トルコの首都アンカラ(Ankara)で、AFPの取材に応えるレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相(2011年2月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/ADEM ALTAN 【11月24日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相は23日、首都アンカラ(Ankara)で演説し、1930年代後半にトルコ南東部で起きたクルド人虐殺事件について、初めて公式に謝罪した。 エルドアン首相が与党・公正発展党(AKP)の党員らを前に行った演説はテレビでも放送された。演説に引用された公式文書によると、1936年から39年にかけて当時のデルシム(Dersim、現在はトゥンジェリ、Tunceli)でトルコ軍が行った軍事攻撃で計1万3800人が殺害された。 クルド人攻撃は、トルコ共和国の初代大統領ムスタファ・ケマル・ア