Microsoftが「オープン」を掲げて大きくかじを切った。同社が開発する企業向け製品のAPIや、これまで機密保持契約でガードを固めてきたプロトコル情報などを無償で公開する。“プロプライエタリ”の代名詞のように名指しされてきた同社がドラスティックに変わろうとしているのか、それとも―。 21日に開かれた電話会見には、CEOのSteve Ballmer氏とチーフ・ソフトウェア・アーキテクトのRay Ozzie氏、上級副社長のBob Muglia氏、Brad Smith氏らが参加。Ballmer氏が「テクノロジー、ビジネス慣行でのかなり広範な変更」として、製品のオープン性をより高めるための4つの「相互運用性の原則」を発表した。 4つの原則は「open connections」(オープンな接続の保証)、「data portability」(データの可搬性向上の推進)、「standards」(業界標