先日ngi groupの3Di社が、自社で3D仮想空間を構築できるサービスを開始した。SecondLifeへの参入企業が続々と出てくる中で、自前で空間を構築するという選択肢ができたことになる。これはSNSの盛り上がりと似ているように感じる。 ・巨大プラットフォームの存在 SNSではmixi・GREEなどいくつものプラットフォームが誕生し、現在はmixiが1,000万人を超える巨大プラットフォームとなっている。その中で企業は広告枠を買ったり、公認コミュニティという形で独自の場所をいわばレンタルすることができ、ユーザーを囲い込むことができる。コミュニティでは自社の情報を流したり、自社への誘導リンクを張れる。また掲示板に議題を出し、ユーザーの意見を集めることもできる。ユーザーの個人情報はもらえないが、ユーザーとの接点として、1,000万人のプラットフォーム内に自社の場所を置くことは価値があるよう