ジャニーズ事務所といえば、創業以来今年でちょうど50年になります。毀誉褒貶はあるかもしれませんが、巨人軍を上回る年商(400億円)を誇る偉大なる“個人商店”であることは紛れもない事実(もちろん「個人商店」というのは比喩で、「株式会社」の登記は行われています)。ジャニーズ事務所の歴史は、芸能の戦後史ともいえると思います。 ジャニーズ事務所は、会社経営は現場のスカウト・育成がジャニー喜多川御大、経理や人事管理は副社長である御大の実姉、メリー喜多川女史が担当し、50年にわたって、まさに2人の類まれなる一代芸で運営されてきました。 しかし、社長であるジャニー喜多川、副社長のメリー喜多川両氏が高齢であるところから、後継者が数年来注目されています。 昨年の今頃は、メリー喜多川女史の一人娘である藤島ジュリー景子女史を名指しする記事を書いた週刊誌もありましたが(『週刊実話』12月1日号)、最近になって、担