing Next Generation Heroku! Simplify cloud-native, AI, and agentic capabilities with enhanced developer tools and seamless DevOps automation. Built on AWS services for massive scale and performance. https://t.co/saebN10wI3 #Heroku #Cloud
Twelve-Factor Appの定義がオープンソース化。今後はコミュニティによりアップデートされるように PaaS(Platform as a Service)型のクラウドサービスを提供するHerokuは、SaaS(Software as a Service)やモダンなWebアプリケーションのプラクティスをまとめた文書として知られる「Twelve-Factor App」の定義をオープンソース化したと11月12日に発表しました。 We have big news! Heroku has just made the Twelve-Factor App Definition #OpenSource, inviting the community to update crucial #SaaS best practices. Read the latest blog post to learn
GitLabは、同社の創業者兼CEOのSid Sijbrandij(シッツェ・シブランディ)氏がガン治療に専念するためにCEOを退任して取締役会のエグゼクティブチェアとなり、新CEOにBill Staples(ビル・ステイプレス)氏が就任すると発表しました(プレスリリース、シブランディ氏のブログ) シブランディ氏は昨年(2023年)に治療したガンの一種である悪性骨肉腫の再発が定期検診で発見されたと今年(2024年)6月に報告し、再び治療に入ることを明らかにしていました。 同氏によると治療はうまくいっておりガンの転移も認められていないとのことで、完治に向けて治療に専念するとしています。 On today’s earnings call, I announced my transition from @GitLab’s CEO to the Executive Chair of the Boa
AWS、生成AIがVMware環境をAWS環境へ自動変換してくれる「Q Developer for VMware workloads」発表 Amazon Web Services(AWS)は、米ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2024」で、VMware環境の仮想マシンやネットワークなどの設定を生成AIが自動的にAWSの仮想マシンやVPCネットワークの設定などに変換してくれる機能を、同社の生成AIサービス「Amazon Q Developer」に追加したことを発表しました。 VMware環境をモダナイズするという課題 オンプレミスにおけるVMware環境をAWSのようなクラウドへ移行させるには、VMware環境上のネットワークなどの設定を、AWS上のAmazon VPCやサブネット、セキュリティグループなどに対応する形式に正確に変換し、仮想マシンの依存関係などを特定
Amazon Web Services(AWS)は、米ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2024」で、生成AIや機械学習のトレーニングに最適化した独自プロセッサ「AWS Trainium3」を発表しました。 AWSは2020年12月のAWS re:Invent 2020で、従来のプロセッサやGPUを用いた場合よりも高速で安価なトレーニング処理を実現する独自プロセッサとして「AWS Trainium」を発表しました。 そして昨年(2023年)のAWS re:Invent 2023で第二世代となる「AWS Trainium2」発表し、今回のTrainium3の発表に合わせて正式サービスへの投入が発表されました。 AppleはこのAWS Trainium2を早い段階で評価し、トレーニングの効率が50%向上することが期待できると基調講演で紹介しています。 そして今回発表され
Amazon Web Services(AWS)は、米ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2024」の基調講演で、生成AIの基盤モデルをマネージドサービスで提供するAmazon Bedrockの新機能として、プロンプトのコンテキストをキャッシュする機能や、プロンプトを適切なモデルへルーティングする機能などを発表しました。 コンテキストを再利用してコストとレイテンシを低減 プロンプトキャッシングは、Bedrock上の複数のモデルに対してよく使用されるプロンプトのコンテキストをキャッシュする機能です。キャッシュは最大5分間有効とされています。 例えば同一のドキュメントに対して繰り返しプロンプトで質問されるケースや、プログラマがずっと同じコードに対してコードアシスタントを使用するケースなど、似たようなコンテキストが繰り返し使用されるケースでは、キャッシュされた内容を再利用で
AWS、100以上の生成AIの基盤モデルが選べる「Amazon Bedrock marketplace」発表 Amazon Web Services(AWS)は、米ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2024」の基調講演で、生成AIの基盤モデルをマネージドサービスで提供するAmazon Bedrockの新機能として、100以上の基盤モデルを選べる「Amazon Bedrock marketplace」を発表しました。 生成AIはドキュメントの要約や音声認識、翻訳、果てはタンパク質の研究まで、さまざまなアプリケーションを可能にしました。と同時に、こうしたさまざまなアプリケーションの種類に応じて、基盤モデルのコスト、レイテンシなどを適切に選択することの重要性も高まってきています。 Amazon Bedrock marketplaceはこうしたニーズに応えるためのサービスで
Amazon Web Services(AWS)が米ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2024」で、基調講演にAmazon CEOのアンディ・ジャシー氏が登壇。同社が開発した新しい基盤モデルである「Amazon Nova」を発表しました。 Amazon Novaは複数のモデルから構成されています。 Amazon Nova Micro 低コストかつ小さなレイテンシでテキストのみを処理するモデル Amazon Nova Lite 低コストかつ高速な、画像、動画、テキストによる入力に対応したマルチモーダルなモデル Amazon Nova Pro 精度、スピード、コストの最適な組み合わせで幅広いタスクに対応する高性能なマルチモーダルモデル Amazon Nova Premier 同社のマルチモーダルモデルの中で最も複雑な推論タスクに対応し、カスタムモデルを抽出するための教師
[速報]コーディング支援AIのAmazon Q Developer、新機能としてユニットテストの生成、コードからドキュメント生成、コードレビューなど追加 Amazon Web Services(AWS)は、米ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2024」で、ソフトウェアデベロッパー向けのAIサービスである「Amazon Q Developer」の新機能としてユニットテストの生成と実行、コードからドキュメントの作成、コードレビューの追加を発表しました。 Amazon Q Developerがユニットテスト生成など Amazon Q Developerは、すでにコーディングの生成支援機能を提供しています。しかしAWS CEOのマット・ガーマン氏は、ソフトウェアデベロッパーの仕事の中で、コーディングをしている時間は1日あたりわずか1時間でしかなく、それ以外の作業についてもA
Amazon Web Services(AWS)は、米ラスベガスで開催中のイベント「AWS re:Invent 2024」で、PostgreSQL互換の分散データベース「Amazon Aurora DSQL」のプレビュー公開を発表しました。 Amazon Aurora DSQLは、地理的に離れた複数のリージョンでデータベースが稼働する大規模分散データベースです。 分散処理による高いスケーラビリティ、複数のリージョンによる冗長構成による高可用性の両方を実現するだけでなく、分散データベースにおいてトランザクション処理による強い一貫性を実現する際の弱点とされていたレイテンシの大きさを克服し、小さなレイテンシによる高速性も兼ね備えたPostgreSQL互換のデータベースだと説明されています。 分散データベースの弱点はレイテンシの増大 一般に分散データベースは、複数のデータベースのノードが分散してリ
Amazon Web Services(AWS)は、日本時間で今日開幕した年次イベント「AWS re:Invent 2024」で、AWSが提供するVMwareを用いた新サービス「Amazon Elastic VMware Service」のプレビュー公開を発表しました。 VMware Cloud on AWSはAWSによる販売終了 AWS上でVMwareを用いたサービスとしては、2016年にAWSとVMwareが共同で発表した「VMWare Cloud on AWS」が以前から提供されていました。 VMware Cloud on AWSは、基本的にAWSのベアメタル上にVMware社が自社製品を用いて構築したクラウドサービスであり、VMwareが主導して構築し提供していたものです。 しかしVMware社は2023年にブロードコム社に買収され、その後に方針変更が行われたことで、2024年4月
AWS上にOracle Cloudを持ち込んだ「Oracle Database@AWS」、限定プレビューの申し込みを開始 Amazon Web Services(AWS)は、日本時間で今日開幕した年次イベント「AWS re:Invent 2024」で、AWSのクラウド上にOracle Cloudのインフラを持ち込み、その上でOracle Databaseを稼働させる「Oracle Database@AWS」の限定プレビューが開始されたことを発表しました。 AWS上でOracle RACが利用可能に Oracle Database@AWSは、今年(2024年)9月に発表されたAWSとオラクルの戦略的提携により実現される新サービスです。 参考:[速報]オラクルとAWSが戦略的提携で「Oracle Database@AWS」の提供を発表 AWS内の専用インフラ上で稼働するOracle Auton
AWSは、Amazon S3に対してファイルのブラウズやアップロード、ダウンロードなどが行えるWebアプリケーションをノーコードで簡単に作れる新サービス「AWS Transfer Family web apps」を発表しました。 「AWS Transfer Family web apps」は、同時に発表されたプログラマ向けのUIコンポーネント「Storage Browser for S3」を用いてAWSが開発したWebアプリケーションがベースとなっています。 そのため、できることは基本的にAWS Transfer Family web appsと同じく、Amazon S3のデータに対してブラウズ、アップロード、ダウンロード、コピー、削除などです。 それをユーザーがノーコードでカスタマイズできるようになっているため、プログラマでなくともAmazon S3のデータをダウンロードしたり、アップロ
Amazon Web Services(AWS)は、Webアプリケーションに追加することでAWSのオブジェクトストレージであるAmazon S3に簡単にアクセスできるUIコンポーネント「Storage Browser for S3」が正式版となったことを発表しました。 Webアプリケーションに追加することで、許可されたエンドユーザーが権限に基づいてAmazon S3のデータに対してブラウズ、アップロード、ダウンロード、コピー、削除などの処理ができるようになります。 「Stor……
Denoとして初の長期サポート版「Deno 2.1」正式リリース。WebAssemblyの実行が容易に、「npm init」など新機能 JavaScript/TypeScriptランタイムのDenoを開発するDeno Landは、Denoの初めての長期サポート版(LTS版)となる「Deno 2.1」を正式リリースしました。 Deno 2.1 is out first class Wasm support Long Term Support branch Improved dependency management and much more.https://t.co/RLYH1PoE8J — Deno (@deno_land) November 21, 2024 Denoは2024年10月に「Deno 2」がリリースされて以後、1カ月ごとにマイナーバージョンがリリースされる計画となっていま
クラウドインフラのシェア、AWSが33%でトップ、2位Azureが20%、3位Googleが10%、前四半期からの変動なし。Canalysが2024年第3四半期の調査結果を発表 調査会社のCanalysは、2024年第3四半期におけるグローバルなクラウドインフラ市場に関する調査結果を発表しました。 同社はIaaSとベアメタル、プラットフォームサービスを総合してクラウドインフラ市場としています。 クラウドインフラのグローバルな市場規模は1年前から21%成長して820億ドル(1ドル150円換算で12兆3000億円)。シェアトップはAWSで33%、2位はMicrosoft Azureで20%、3位はGoogle Cloudで10%となり、前四半期(2024年第2四半期)と変わりませんでした。 Canalysは大手クラウドベンダの成長要因はAIへの需要であると次のようにコメントしています。 「AI
生成AIがローコード/ノーコード開発テクノロジーを補完し始めているとIDC Japanが指摘。国内ローコード/ノーコード開発テクノロジー市場予測 調査会社のIDC Japanは、国内のローコード/ノーコード/生成AI開発テクノロジーに関する市場予測を発表しました。 ローコード/ノーコード開発プラットフォームは、業務のデジタイゼーションやデジタライゼーション、そしてDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進するものとして高い関心を集めており、国内市場で急速に普及が進んでいます。 と同時に、同社は生成AIテクノロジーが、既存のローコード/ノーコード開発テクノロジーを補完し始めているとし、生成AIはローコード/ノーコード開発における自然言語インターフェースとしてだけでなく、コーディングアシスタントやテスト自動化ツールなどを始めとしたソフトウェア開発ライフサイクルに渡るインテリジェンスとして急
JavaScriptランタイム「Deno」の開発元であるDeno Landは、米国特許商標庁にオラクルが所有する「JavaScript」の商標登録の取り消しを申請したことを明らかにしました。 JavaScriptはNetscapeがWebブラウザ用に開発したプログラミング言語であることはよく知られていますが、その名称はサン・マイクロシステムズが登録商標として所有し、同社がオラクルに買収されたことで現在はオラクルが所有しています。 Node.jsの作者であり、現在はDenoの作者であるライアン・ダール氏は、これまでに2回、2022年9月と2024年9月にオラクルに対してJavaScriptの商標を手放してほしいと公開書簡で呼びかけていました。 2回目の呼びかけの時には、次のアクションとして米国特許商標庁に取消を申請することを表明しており、今回それが実行されたことになります。 今回Denoが申
さくらインターネット、生成AIのプラットフォームサービスを開発すると発表。基盤モデル、ベクトルデータベース、APIなど提供予定 さくらインターネットは、生成AIのプラットフォームサービスの開発に着手したことを発表しました。 このプラットフォームサービスでは、大規模言語モデルを始めとする生成AIの基盤モデル、大規模言語モデルの回答に外部のデータベースから取得したデータを組み込むRAG(Retrieval Augmented Generation)と呼ばれる仕組みを実現するためのベクトルデータベース、AIアプリケーションから呼び出すためのAPIなどが提供される予定です。 同社はすでに生成AIの処理を高速に実行するクラウドサービスである「高火力」を提供しています。生成AIのプラットフォームサービスにより、この高火力を用いた生成AIの処理を用いたアプリケーションの開発が容易になることが期待されます
マイクロソフトはVisual Studio Code(以下VSCode)の拡張機能として、Microsoft Azureに関するさまざまな質問についてGitHub Copilotが答えてくれる「GitHub Copilot for Azure」のプレビュー公開を発表しました。 GitHub Copilot for Azureはユーザーのコンテキストを理解した上で回答してくれるため、いまユーザーが実際に利用可能なMicrosoft Azureのリソースや使用状況に関する質問に答えることができます。 また過去の使用状況に基づいて、今後の使用量についての見積もりも出してくれます。 GitHub Copilot for AzureはVisual Studio Marketplaceで公開されており、GitHub Copilot Chatの拡張機能として利用可能です。利用にはGitHub Copil
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