人か、ロボットか 「餃子の王将」と「大阪王将」が異なる一手 厨房で起きている見過ごせない変化:長浜惇之介のトレンドアンテナ(1/5 ページ) 餃子をメインとする代表的な中華チェーンの「大阪王将」と「餃子の王将」で今後、調理の過程が大きく異なっていく可能性が高まっている。大阪王将では、人力に頼っていた調理を代行する、TechMagic(東京都江東区)が開発した調理ロボット「I-Robo」の導入が決まった。一方、餃子の王将では、あくまで人力による調理を追求。店員の調理スキルを磨くべく「王将調理道場」を開設している。機械化によってプロと遜色ない調理を目指す大阪王将に対して、餃子の王将は職人の養成に重きを置いている格好だ。 人手不足に悩む飲食業界では、日本語がおぼつかず、業務遂行も未熟な外国人に店舗運営を任せざるを得ないケースも目立ってきている。限られた人員で、どうすれば安定した料理を提供し続けら