サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Switch 2
www.ship4everyone.com
人類が船というものに乗り出した頃、推進器はまだ無く、人力でした。それには櫂かいと櫓ろという2種類の細長い道具が使われていました。 櫂かい(パドル・オール) 古代遺跡などにも登場するのが、櫂かいと呼ばれる木の長い棒です。中国の河姆渡遺跡かぼといせきから完全な形の櫂が発掘されたことがあります。また、紀元前3000年代、古代エジプト・メソポタミアでは壁画にしっかりと描かれています。 はじめは、こぎ手が船の進行方向を向いて座り、棒の先に幅広い板がついたような櫂で水を押して進むスタイルでした(いわゆるカヌーなどの”paddle”(パドル)です)。やがて、こぎ手が船の後ろを見て座り、船のふちに櫂の支点を固定して、より細長い櫂を引っ張るこぎ方(いわゆるボートなどの”oar(オール)”です)のほうが効率がよいことが判明し、外航用大型船はみなこのスタイルになりました。押すより引くほうが確かに効率は良さそうな
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『SHIP for Everyone』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く