ことし5月、東京都内のマンションにある機械式の立体駐車場で、70代の女性が車を載せる台と通路の間に挟まれて死亡し、警視庁は女性が車の中にいることを確認せずに、駐車場の操作ボタンを押したことが事故につながったとして、71歳の夫を重過失致死の疑いで書類送検しました。 警視庁が敷地内の防犯カメラの映像を確認したところ、女性が車を駐車場に入れた直後に、先に車から降りた71歳の夫が駐車場の操作ボタンを押していたことが分かりました。 ボタンを押すと車を載せる台が真下に動き出し、地下に収納される仕組みになっていて、捜査関係者によりますと、女性は車から降りようとした際に動き出した台と通路の間に頭部を挟まれたということです。 警視庁は女性が車の中にいることを確認せずに、操作ボタンを押したことが事故につながったとして、夫を4日、重過失致死の疑いで書類送検しました。 夫は当時、酒に酔っていたということで、調べに