4月に出産した息子は首が座り、寝返りもし始めたところです。日々どんどん成長していく子どもの脳の発達について、詳しく知りたいなと思っていたのですが、ぴったりな本が出たのでさっそく読みました。 脳研究者の池谷裕二さんの新刊「パパは脳研究者」です。 本書は、脳研究者の池谷さんが、第一子である娘さんの誕生から4歳までの成長を脳科学の観点から綴った、育児記録&脳の働きについての解説書です。 1つのコラムで1ヶ月分なのですが、1コラムが3〜4ページと短いので、子育て中で細切れ時間しかないパパママにも嬉しい構成。専門用語は少なく、出てきても解説がついているので、脳科学の予備知識がなくてもスラスラと読めます。 池谷さんは、お子さんの教育方針について以下のように書かれていました。 私が家庭教育で一貫して気を使ってきたのは、 ①物事の本質や規則を見抜く「理解力」 ②先を見越して準備する「対応力」 ③未来の自分