Mobile:KEYWORD 2003年6月30日 06:07 PM 更新 HSDPA【えいちえすでぃーぴーえー】 FOMAの3Gに続き、3.5Gとして研究が進められている通信方式が、HSDPAだ。 HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)は、新しく開発された高速パケット伝送技術の1つ。FOMAなどの3Gに対して、3.5Gと位置づけられている。HSDPAを採用することで、現状のFOMAと同じ5MHzの周波数帯域幅を使った場合でも、最大14.4Mbps(下り方向)の通信速度を実現する。開発したのは業界団体の3GPP(用語)。 この通信速度の向上に、最も貢献しているのが適応変調方式だ。適応変調方式とは、変動する電波伝搬路の状態、すなわち空中の電波の伝わりやすさの変化を総合的に判断し、最良の変調方式を自動的に選択するというもの。具体的には、電波の受信状態が