サッカーの四国リーグ、カマタマーレ讃岐は16日、車いすの指導者、羽中田昌監督(45)が契約が切れる今季限りで退任すると発表した。 讃岐によると、15日に本人から辞任の申し出があったという。熊野実社長は高松市内での記者会見で「経営状況が厳しく、選手の練習環境などをめぐり、折り合いがつかなかった」と説明した。 羽中田氏は車いすの指導者として初めて、日本協会の公認S級コーチの資格を取得し、2008年に讃岐の監督に就任。今季の四国リーグは2位など、日本フットボールリーグ入りを懸けた全国地域リーグ決勝大会への出場はならなかった。 羽中田氏は自身のブログを通して「契約延長がかないませんでした。残念でたまりません」とコメントした。