大阪・関西万博の開幕まで500日を切った。セレモニーもおこなわれてめでたいはずなのだが、万博に関する記事を読んでいると妙に「怖い」のである。ふつうに新聞を読んでいるだけなのにホラー小説みたいになっている。 具体例を挙げよう。まず朝日新聞。500日前となった11月30日の記事だ。万博の明るい未来を語っているかと思いきや、官邸幹部の一人は次のように漏らしている。 「こうした大規模建設は竣工間際にまたいくらか費用が必要になる。予断を許さない」
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