沖縄県知事選挙で野党統一候補が負けた・・・。 4万票差は惜敗というべきだが、もはや民意は下った。 政治家は、これを厳粛に受け止めるしかない。 沖縄で「反基地」を掲げて6派連合を組んで、左のエースといわれた糸数女史を立てて戦った。それで、敗れたのだ。 つまり、野党共闘路線は破綻したといわねばなるまい。 驚くなかれ。ほとんど(※)の市町村で野党候補は与党候補に負けている。 しかも、基地の抱える宜野湾市や嘉手納町では票差が拡大しているのだ。 もはや、現実から乖離した「反基地」一辺倒では、沖縄の民意は動かない。 それが証拠に、与党候補は無党派の4割に食い込んだ。 かくて、私たちに残された選択肢は方向転換しかない、と思う。 あの頑迷なブッシュ大統領も民意の審判を潔く受け入れ、上下両院を制した民主党との協調路線を鮮明に打ち出した。どの選挙区も僅差の敗北だったが、民意は民意だ。 我が民主党も、ここは潔さ