リニア中央新幹線のルート問題について、県世論調査協会が15日まとめた県民世論調査では、南アルプスを貫くほぼ直線のCルートがよいとの回答が33・3%と4月の前回調査時から11・6ポイント増えた。諏訪・伊那谷を通るBルートも前回比5・7ポイント増の47・0%、木曽谷回りのAルートは0・9ポイント増の9・8%だった。一方、「なんともいえない・わからない」は9・8%と大きく減少した。 651人が回答。地域別では伊那、駒ケ根両市(回答数34人)でBルートを支持する人が50・0%と前回から10・0ポイント減ったのに対し、Cルート支持は41・2%で18・7ポイントの大幅増。同じく岡谷、諏訪、茅野の3市(同37人)は、Bルート支持が前回比6・3ポイント増の67・6%、Cルート支持も同8・7ポイント増の21・6%だった。 経済界などでCルートを求める声も根強い飯田市(同38人)では、Cルート支持が11・