サンプル・プログラム6 - 検索のためのコードを記述する はじめの一歩はひとまず踏み出せたので、ここで終わりにしてもいいのだが、せっかくなのであと半歩だけ踏み出してみたい。 図8をよーく眺めてみると、BindingNavigatorコントロールを使ったレコードの移動や追加、削除などの操作は、BindingSourceコンポーネントに対して実行されていることが分かる。 ということは、BindingSourceコントロールのメソッドを直接呼び出せば、BindingNavigatorコントロールのボタンを使わずに操作ができそうである。そんなわけで、自分でボタンを配置して、データベースの検索を実行するプログラムを作ってみよう。 サンプル・プログラム5では1画面に複数のレコードを表示したが、ここでは1画面に1レコードを表示する。つまり図9のような問い合わせ画面を作る。