2013年06月05日 「出版社はビジネスモデルを守るため、電子書籍に後ろ向き」←まだこんな寝言唱えてる人がいる。しかもコンサル屋・マーケ屋なのに Tweet マルチメディア総研のWebに、「電子書籍市場、出版社と書店の間に“意識のずれ”」という記事が出た。タイトルが興味を惹いたので読んでみたが、相も変わらずの「出版社陰謀説」的言説でうんざりした。 このクラウド&モバイル・ソリューション研究グループ/山口泰裕氏は、出版社にきちんと聞き取りしたのかな? 山口氏の論旨の流れをまとめると以下だ。 1●電子書籍が出回ることで、その便利さや価格の安さなどから読書ユーザーが紙から電子へとシフトする 2●出版業界のビジネスモデルが崩壊しかねないとして、出版社が電子書籍の普及に及び腰 3●結果的に電子書籍として「商品化」されたものの多くが「紙からの焼き直し」にとどまっている まず、「出版社が電子書籍の普及