次世代の超高速移動手段「Hyperloop」がついに実現しそうだ。Hyperloop Oneとアラブ首長国連邦(UAE)は現地時間8日、世界で初めて同システムを導入する方向で検討に入ったことを発表している。 両者が導入を予定する「Hyperloop」システムがどのようなものになるのか気になるところだが、すでに約2分30秒のティザームービーが公開されている。これによれば、その速度は航空機並みで、約124kmの移動距離をわずか12分で運んでしまう。搭乗時は、ゲート番号が指示され、ユーザーが「Pod」と呼ばれる移動体に入ると、プラットホームへと進む。最大4つの「Pod」が連結し、チューブの内部を高速で移動する。車内はとても静かで、ユーザーが落ち着いて新聞を読む様子も映された。到着後、「Pod」は目的地ごとに割り振られる。 何とも未来的なプロジェクト。ぜひとも早期完成を願いたいところだが、同社代表