スマートフォンで縦にスクロールしながら読む韓国発のデジタル漫画「ウェブトゥーン」の市場が世界的に拡大している。優れたアイデアをより速く作品にできるよう、人工知能(AI)を活用して作画を手助けする新興企業も登場した。(ソウル・木下大資、写真も) ウェブトゥーン web(ウェブ)とcartoon(カートゥーン)を合わせた造語。韓国ネイバー社が2000年代にサービスを開始した。日本ではスマホ向けアプリ「LINEマンガ」「ピッコマ」などで配信され、映画化やドラマ化も展開。新型コロナウイルス禍をきっかけに急伸長した。