いよいよ一般向けの発売が迫った次世代OSの「Windows Vista」。2007年1月15日に行われた報道機関向けの発表会では、PCメーカー18社がVistaに対応した新製品を発表した。その一方で、従来のOSで作成した文字が、Vistaでは違った字体で表示される、という問題を指摘する声も挙がっている。マイクロソフト社も、対応するフォントを提供するなどの対策を講じてはいるが、細かい字体の違いを重視するユーザーは、注意が必要だ。 Vistaのフォントは新規格に対応したのだが 製品には「地デジ対応チューナー」を搭載するなど「家電」としての機能を大幅に強化、セキュリティー面が向上するなど、様々な面が刷新されたVistaだが、刷新されたポイントのひとつが、日本語のフォント環境だ。従来は文字コードの制約のため、「印刷物で使われている漢字とPC上に表示される漢字が異なる」、つまり、「略字」の使用を余儀
2004 JIS ( JIS2004 )について、問題となる混乱を解説します。 [ 2005.08.12. ] ※ この文書の目的は、誰かを非難または攻撃することではなくて、 世間にある誤解または錯覚をほどくことです。 ★ 「個々の文字をどう使えばいいのか」という 実用的な結論については、 下記のページをご覧ください。 → Open ブログ 「文字使用の指針・まとめ」 このページには、「指針1」「指針2」「指針3」というリンクもあります。 ★ 本文書では、学術的 ・理念的 ・原理的 な 話題 を主に扱います。 本文書を公開したあとの新しい情報ついては、次のページをご覧ください。 → Open ブログ 「文字規格」 ここには、細々とした話題がいろいろとあります。 「2004 JIS をめぐる混乱」について語ろう。 新しい漢字規格の問題については、2005年7月末にマイクロソフトが方針を示して
図2●Windows Vistaで字形が追加された文字の例。字体の変更ではなく文字の追加なので,同じフォントのまま2つの字体を同時に利用できるのは一見便利なようだが,検索性などの面では不便だ。Windows VistaのMS-IMEでは,「環境依存文字」と表示される 図3●Windows Vistaで追加された文字を使った文書をWindows XPで開いたときの例。中央のVMware Workstation上で動作しているのがWindows Vista。その文書をWindows XPで開いたのが左上のメモ帳。「叱」の正字が「・」になる。だが,「剥」の正字は正しく表示される。ただし,ゴシック体に変更しても明朝体で表示される 既に報道されているとおり,Windows Vistaでは,日本語の扱いについて大きく2つの変更がある。1つは,一部の文字について形(字形)が変わること。もう1つは,利用で
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