1月14日に発売された『「新しい郊外」の家』の出版を記念して、著者である東京R不動産のディレクター馬場正尊と、この本の編集を手がけた菅付雅信さんが対談をしました。どのようにして本が生まれたのか、房総に家を持つということ、そして「新しい郊外」の可能性について、本さながらに「素直」に語って頂いています。 本が生まれたきっかけは? 菅付: 僕自身、去年結婚をして、引越しを考えたり、郊外へ行く機会が増えたんですけど、行ってみると湘南や埼玉のような近場の郊外でもすごく面白くて。都心にばかり住んでいる必要なんてないな、東京脱出したいな、と思い始めていたところだったんです。そんな時にちょうど馬場さんのブログ「房総の海辺に、土地を買ってしまった」を読んで、すごいビビッときたんですよ。 そこで去年の5月にブログにコメントをして、会って話をしていくなかで「本にしましょうよ」と僕が言って。家が完成するのが10月