監督:黒沢清 恐がりなので、いつもなら「恐い」映画を映画館で見るなんてことはしない、というのもあって、黒沢清監督の映画を劇場で見たことはなかったのだけど、今回はアンテナに登録させていただいてる方が一斉に「LOFT」の感想を書かれていたのに後押しされて見にいった。 「恐い」映画が苦手なのは、静かな場面が続くと、その後に「驚く」場面がくる、と身構えることに疲れるからだと思う。「LOFT」はまさに、そのような息の詰まる場面の連続だったし、正直びびりっぱなしだったのだけど(耳塞いでたシーンもある/隣の人も塞いでた)、その構成はむしろあまりにも「定型」に思えて、だからこそこれは「ホラー映画」ではないと思ってしまった。 ここで「定型」と書いたのは、それが安易だとか面白みに欠けるとかいう意味合いではない。むしろ、この映画はとても丁寧に演出されているし、画面におさまる全てに神経がゆきとどいていることで、カ
本当にすみませんでした。 世紀末救世主伝説実写版 キャシャーン実写版(再掲) なんか最近こんな感じでほんとすんません。 すごいものを見てしまった。 黒沢清監督の『LOFT』を観たのだ。 何でも、純度が高すぎると体に毒だ。 これは、あまりに映画の純度が高かったんだと思う。 余計なものが一切ない「映画」を観せられた。 観終わったあと、しばらく動けなかった。 「むう、あの動きは…」「知っているのか雷電!?」 えーと、男塾とかに出てくる技でさ、戦いながら催眠術をかけて、相手が動けなくなったところをタコ殴りみたいな技があるじゃないですか。そんな感じだった。 頭より先に体が怖がるなんて、久々に体験したよ。 これ、ほめてるのかなあ、いや、ほめているはず。 いや、ほんと、観た方がいい、これを公開時に観ないのはもったいない。もちろん観なくてもいい、観ないという選択も自由です。おれの映画の感想を読んで今までに
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