仏大統領府(エリゼ宮)に集まった各国駐在仏大使の前で外交方針演説を行うエマニュエル・マクロン大統領(2025年1月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は6日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、領土問題について現実を受け入れるべきだと呼び掛け、領土の譲歩を検討するよう初めて明確に促した。 【写真】仏大統領府(エリゼ宮)で外交方針演説を行うエマニュエル・マクロン大統領 マクロン氏は大統領府(エリゼ宮)に集まったフランス大使らを前に今年の外交方針を演説。その中で、ウクライナ紛争に「迅速かつ容易な解決策」はないとし、ウクライナの人々は「領土問題について現実的な議論」を行う必要があると述べた。 2022年2月にウクライナへの侵攻を開始したロシアは現在、ウクライナ領の約5分の1を支配下に置いている。 ロシア・ウクライナ両陣営は、今月