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伊丹十三ファンです。 僕が初めて俳優としての伊丹十三の演技を見たのは「北の国から」でした。田中邦衛が離婚した嫁の再婚相手という役柄でかなりニヒルなキャラだったのですが、悪カッコイイ男として強烈な印象を受けました。遊園地のパンチングマシーンを殴った後に、「ボクシングの経験はあるんですか」と聞く純に対して「真似だけな」とキザな一言。純も「実は僕はあのおじさんは嫌いではないわけで」と言っていたわけで。 キザ男の印象が強かった伊丹十三ですが、ひょんなことからエッセイ読んでみると、そんなにキザ男ではないぞ、と。こだわりは強いけどなんか洒落てるぞ。と。 そんなこんなで伊丹映画を一気見しましたが、結論から言うと、一気見はもったいなかったです。なぜなら全てハズレなしの名作揃いだったから。いや、ちょっとはハズレかな?ていうのもありましたよ、でも、日本映画低迷期に伊丹映画だけがヒットを飛ばし続けたのも納得の作
「ダイノジ大谷のオールナイトニッポン」という暑苦しいラジオ番組があった。 今時の世に反する全肯定型批評番組であり、頑張っている奴を褒め殺し、埋もれている頑張っている奴を掘り起こし、暑苦しい奴を骨の髄まで語り尽くすという番組であった。 そのダイノジ大谷さんが超絶オススメしていたのが、「モテキ」でお馴染み大根仁監督「恋の渦」である。 パッケージからしてチープさが滲み出しているが、無名俳優、総製作費10万ちょい、撮影期間わずか4日というスペックで、口コミロングランを果たした怪物作品。 しかしである。この映画、ご覧のとおりちょっと借りるのに勇気がいる。 18禁コーナーにはないけれども、限りなく透明に近いピンクである。 だが安心せよ。 そんなビビリーなムービーボーイズたちには、Amazonプライムがあるじゃないか! ただいまこの映画、プライム会員なら無料で見れます。 いざ「恋の渦」へ! DQNすぎる
邦画はクソだと思ってるやつ、映画は監督で見ろよ。配給で見るな! ネット社会でアレはダメだったから邦画がダメになった、みたいに言ってるやつは見てる映画が悪い! 大体、「みんな」が見る東宝映画は金かかってるぶん、スポンサーに気を遣ってCMを入れる民放ドラマみたいになってる状態で(NHKは視聴者と国に気を遣いまくってる) 邦画漫画実写はダメだとかいうヤツもいるけど、じゃあ漫画映画一切見んなっつーの!と言いたい(「みんな」見るから売れる、だからやる。摂理) あと批評家の宣伝方法がどうのとか言っても、今更批評家で興行は決まらないし……(インターネット時代になって批評家時代は終わったのだ) この時代の日本にもしっかりした作品を作る映画監督が居ることを、ハッキリと言っていたい。 オリジナルで良作連発。漫画実写だけどミニシアター系でよくできてるのもたくさんだ。 そういうのが認められるようになったら、邦画は
先日、4DX映画好きの立場からガールズ&パンツァー劇場版で初めて4DXを体験する初心者向けの記事を書いた。 ガールズ&パンツァー4DX版を観るガルパンおじさんに、4DXおじさんからのアドバイス | N-Styles 大変好評で「4DXおじさんありがとう」と感謝の言葉も多数いただき、内容を丸パクリした記事も2つ登場した。片方は警告メールですぐに消えたが、もう一方はコピーされた上映館一覧画像だけ消してメールを無視しやがった。(PVを与えたくないので、リンクはしない) さて、自分もガールズアンドパンツァー劇場版4DXを鑑賞したので、感想を書いておこう。 ちなみに、自分はポップコーンセットは購入しなかった(写真に写っているのは知らない人のもの)。 買わなかったのは映画を観てすぐ帰宅するなら持ち帰るつもりだったが、このあとで別の映画館に移動してもう一本観ることになっていたためだ(それについては後述)
昨年の山口組分裂騒動を受け、多くのメディアを賑わせた極道の世界。その一方で、ヤクザの総数は今や全国で6万人を切ったとも言われる。もはや絶滅危惧種とも言われ、岐路に立たされるヤクザ達だが、その実態はどのようになっているのだろうか? 報道やフィクションでは目にすることの多いヤクザの世界を、地上波のドキュメンタリーという形で映し出したのが、本作『ヤクザと憲法』である。昨年3月に東海テレビで放送されたこの番組は、取材クルーが100日近く密着することでヤクザの日常を描き出した。現在、テレビでは未公開となったカットも追加したものが映画版として再編集されており、いくつかの劇場で見ることができる。 取材を受けたのは、大阪にある指定暴力団「二代目東組二代目清勇会」である。27人の組員を束ねる親分は川口 和秀・会長。「暴力団対策法」制定のきっかけとなった「キャッツアイ事件」の際に殺人容疑などで逮捕されており、
「珍遊記~太郎とゆかいな仲間たち~」は、札付きの暴れん坊・山田太郎が、僧侶の玄じょうとともに旅する様子を描くギャグマンガ。週刊少年ジャンプ(集英社)にて1990年から92年にかけて発表され、完結後もコアなファンから高い支持を得ている。その後2009年にはアニメ化を果たしたほか、続編にあたる「珍遊記2~夢の印税生活編~」が2009年から10年までビジネスジャンプ(集英社)にて連載された。 監督は「地獄甲子園」「魁!!クロマティ高校 THE☆MOVIE」などを手がけてきた山口雄大、脚本はお笑いトリオ鬼ヶ島のおおかわらと、「おそ松さん」のシリーズ構成を務める松原秀が共同で担当。画太郎は映画について「史上最低の糞映画にしろって言ったのに、なんでこんなに面白くしたんだバカヤローッ!!」と賞賛の声を寄せている。 映画は「珍遊記」のタイトルで、2016年2月27日より新宿バルト9ほかにて全国ロードショー
宮崎駿監督最新作の「風立ちぬ」を観てきた。 前評判がよかったことと、堀越二郎にもともと強い興味があったことから、鑑賞前の期待値はとんでもない大きさになっていた。こうやってハードルを上げていくと「それほどでもなかったな」とがっかりさせられるパターンが多いのだけど、本作はそうやって上げるだけ上げたハードルを悠々と超えるだけの感動を僕にもたらしてくれた。とてもよい映画だった。宮崎駿監督の映画のなかでは、一番好きかもしれない。 僕はもともとジブリ映画の熱心なファンというわけではない。中には劇場まで観に行った作品もあるけれど、ここまで心に響いたものは今までなかった。ただ、子どもの頃にこれを見ても、きっとここまで心に響くことはなかっただろうと思う。今、このタイミングでこの映画を観ることができて、本当に幸せだった。 ここからはネタバレが含まれる。 本作は、零戦の設計者堀越二郎の生涯と、作家堀辰雄の代表作
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