愛媛県教育委員会は1日、北朝鮮がグアム沖に弾道ミサイルを発射する計画を示していることを受け、県立今治東中等教育学校(同県今治市)が、11月に予定していたグアムへの修学旅行を中止したと発表した。 同校は6年制の中高一貫校。県教委と同校によると、11月27日~12月1日の日程で、高校2年にあたる5年生28人がグアムを訪れ、現地の学校と交流したり戦争について学んだりする予定だった。8月末に保護者アンケートを実施し、4分の3が行き先変更を望んだことなどを受けて、「安全安心が大前提」として中止を決めた。 鎌村浩一郎教頭は「グローバル人材育成で海外修学旅行に力を入れており、生徒も楽しみにしていた。非常に残念」と話した。