2016年内の出場停止処分が下されている将棋棋士の三浦弘行九段が11月17日、名人戦・A級順位戦で不戦敗となった。同処分による不戦敗が確定するのは初めて。 珍しい不戦敗の表記(公式サイトより) 三浦九段には対局中にスマートフォンを使って将棋ソフトを不正利用した疑いが持たれており、その影響(※)で10月12日に出場停止処分が下された。しかし、本人が全面的に否定していることもあり、将棋連盟は10月27日に処分の妥当性や三浦九段の対局中の行動について調査する第三者調査委員会(第三者委)を設置。11月4日に初会合を開催したとアナウンスしている。 A級順位戦の三浦九段(2013年撮影) 今回、ねとらぼでは将棋連盟に電話取材を実施。主なやりとりは以下の通り。 ――第三者委の結論はいつごろ発表されるか 連盟は依頼している立場でありコメントできない。 ――11月4日以降、第三者委は行動しているのか 何回も